崖の向こうで花が咲いてる
同人誌でほそぼそ連載していた高校生椎野くんと桐木くんのじんわりゆっくりラブストーリーです。友達の友達の友達の友達は、自分の友達とはいえないんじゃ?と考えてた椎野は自分に好意を隠さない桐木のことをだんだん意識してしまい…… そんな二人がつきあうまでの3年間の話です。ほんのちょっと勇気を出したり声をかけたりかけられたり。
いろんな私が本当の私
芥川・大江賞作家・長嶋有の小説を、6人の旬な女性作家が一堂に会し漫画化します。「あした死ぬには、」の雁須磨子が「三の隣は五号室」を「凪のお暇」のコナリミサトが「もう生まれたくない」を「トクサツガガガ」の丹羽庭が「今も未来も変わらない」を「メタモルフォーゼの縁側」の鶴谷香央理が「問いのない答え」を「ご成長ありがとうございます」の三本阪奈が「舟」を「往生際の意味を知れ!」の米代恭が「三十歳」を描きます。発売にさきがけて、収録作品を11月よりwebアクションにて順次配信します。
どう考えても死んでいる
名前を強く呼ばれ、気がついた目黒晋太郎は、自分が死んでしまったことを認識する。また名前を呼ばれ、その声のもとに辿りつくと、恋人・翼が怪しげな霊能力者の男に騙されている場面に遭遇。霊能者が翼にキスをしようとしたところで窓を割って妨害するが、翼にはその姿は見えていない。しかし晋太郎がやったと確信する翼は、またその霊能者に降霊を頼んでしまう。そして晋太郎は自分が死んで1年半経ったことを知り、それでも晋太郎に会いたいという翼に、自分も会いたいと願うが……!? 電子限定おまけ付き!!
ややこしい蜜柑たち
親友(女)に執着して彼氏を寝取ってしまった迷走女をとりまく三角関係ラブストーリー。淡々とした陰気な美人・清見には、ほがらかなモテ女子・初夏しか友達がいない。そんな2人の間に、初夏の新彼・白柳が登場した。都内出身・将来有望・美形…とハイスペな年下大学生だが、中身はフツーでどちらかというと暗い。清見は思った。「初夏はいったいどんな気持ちでこんなつまらない男の子と付き合っているんだろう」と。……そうしてある日、清見はやらかした。起きたらラブホテルで、隣には親友の彼氏が…!!!絶対絶対まずい!!とパニックにおちいった清見は、その日から暴走し始める。親友への対処×やらかした男との距離感=何が正解…!?何もかもがナナメ上の女・清見をとりまく情緒グラグラ三角関係、第1巻!
キッスインブルーヘブン
予定調和な日々を崩してくれるような「ときめき」を求めてる。思いがけないいい波、乗りたくて楽しくてたまらない波みたいな――。欽之介がいつものようにサーフィンをしていると、突然「執事」に声を掛けられる。うちの「坊ちゃま」と別荘でランチをご一緒できませんかと。怪しい誘いに乗って向かった先で、待ち受けていた坊ちゃまは思いのほか歳上で!? これは求めていた、揺れる波のように予測不可能なときめきの予感――!?
感覚・ソーダファウンテン
すべての女子におくる、五感にまつわる恋愛オムニバス! 私の視界、君の声、思い出の匂い、あの人に触れたい、あなたと食べるごはんの味…そして今は亡き彼の気配。毎回違った“感覚”をテーマに繊細な描写、リアルな会話で綴る珠玉のストーリー。女は五感で恋をする☆
あした死ぬには、
ものすごく共感できる、老若男女におすすめの傑作です! 四十代女性が直面する体調の変化や人間関係のあれこれに、笑ったり涙したりしつつ うなずきすぎて、私は首が太くなりました……!――三浦しをん、絶賛!! 歳をとるのは怖いですか? ~切実に生きる女子たちの心に寄り添い、そっと背中を押してくれる本。~ 20代ほどがむしゃらじゃない。30代ほどノリノリじゃない。40代で直面する、心と身体の変わり目。立ちはだかる40代の壁。突然の病気、更年期障害、取れない疲労、働き方の変化、お金の不安、これからの人生プラン……私のあしたはどうなるの!? 本奈多子(ほんな・さわこ)、42歳、独身。映画宣伝会社に勤め、ハードワークをこなす日々。ある夜突然、心臓の動悸が止まらず、体が冷たくなって……。もしかして私、更年期障害かもしれない!? 苛々したり、涙腺がゆるんだり、おばさんと言われて悲しくなったり。心身の変化に戸惑いながら、迷いながら、私たちは、あしたを生きる。