島津 郷子(しまづ きょうこ、11月21日 - )は、日本の漫画家。
耀子は夫・正広の海外出張を機に、娘の朋美を連れて田舎でたったひとり暮らしている母のもとへ里帰りをした。義母は料理上手で食卓を飾るのに対し、母は質素で地味な料理ばかりでそれが恥ずかしくつい母につらくあたってしまう……。様々なヒューマン・ドラマを描いた読み切り短編集。
西里大学病院に勤務する中山桂子ら看護婦が患者との交流を通して悩み苦しみながら成長していく姿を描く。闘病中に病室で挙式した秋永乃里子、中山と村上の出会い等、作者・島津氏の自選による“名場面”が満載!
西里大学病院勤続17年目の看護婦・中山桂子は、38歳のベテランナース。かつての看護婦仲間も、ナースステーションもずいぶん様変わりしたが、桂子の時間は恋人の病死から止まっていた。そんな中、かつての恋人の父である村上が桂子の病院に転院してきて――?大長編ヒューマンドラマ、ここに完結!
リオーナの住むスコットランドの村に新しくアメリカ人の地主キャメロンがやってきた。ふたりは恋に落ち、赤紫色のヒースが咲き乱れる丘の上で夢のような時を過ごす。だが、ある日突然、彼はアメリカへ帰ってしまう。まもなくリオーナは妊娠に気づき、絶望の中で息子を産んだ。貧しくても未婚の母として生きていく決意をしていたのに1年もたった今、キャメロンは戻ってきた。今さらなぜ? 彼は半年だけ結婚してボストンで暮らせば、将来、莫大な財産を息子に譲ると言って…!?
医療現場で働くナース達が帰ってきた! 人と距離をとる千堂ゆかりの中学同窓会編、中山桂子の新人時代編、村上のと新婚生活編など、懐かしいメンバーが勢ぞろい。感涙に響く、ナース達のオムニバスヒューマンドラマ短編集。
郁子は親に内緒で朋也と同棲生活を始めて3ヶ月目。彼が大学卒業したら結婚するんだと幸せな同棲生活を満喫していた。そんなある日、父親のつながりで小さい頃からよく見知っている宗おじさんにプロポーズされてしまう。両親に無理やり家に連れ戻されてしまい、勝手に結婚の話は進んでいて…。悲壮な結婚生活を送る郁子だったが…? 表題作「愛の蜃気楼」ほか2編を収録したオムニバス短編集。
ひとり暮らしをしているもえは、家族やバイト先にも内緒で真司とつきあっていた。「最近色気が出てきた」等とバイト先でちやほやされるもえに、同僚の水谷からは嫉妬されていた。もえは水谷に、みんなで行く旅行のことをわざと知らせないという嫌がらせを受け…。優しく、苦しく、切ないさまざまな恋愛模様を描くオムニバス短編集。
明るい神田美織と大人しい上島亜希子。二人は対照的な性格だが、10年来の親友だった。ある日、美織が憧れの先輩からデートに誘われ、クラス劇の主役に抜擢されて幸せの中心にいつも居る美織に亜希子はショックと嫉妬に苛まれる。自分も美織のような女になれば…と思い、その日から亜希子は変わっていったのだが…。
六年前、飛行機事故で両親を失った悟美は、親がわりに育ててくれた姉の成美が結婚したのを機に家を出た。ある日、新婚旅行も行っていない二人が初めての旅行に行った夜、成美の夢を見る。その直後、警察から事故で成美が亡くなったことを知らされる…。たった一人の姉を喪い悲しみに暮れる中、退院した義兄に会いに行ったところ、以前から義兄に頻繁に電話をかけてきていた女が押しかけていて…。オムニバス形式に描かれる男女の恋愛模様を、島津郷子が繊細かつ色鮮やかに描く愛とミステリの短編集。
林葉歩は大人しく静かな女の子で、うまく周囲に溶け込めない。誰も彼女の存在に気づくことがなく、関わろうとするものはいなかった。しかし、沢渡翔だけが歩の声が小さいことを指摘したり、出来ないことを人に頼むよう注意してくるようになった。歩は沢渡にちょっかい出されることがストレスとなり…。表題作ほか二編を収録したオムニバス短編集。小さな泡のように儚くも切ない恋物語。
パーキンソン病に効果がある薬があり、それを飲んだら症状が劇的に改善したので本人は病気を自覚するんですが、どこの病院のお医者さんも作者がパーキンソン病だと認めないのが変だった。確かに判定するのが難しい病気らしいですが、正しい病名が付かないと具体的な治療も出来ないし、この期間は本人にとって辛かったと思う。作中では気持ちが弱っていた時期もあったけど、こういった闘病記を描き切るくらい回復されたようでよかった。ただこれを読んだだけでも症状には個人差があることが分かったので、他のパーキンソン病に関する本も読んでみたいと思う。
カフェを舞台にした三角関係の物語 カフェはあまり関係ないような・・・ 純愛溺愛好きなので、複雑なのはこのみではありませんでした。 でもいいお話もあったし、ややこしい恋愛が好きな方にはおすすめ! 7年前に分かれた恋人の子供を産んだのならその子はもうそろそろ小学生ではないのかなと思いながら読んでいたのですが。 細かいところが気になっちゃいました でも面白かった!!
パーキンソン病に効果がある薬があり、それを飲んだら症状が劇的に改善したので本人は病気を自覚するんですが、どこの病院のお医者さんも作者がパーキンソン病だと認めないのが変だった。確かに判定するのが難しい病気らしいですが、正しい病名が付かないと具体的な治療も出来ないし、この期間は本人にとって辛かったと思う。作中では気持ちが弱っていた時期もあったけど、こういった闘病記を描き切るくらい回復されたようでよかった。ただこれを読んだだけでも症状には個人差があることが分かったので、他のパーキンソン病に関する本も読んでみたいと思う。