兄の死をきっかけに実家のパチンコ屋を継いだ大吉が周囲の人達のためにあれやこれやと奮闘するほのぼのパチンコ漫画です。
怠惰なバイトや厄介なお客さん、訳ありな男女など…ちょっと危なげな人やハプニングは尽きないけれど、大吉のお節介によってめでたしめでたし。というストーリーがほとんどです。
お客さん目線でのサービスを常に考え、トラブルを起こす客には毅然とした対応をし、従業員の幸せも大切にする。
大吉は強引だったりお節介すぎるところはあるけれど、経営者としても人間としても素敵な人だなあと感じました。
しかし脳裏によぎる連ちゃんパパ。
ほのぼの絵柄なのに連ちゃんパパがよぎって笑顔を疑ってしまうし、嫁も子どもも幸せそうなのに裏切られるのではと思ってしまうし、何か事件が起こるたび今度こそダメだと思ってしまうのです。
パーラーさかえみたいな良心的なお店で打ってたら連ちゃんパパもあんなことにはならなかったのでしょうか。いやたぶん関係ないですね。
物事にはいろんな側面があるのだなあ、と改めて実感しました。
連ちゃんパパを履修してるかしてないかによって印象がだいぶ変わる漫画だと思います。
できればパーラー栄通りを読んでから連ちゃんパパを読んだ人の感想を知りたいです。