「ぼのぼの」いがらしみきおさんインタビュー 謎のレアキャラ「しまっちゃうおじさん」はこうして原作を離れ、育っていった|好書好日
好書好日
34年にわたって連載が続く人気4コマ漫画「ぼのぼの」。めったに登場しないのに、強烈な印象で根強い人気のある不思議なキャラクターがいます。妄想の中で主人公ぼのぼのたちを洞窟に連行し、閉じ込めてしまう「しまっちゃうおじさん」。これまで謎に包まれていたレアキャラの誕生ストーリーが、最新作『ぼのちゃんとしまっちゃうおじさん』(竹書房)でついに明かされました。一方で作者のいがらしみきおさんは、自身の意...
漫画家としての作者の実力はここで記述するまでも無い程に圧倒的なのは周知の事実である。しかし、この作品においては、その実力を発揮しきれていない。サスペンスにも関わらずコマ割りが細かくテンポ良く進むため、サスペンスが必要な箇所でなんてこと無い日常の様に進んでいってしまう。ましてや大ゴマにする必要の無い箇所で大ゴマにしてしまっている。絵の造形も不気味な雰囲気が失われギャグのキャラ造形になっている為、ここでもサスペンスが失われる。sinkで出来ていたことが何故出来ていないのだろうか?