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ななし
ななし
2019/08/29
これ読んだほうがいいよマジで
もしかしたらもう世の中の「〇〇くん、〇〇ちゃん」漫画に飽きてるかもしれないけど、最後にこれだけは読んでほしい。 このマンガはタイトル通り「顔に出る太田が顔に出ない柏田さんをビビらせるだけの話」なんだけど、まあ〜とにかく2人がかわいい…! 太田はいかにも子供っぽい悪ガキで、悪ぶってるけど根がメチャクチャいいやつでそれが顔に出ちゃう。 柏田さんは顔には出ないけど感情豊かで、頻繁に3等身くらいにデフォルメ(真顔)されてお茶目なことして太田をからかう。 **もはや柏田さんが可愛いのか、太田が可愛いのかわからない。** 私はいつの間にからかわれ上手の太田君を読んでいたのか。 https://twitter.com/fukuma333/status/1148480642516017152?s=20 からかい上手の高木さんという同ジャンル・類似作品の金字塔と比較してみると、「高木さん」は高木さんがかなり大人で高度な恋の駆け引きを繰り広げるのに対し、**こちらは2人ともまだまだ子供で純粋に友達同士のふざけ合いをしてるだけ。** 両片思いで、実質カレカノで、実質恋愛をしてる「高木さん」に比べると、太田と柏田さんはまだお互い「ちょっといいな」と気になってるぐらい。そこがいいんだよそこが…!! **まだまだ子供っぽい中学生らしいピュアさに、読んでいてたびたび浄化されそうになる。最高😇** さらに比較すると、基本的に周囲と隔絶された2人きりの世界を描いている「高木さん」に対し、**「柏田さん」は仲良しグループの中に主人公の2人がいるところが特徴。**そこがまた中学生がワチャワチャしてるところが見れて良いんですわ…! ちなみに太田の男友達の名前は「田所と佐田」、柏田さんのことが大好きな委員長(女)の名前は田淵で全員「田繫がり」。 疲れたときに読むと最高に癒やされるので一家に一冊おすすめします。 「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」 http://seiga.nicovideo.jp/comic/35172
兎来栄寿
兎来栄寿
2019/08/29
不登校、いじめ、先生の当たり外れ。環境に大きく左右される子供の話
いじめを受けるその前段階に存在する名状し難い大きなストレス。それによって不登校に至る感覚というものを、これだけ端的に言語化して見せたマンガはそうそうありません。 筆者の実体験を元に描かれた本作は、一つ一つの主人公の心理の動きに非常にリアリティがあり説得力を持って語られます。 また、心に傷を負った経験があってもちょっとした切っ掛けで自分がいじめを行う側に回ってしまう、誰しもが立場や環境次第でそういった行為に容易く及んでしまうという現実にも触れられています。 人生では多くの先生に出逢いますが、そこには自分で選べない「当たり外れ」があります。本作では良い意味でも悪い意味でも「この先生に会わなければまったく別の人生を送ることになったのではないか」という数多くの先生との出逢いと交流が描かれます。全くもって理不尽なことですが、先生は自分で選ぶことが極めて難しいのに対して人生に与える影響は絶大です。なので、先生もそれ以外の部分も含めてあまりに酷い環境にある場合は逃げることはむしろ推奨されると個人的には考えています。 かつて自分が師事を受けていた先生のことや、子供の頃の感情を読みながら喚起させられずにはいられませんでした。その時に覚えた苦味は大人になった今、子供たちに伝えていくべきものなのでしょう。 筆者は幸いなことに、大好きなドラゴンボールの作者である鳥山明先生が母親と同級生だったという縁で鳥山先生に会い、自分の描いたマンガを見て褒めてもらうという掛け替えのない経験を果たします。私も幼少期はドラゴンボールに没頭していたので、その時に鳥山先生にもし直接会えていたらどれだけ興奮しただろうと大きな共感を覚えながら読みました。 「おおげさじゃなくて 生まれてきて良かったと思った」 最終的にそんな言葉が筆者の口から出てきたことには心から安堵しました。人生は辛いことも多いですが、生きていればそうした無上の幸福を感じる瞬間も訪れることがあるものだと思います。 今現在不登校であったり、それに準じた状況にあったりする子が読めば大いに勇気付けられる部分のある作品です。そうでなくとも、様々な示唆に富んでおり一読の価値がある素晴らしいマンガですのでぜひこの機会に一人でも多くの方に読んで頂きたいと思います。
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