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特集
祝!文化庁メディア芸術祭受賞
夜は千の眼を持つ
感涙、驚愕の電子書籍化! 圧倒的クオリティとコストパフォーマンスの悪さで業界に名を馳せるギャグ漫画家が、その才能のすべてを賭けて贈る、笑いの百科全書! ギャグのすべてが、ここにある!※巻末には、電子化記念特典として、作者自ら書き下ろした【全話解説】を収録!(書くのも読むのも大変な、シリーズ全190話分! ※各巻ごとに各収録作の解説が付きます)
銃座のウルナ
彼女の名はウルナ・トロップ・ヨンク。遠い村から、辺境の地に赴任したスナイパー。彼女は、初めての戦場で、なにを知るのか…。第49回ちばてつや賞大賞受賞、第5回漫画アクション新人賞入賞を経て、『ミツバチのキス』『エイス』など、漫画シーンから熱い注目を浴びる意欲作を発表し続ける鬼才・伊図透が、そのすべての才能を込めて解き放つ、マージナルなイマジネーションに溢れたSF巨篇。新しい物語の始まりを“目撃”ぜよ!
ねぇ、ママ
愚直で、凡庸で、時に狡猾で。それでも母親はすべての子供たちを照らす優しい光。「母」をモチーフにした珠玉の短編集。かつて子供だった母親と、やがて母親になる子供たちへ。
甘木唯子のツノと愛
アニメーターとしても活躍する若き才能が贈る、待望の初作品集。「楽園にいたユニコーンは、そのツノで仲間を刺し、ノアの方舟に乗れなかったんです」母親と離れて暮らす、ツノのある妹と、ツノのない兄。ふたりは秘密基地で、ある“特訓”を続けていた……。2010年に月刊コミックビームでデビュー後(久野酸素名義)、アニメーターとして活躍している久野遥子の、待望の初漫画作品集。その圧倒的才能に魅せられる、痛すぎるほど純粋な“少女”たちの物語。収録作◆『甘木唯子のツノと愛』全3話/『透明人間』/『へび苺』/『IDOL』
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雑誌新連載
4
うつヌケ
pencil
影絵が趣味さんの感想
手塚治虫キャラを使ったパロディギャグ漫画で世に出た田中圭一が手塚治虫文化賞を受賞してしまったという皮肉はひとまず置いておいて、それどころか、この『うつヌケ』という漫画の主題である鬱という病気のこともひとまず置いておきたいと思います。 というのは、この漫画が単なる鬱病のひとの処方箋となるべく手に取ってもらいたい本という以上に、もっと普遍的に感動的なストーリー漫画であるからだと思うからです。ストーリー漫画というのは、手塚治虫いらい数々の漫画家によって描かれ、無数の大人子供を熱中させてきた、あのストーリー漫画に他なりません。 この漫画は単なる病気への処置を促す書物という以上に、もっと肯定的で出鱈目なパワーに満ち溢れた感動的なストーリー漫画であると思うのです。田中圭一のストーリー漫画としての資質は前作の漫画家2世をインタビューする『ペンと箸』のときからすでにあらわれていたと思います、あの連載に涙したひとは少なくないのではないでしょうか。そして今作、あの忌々しい鬱という病気が、手塚治虫の『火の鳥』にでてくるムーピーを彷彿とさせるキャラとして描かれている。しかも、それぞれの短編の主人公が鬱を抜けるとき、あの丸っこいキャラとして描かれた鬱なるものを抱いたり突いたりして愛ででやるのです。そのときどきに、鬱でもないじぶんもつい目頭が熱くなってしまうのです。
8
絢爛たるグランドセーヌ
pencil
mampukuさんの感想
 掲載誌がマイナー過ぎるのか、何で埋もれてるのかわからない面白さ、奥深さ、クオリティ三拍子揃った漫画です。  華麗で絢爛なバレエの世界に魅了された少女がプロの大舞台を目指して成長していくストーリー。「類まれな観察眼で物凄いスピードで吸収して駆けあがっていく」というありがちなタイプの主人公ではありますが、持ち前のひたむきさと明るさでライバルたちと友情を育んでいく姿が非常に好感。  また内容も青年コミックだけあって本格的で、技術的な難しさだけでなくレッスンや衣装、留学などにかかる金銭的な負担、プロとして生きていくことの難しさなども描かれており、よりディープな世界を味わうことができます。(自分の足でスポンサー集めをする「ベイビーステップ」やキャンプ用品を買うためにバイトに励む「ゆるキャン△」など、地に足着いた感じがリアリティにつながっているのが面白いですね)  音楽や舞踊に限らず、芸事の世界は華やかさの陰には物凄いストイックさが表裏一体となっているものですが、この「絢爛たるグランドセーヌ」は比較的ストイックさのほうに重心を置いたある意味スポ根にも近い感じですね。クラシック音楽の「四月は君の嘘」「のだめカンタービレ」、演劇の「かげきしょうじょ!」、ロック音楽の「BECK」「風夏」などどれも比較的センシティブとかクリエイティブってイメージが強く、「グランドセーヌ」みたいな血のにじむ努力を全面に押し出してるのは珍しいのではないでしょうか。  余談ですが、序盤めっちゃ嫌な感じのラスボス風に登場したライバルの栗栖さくらちゃんがだんだん打ち解けてツンデレ化していくのがとても愛しいです。作中で一番好きです彼女。
10
犬ヶ島
pencil
影絵が趣味さんの感想
ドラゴンヘッドを境に、線の多くて動的な暗いコマ作りから、線の少ない静的な明るいコマ作りへとペンタッチを改め、さらにはペンネームまでをも改めた望月ミネタロウですが、近年では静的なペンタッチにさらに磨きがかかり、ほとんどコマのなかで繰り広げられる人形劇といわんばかりになっています。 そんな望月が新たに選んだ主題が、映画監督からストップモーションアニメの監督に触手をひろげるウェス・アンダーソンの最新ストップモーションアニメです、そして、このめぐり合わせは何と起こるべきして起こったことなのでしょう。 ウェス・アンダーソンというひとは映画監督の時代からすでにストップモーションアニメのような画面をつくっていました、それこそ役者さんに人形劇の人形のような演技をさせるんですね。はたしてそんな映画が面白いのかというと、これがほんとうに面白い。本来ならカメラが追うべき人間が止まっていることで、かえって、カメラに映るそれ以外の全体が、つまりは物語の全体が躍動してくるのです。人は止まっているのに列車は走っているとか、人は止まっているのに自動車が家に突っ込むとか、そんな当たり前の物の動きがいっそう躍動してみえるのです。 望月が静的なコマ作りで目論んだものとは、まさしく、生まれもジャンルも異なるウェス・アンダーソンと知らず知らずのうちに共鳴してのことだったのではないでしょうか、望月はコマを静止させることで、かえって、コマからコマへの連結を躍動させしめたのです。ゆえに、ウェス・アンダーソンと望月ミネタロウの邂逅は必然的なものと言わざるを得ないと思うのです。
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さよなら身体
惰性67パーセント
D-ドリーミン
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また読みたい
映像研には手を出すな!
pencil
きっちょむさんの感想
女子高生3人が高校入学後に出会い、自分たちが思い描く「最強の世界」をアニメーションで実現すべく映像研を作って猛進する! この漫画は、プロの仕業だな感とどこか素敵な隙のある素人感を合わせもっているのがとてもいい。 というのは、この漫画は細部まで設定が凝られてるから読み応えがあって素直に言って最高なんだけど、実は漫画単体では完成していなくて、読者がいてそれを受け止められて初めて立体的にこの世界の存在が立ち上がってくる感じを体感できる。 この漫画を読んでいると、読んでいる自分も映像研の活動に参加している気分になってくるし、その気分になれて初めて合格をいただけてるような気持ちになる。 この世界では僕たちはただの傍観者にはなれない。 どれだけ読者自身を作品に巻き込んでくれるか、という点において突き抜けているものがある。 特に、彼女らの妄想が、イメージが、恐ろしいほどスムーズにシームレスに現実を侵食してくるその快感たるや! その自由な想像力こそが彼女らの遊び場であり友達だったのだと伝わってくる。 誰だって計画段階、準備段階が一番楽しくて本番や完成品になるとあれ?こんなんだっけ?のやつは経験したことがあると思う。 それはイメージと完成品に誤差があるからだ。 作っていくうちに様々な要因で思い描いていたものからいたものから離れていってしまうことはよくある。 この映像研では、それが妄想・イメージした瞬間に即その場に疑似的に出現しイメージを全員で五感で共有できてその世界にどっぷり浸っている、もしくは少なくともそう見えるほどには深い部分で全員が共有できているのだ。 こんなに幸せなことはない。 読者はその幸せをおすそ分けされている。 嬉しいのは、その世界を強化してくれるポイントが作者のこだわりによっていくつもあることだ。 例えば吹き出し一つとっても、セリフの文字に角度、パースがついていることで空間の立体感、キャラの実在感が目に見えてくるし、そのセリフの吹き出しのレイヤー上に人物が重なってセリフを見えなくすることで実際にセリフの音を妨げている感が視覚的に分かるような演出が素晴らしい。 デジタルで描かれているいい点として奥行の演出のための背景のぼかしがあったりする。 とにかく作者はこの世界の独裁者として細部に至るまで思う存分こだわりという名の権力を振るっているので、完璧に作り上げらえた世界であるディズニーランドと根本的に変わりはないのだ。 あとはそのディズニーランドに僕たち読者が遊びに行って参加し楽しむことで初めて完成される。 客がいないディズニーランドはディズニーランドではない、ただの土地だ。 3巻を読み終わって、次はこの世界にまたいつ遊びにいこうかなという気分でワクワクしている。 十年後、二十年後にこの作者が描く漫画がどこまで進化しているのか、どこまで成熟しているのか楽しみでならない。
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なおなお
2018/06/14
前半は非常に切ない。もちろん死刑囚の家族になった経験はないので理解し難いが、普通に考えれば鈴は自分のことしか考えていないように聞こえるし、それに対する心の全体を通じての反応、言葉は激しく同意する。そういえば兄の慎吾も1回目では「二度と連絡するな」と言って行き先も告げずに姿を消した。鈴は「お父さんの無実を信じてる」と言ったが、もちろん本心と思うが、現実に無実になった時、本当にうれしいと思うんだろうか、とも疑問に思える。現実に「夫」とその家族をも巻き込んで、というか振り回してしまっている。 作者さんは物語を作るに当たってかなりのリサーチがされたんだと思うし、単純に謎解きで終わらせずになかなか重厚でリアルな人間ドラマを織り込んでいるのはこの作品の特長だと思う。
名無し
2018/06/20
一話はもう清書されていて差し戻せないかと思うのですが… 「女子高生描きたい」ことによって それによって物語の意味に重大なノイズが入っていないか?ということを 確認してみてはいかがでしょうか。 (このままだと権威ある男性による未成年女子の搾取に見えてしまいかねない)。 ・サービス紳士は、 「サービスはタダではない」ことを、地位の低い労働者自身に突然説教している ・お金のないラーメン店に生まれてしまった生い立ちは、  女子高生にはどうしようもないことで  サービス紳士は、女子高生を働かせている店主(カンナの父親)に説教をしないと  漫画として意味が通じなくなってしまう ・あるいはカンナ自身がすでに起業しているラーメン屋の店主(経営者)になるか。 ・ただの「経営者による労働(サービス)搾取」という現行の労働問題の温存 であるかのように、1話の演出が悪い方に機能しています。 二話以降は労働搾取に見えないように軌道修正してはいかがでしょうか。 (でも・・・読者層がどこに想定されているかによります、  50代男性向けならこれでぜんぜん良いので、すみません。  でも男女かかわらず、若者に読ませるものを想定しているとしたら、このあたりを再考してみてください)
名無し
2018/06/19
cameraなかなか渋い配役。それっぽさもあっていいかも? 他の出演陣もなかなか濃いらしいので、ちょっと期待。 福本伸行「天」、テレ東×Paraviのタッグで実写化! 主演は岸谷五朗 | cinemacafe.net https://www.cinemacafe.net/article/2018/06/19/57221.html