カンナビス

カンナビス

広域指定暴力団・伊崎組の手引きにより、絶海の孤島・阿毘島へ連れてこられた仁科倫と若者たち。その阿毘島には巨大大麻施設・グリーンパレスがあり、伊崎組の監視の元、若者たちが大麻栽培の仕事をさせられていた。しかし阿毘島には謎の因習や生贄の風習があり、伊崎組に連れてこられた者たちがその犠牲にもなっていた。恐怖で支配された阿毘島。異常な効き目の島の大麻。島民の異様とも思える島の神・オアサ様への信仰。脱出不能の阿毘島で、伊崎組、謎の島民、倫たち三つ巴の争いが勃発する。

東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男

東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男

花屋を営む千東森生(41)は、妻と高校生の娘との 3 人暮らし。花屋の経営は芳しくなく、妻はパートに出て、なんとか生計を立てていた。そんな折に届いた大学の同窓会の報せ。妻に後押しされ、同窓会へ参加した森生は、かつての親友・加賀山に声をかけられる。久々の再会に、昔を懐かしむ森生だったが、加賀山からとある仕事を提案され…。