僕の心のヤバイやつ

僕の心のヤバイやつ

学園カースト頂点の美少女・山田杏奈の殺害を妄想してはほくそ笑む、重度の中二病の陰キャ・市川京太郎。だが山田を観察する内に、京太郎が思う「底辺を見下す陽キャ」とは全然違うことに徐々に気づいていき…!? 陰キャ男子・京太郎の初めて恋、始まる。陽キャ美少女×陰キャ少年のニヤニヤ系青春格差ラブコメディ!!
ひきだしにテラリウム

ひきだしにテラリウム

ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。笑顔と涙、驚きと共感。コメディ、昔話、ファンタジー、SF……新進の気鋭、九井諒子が描く万華鏡のようにきらめく掌編33篇。―Web文芸誌マトグロッソでの、2011年8月~2012年12月の約1年半の連載分全篇のほか、「えぐちみ代このスットコ訪問記トーワ国編」「神のみぞ知る」、描き下ろし作品も収録。
12色物語

12色物語

12種類の“色”をモチーフに、それぞれの人間模様を描き上げた珠玉の短編シリーズ。ナイーブな感覚、切々たる心情にあふれた詩情豊かな物語世界!!町で嫌われている一人の老人と一匹の老犬。誰もその名を知らず、町の家々を回り歩いて、ちょっとした雑用で生計を立てていた。そんな老人に強い興味を抱いた少年・ピヨートルは、そのあとをつけて町から2キロ離れたイバーラの森へと入るが……。
兎来栄寿
兎来栄寿
2020/10/25
今こそ考えたい人種差別問題
元来、奴隷問題に関する歴史的な資料や記述は大半が奴隷を扱う側の視点に立ったものでした。そもそも奴隷はまともな教育も受けられないことが多いため当然です。そうした意味で稀有なのが、この『ある奴隷少女に起こった出来事』です。 本書は元々1861年に刊行され、当時はあくまで白人著者が書いたフィクションとして受け止められていました。しかし、1987年になって歴史学者により筆者ハリエット・アン・ジェイコブズの直筆の手紙が発見され、その文章の相似から『ある奴隷少女に起こった出来事』はフィクションではなく、実際に黒人奴隷だった筆者が書いたものであることが証明されました。 「歴史とは勝者によって作られる」といわれますが、本書は弱者の立場から書かれた極めて貴重な記録なのです。 そうして100年以上の時を経て本書はベストセラーとなり、日本では2013年にハードカバー版が、2017年に文庫版が発刊されました。そして2020年8月になって、このコミカライズ版が刊行されたのです。 本作では、フリント家の「所有物」となった筆者や同様の境遇にいる人たちが人間としての尊厳を踏みにじられ続ける様が描かれます。その過酷さは筆舌に尽くし難いものです。 現代の日本人が当たり前に享受しているものが、人類史においては極めて稀有で得難いものであるということを私たちは往々にして忘れてしまいがちです。しかし、中世などではなくほんの最近まで人類はこうしたことをしてきたということは忘れてはならないでしょう。 『ある奴隷少女に起こった出来事』は日本人に読まれ始めてからの歴史はまだ浅いですが、『アンネの日記』や『夜と霧』のように読み継がれていくであろう、いくべき名著です。コロナ禍に伴って人種差別問題が取り沙汰されることが増えた今こそ読まれるべきです。 先人の偉大な努力によって築かれたこの恵まれた環境にもっと感謝しながら日々を大事に、より良いものにするべく生きていきたいと襟を正したくなる、社会的意義が非常に大きい作品です。
兎来栄寿
兎来栄寿
2020/10/24
点目のかわいい生物が好きな同志に。
私はミッフィーちゃんが好きです。にゃんにゃんにゃんこが好きです。すみっこぐらしが好きです。昔からどうやら無表情点目かわいいキャラに惹かれるようです(しかしながらキティちゃんよりはシナモロールが好きなのは我ながら謎なのですが)。 そんな点目生物推しの私にとって、2020年最も推したい生物こそがプリンタニア・ニッポンです。今、日本に、いや世界に必要とされているものです。 普段の平和な性格と無表情っぷり、堪りません。 一方で新鮮な水をかけられたり、仲間と思しきゼリーに出会った時に見せるほのかな笑顔の愛くるしさ。堪りません。 私も飼いたい……プリンタニア・ニッポン飼いたい……膝の上に乗っけたりベッド脇に置いてもちもちしたい…………。 でも飼ったら飼ったで色々と大変なこともありそうなので、こうしてマンガで読んで癒されているくらいが実は丁度良い距離感なのかもしれません。 1話読んで心を掴まれ、コミックスが発売されるよりかなり前にJ-WAVEのラジオでも「心に効くマンガ」として紹介もさせていただいた一押し作品です。 どこまでもかわいく、そしてそれだけではない魅力を湛えている不思議なマンガ『プリンタニア・ニッポン』。あなたもこの魅力に触れてみませんか。
ガラスの仮面

ガラスの仮面

港町、横浜の裏通りにある小さな中華料理店で住み込みで働く母親と暮らす、13歳の少女、北島マヤ。美少女でもなく成績も普通の平凡なマヤの眼の奥には、激しく燃えるような炎がくすぶっていた。映画やテレビのドラマに夢中になってしまうマヤは、今日も出前の途中で映画を覗き見し怒られる。そんなマヤを見た謎の女性から、あなたのような千の仮面を持つ少女を探していたと…。■巻末に、eBookサイン会限定描き下ろしイラストを収録!
Fの密命

Fの密命

【電子書籍限定エピソード収録!】茶の全てを中国から盗み出してくれないか――。19世紀中頃、英国では紅茶文化が花開き、大量の茶を必要としていた。しかし中国からの輸入に頼るしか方法はなく、貿易赤字は膨らむばかり。自ら茶を栽培したい英国だが、中国は茶樹の輸出はもちろん茶の製法すら明かさない。そこでイギリス東インド会社は、園芸家の青年ロバート・フォーチュンに中国から茶樹の苗、種、製造方法、道具、職人「茶の全て」を盗み出すよう密命を下す! 19世紀に実在した英国のスパイ・「F」の物語。(当コンテンツには『Fの密命(分冊版1~5)』と同内容が含まれます。重複購入にご注意ください)
公家侍秘録

公家侍秘録

【京には秘められた武技があるーー公家の侍にして名刀を守る《刀守り》の時代活劇、ここに見参!】古より公家には、名物・名宝を愛でる心から《もの守り》をする者を置くと云われている――。時は江戸、かつては天皇のそば近くに仕えた名門・日野西も今や無役の貧乏公家…。心優しき当主・晴季と食いしん坊姫・薫子に仕えるは、見目麗しき公家侍の天野守武。だが守武には公家侍とは別に、日野西家に代々伝わる宝刀『粟田口久国』を守る《刀守り》の役目も仰せつかっていた。その家宝を狙い悪だくみを目論む武家が、薫子誘拐を企てていると知り――。そのほか、公家荒らしの魔の手が名刀『久国』に迫る「公家荒らし」、おてんば姫・薫子が妖しき茶会に誘われる「京の花闇」、守武そっくりの若宮に秘められた母子の愛「びんぶく」、友との再会と主従の憂う恋が咲く「古筆守り」、幼き日の守武に繋がる怪事件「幻術」を収録。
ある奴隷少女に起こった出来事

ある奴隷少女に起こった出来事

虐待、妊娠、逃亡、潜伏……。その内容が衝撃的すぎたことから、出版されるもフィクションと誤認された19世紀の奴隷少女の手記。実話だったと証明されたのは、執筆から120年以上も後のことだった――。全米で大反響を呼んだノンフィクションノベルが、ついにコミカライズ!
社会人百合アンソロジー

社会人百合アンソロジー

『明るい記憶喪失』の著者:奥たまむしをはじめ、Twitterで7万いいねを超えた『バリキャリと新卒』の著者:えすえすなど社会人百合好きにはたまらない豪華作家陣が贈るコミックアンソロジー!!胸ときめくイチャ甘な物語や切なく甘い物語が――あなたの心をきっと魅了する。【執筆作家】はるかわ陽/雪子/佐喜ハジメ/みかん氏/irua/鹿嵐/瀬田せた/くわばら たもつ/冬芽沙也/えすえす/奥たまむし/みずあそう/さつま揚げ/鈴木先輩/くるくる姫/由姫ゆきこ
シロベ

シロベ

奥羽山脈のマタギの里・阿仁に、遅い春が到来。長い冬の間、眠り続けていた熊が目覚め、熊狩りの季節の開幕である。米俵のようなコブが肩にあることから、コブダワラと呼ばれる大熊も冬眠から目覚め、マタギたちが追いつめるが、マタギ犬がボロ切れ同然に殺されてしまう…。その翌朝、コブダワラを追い続ける老マタギ・源じいが山の様子を見に行くと、コブダワラと睨み合う身重のマタギ犬・姫の姿が!?

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兎来栄寿
兎来栄寿
2020/10/25
今こそ考えたい人種差別問題
元来、奴隷問題に関する歴史的な資料や記述は大半が奴隷を扱う側の視点に立ったものでした。そもそも奴隷はまともな教育も受けられないことが多いため当然です。そうした意味で稀有なのが、この『ある奴隷少女に起こった出来事』です。 本書は元々1861年に刊行され、当時はあくまで白人著者が書いたフィクションとして受け止められていました。しかし、1987年になって歴史学者により筆者ハリエット・アン・ジェイコブズの直筆の手紙が発見され、その文章の相似から『ある奴隷少女に起こった出来事』はフィクションではなく、実際に黒人奴隷だった筆者が書いたものであることが証明されました。 「歴史とは勝者によって作られる」といわれますが、本書は弱者の立場から書かれた極めて貴重な記録なのです。 そうして100年以上の時を経て本書はベストセラーとなり、日本では2013年にハードカバー版が、2017年に文庫版が発刊されました。そして2020年8月になって、このコミカライズ版が刊行されたのです。 本作では、フリント家の「所有物」となった筆者や同様の境遇にいる人たちが人間としての尊厳を踏みにじられ続ける様が描かれます。その過酷さは筆舌に尽くし難いものです。 現代の日本人が当たり前に享受しているものが、人類史においては極めて稀有で得難いものであるということを私たちは往々にして忘れてしまいがちです。しかし、中世などではなくほんの最近まで人類はこうしたことをしてきたということは忘れてはならないでしょう。 『ある奴隷少女に起こった出来事』は日本人に読まれ始めてからの歴史はまだ浅いですが、『アンネの日記』や『夜と霧』のように読み継がれていくであろう、いくべき名著です。コロナ禍に伴って人種差別問題が取り沙汰されることが増えた今こそ読まれるべきです。 先人の偉大な努力によって築かれたこの恵まれた環境にもっと感謝しながら日々を大事に、より良いものにするべく生きていきたいと襟を正したくなる、社会的意義が非常に大きい作品です。
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兎来栄寿
兎来栄寿
2020/10/25
今こそ考えたい人種差別問題
元来、奴隷問題に関する歴史的な資料や記述は大半が奴隷を扱う側の視点に立ったものでした。そもそも奴隷はまともな教育も受けられないことが多いため当然です。そうした意味で稀有なのが、この『ある奴隷少女に起こった出来事』です。 本書は元々1861年に刊行され、当時はあくまで白人著者が書いたフィクションとして受け止められていました。しかし、1987年になって歴史学者により筆者ハリエット・アン・ジェイコブズの直筆の手紙が発見され、その文章の相似から『ある奴隷少女に起こった出来事』はフィクションではなく、実際に黒人奴隷だった筆者が書いたものであることが証明されました。 「歴史とは勝者によって作られる」といわれますが、本書は弱者の立場から書かれた極めて貴重な記録なのです。 そうして100年以上の時を経て本書はベストセラーとなり、日本では2013年にハードカバー版が、2017年に文庫版が発刊されました。そして2020年8月になって、このコミカライズ版が刊行されたのです。 本作では、フリント家の「所有物」となった筆者や同様の境遇にいる人たちが人間としての尊厳を踏みにじられ続ける様が描かれます。その過酷さは筆舌に尽くし難いものです。 現代の日本人が当たり前に享受しているものが、人類史においては極めて稀有で得難いものであるということを私たちは往々にして忘れてしまいがちです。しかし、中世などではなくほんの最近まで人類はこうしたことをしてきたということは忘れてはならないでしょう。 『ある奴隷少女に起こった出来事』は日本人に読まれ始めてからの歴史はまだ浅いですが、『アンネの日記』や『夜と霧』のように読み継がれていくであろう、いくべき名著です。コロナ禍に伴って人種差別問題が取り沙汰されることが増えた今こそ読まれるべきです。 先人の偉大な努力によって築かれたこの恵まれた環境にもっと感謝しながら日々を大事に、より良いものにするべく生きていきたいと襟を正したくなる、社会的意義が非常に大きい作品です。
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