次に来るマンガ2020投票した?伊瀬勝良 漫画:横田卓馬 監修・協力:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト スローループ うちのまいこ それでも歩は寄せてくる 山本崇一朗 ダークギャザリング 近藤憲一 只野工業高校の日常 小賀ちさと デッドマウント・デスプレイ 原作:成田良悟 作画:藤本新太 夏目アラタの結婚 乃木坂太郎 ななどなどなど 宇崎うそ HGに恋するふたり 漫画:工藤マコト 原案:矢立肇・富野由悠季 履いてください、鷹峰さん 柊裕一 夫婦以上、恋人未満。 金丸祐基 不器用な先輩。 工藤マコト 僕の妻は感情がない 杉浦次郎 ポンコツちゃん検証中 福地 翼 ぽんこつポン子 矢寺圭太 マッシュル-MASHLE- 甲本一 ミタマセキュ霊ティ 鳩胸つるん 魍魎少女 白石純 ゆびさきと恋々 森下suu 夜桜さんちの大作戦 権平ひつじ よふかしのうた コトヤマ ラブ・ミー・ぽんぽこ! 赤瓦もどむ ワンダンス 珈琲
先月の新刊を語る会【2019年11月発売新刊漫画】伊瀬勝良 『なんで!?』 飯山カズオ 『学び生きるは夫婦のつとめ』(3) 小雨大豆 『儚いくん SUBARASHIKI KANA JINSEI』 柳内大樹 『夏目アラタの結婚』(1) 乃木坂太郎 『ヨシノズイカラ』(2) ヨシノサツキ 『ご主人様のしかばね』(1) 藤近小梅 『きたない君がいちばんかわいい』(1) まにお 『大ダーク』(1) 林田球 『百姓貴族』(6) 荒川弘 『不死身の特攻兵』(5) 東直輝/鴻上尚史 『流れ雲を見ながらあなたを待っている やべさわこ作品集』 『傘寿まり子』(11) おざわゆき 『しおりの日記』(1) 艶々 『ハーン ‐草と鉄と羊‐』(10) 瀬下猛 『青い春を売る教室』(EDGE COMIX) yoha 『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(16)谷川ニコ 『バトルグラウンドワーカーズ』(2) 竹良実 『明日ちゃんのセーラー服』(6) 博 『CITY』(9) あらゐけいいち 『アレンとドラン』(3) 麻生みこと 『自転車屋さんの高橋くん』(1) 松虫あられ 『プラネットガール』(1) 大石日々 『オーベン×ネーベン』(1) ちんねん/能一ニェ 『ブルータル 殺人警察官の告白』(1) 古賀慶/伊澤了 『あなたのためなら女にでも』(1) つごもり 『村井の恋』(3) 島順太 『Veil オレンジの体温 コテリ 『お迎えに上がりました。~国土交通省国土政策局 幽冥推進課~』(1) 桜井みわ/竹林七草/雛川まつり 『愛しのアニマリア』(1) 岡田卓也 『堤鯛之進 包丁録』 崗田屋愉一 『おでんと夕焼け、娘の縁談。』 赤嶺シーサー 『ヴィンランド・サガ』(23) 幸村誠 『消えた初恋』 アルコ/ひねくれ渡 『おおきく振りかぶって』(32) ひぐちアサ 『江戸前エルフ』(1) 樋口彰彦 『あゝ我らがミャオ将軍』(2) まつだこうた/もりちか 『サラダボウル』(2) きぃやん 『ハッピークソライフ』(1) はらだ 『別式』(5) TAGRO 『邪剣さんはすぐブレる』(1)飛田ニキイチ 『世界の終わりに柴犬と』(2) 石原雄 『村井の恋』(3) 島順太 『腸よ鼻よ』(2) 島袋全優 『コミケ童話全集』(3) おのでらさん 『新しいパパがどう見ても凶悪すぎる』 横山了一 『今日からCITY HUNTER』(5) 北条司/錦ソクラ 『シェアファミ!』(1) 日下直子 『青武高校あおぞら弓道部』(3) 嵐田佐和子 『ステキな奥さん うぷぷっ』 3 伊藤理佐 『プリンセスお母さん』 並庭マチコ 『漫画家本vol.14 高橋留美子本』 『恋と国会』(1) 西炯子 『愛したがりのメゾン』(1) 里中実華 『Mutafukaz Loba Loca 』(1)』(2) 『Lontano : Brecht Evens 『After the Spring: A Tunisian Youth : Hélène Aldeguer 『PENSS ET LES PLIS DU MONDE : JEREMIE MOREAU 『TV Bros. 2020年1月号』 まんだらけ出版発行 奇談シリーズ8 池川伸治『花の百合子 毒の奇理子『炎の奇理子/双生児の鬼』 https://www.mandarake.co.jp/publish/kidan/8/
わたしたちは「あなたにはわからない」と「あなただけはわかるはず」の狭間で生きている。 なんて言うと、ちょっと主語が大きすぎるかもしれないけれど。 わかってほしいとわからないでしょうを揺れ動きながら、世界に折り合いをつけて騙し騙し生きている。わかんないけど、多かれ少なかれみんなそうでしょう?だから、こういう作品に心動かされてしまうんでしょう? 少なくとも、わたしはそうです。 心に闇を抱えたリストカット常習者の五十嵐と、彼女に恋するあまりとある嘘をついて理解者のふりをする要の物語。 恋愛物語とかメンヘラのお話とかカテゴライズしてしまうのがもったいないくらいに、純粋で剥き出しで痛々しくて、人と人の関わり合いにおける大切なものがこれでもかというくらい詰まった作品だと思う。 肌と肌を触れ合わせるだけで伝わることもあるし、言葉を尽くしても伝わらないこともある。どんなに近づいても、好きで好きで仕方なくてもわたしとあなたの間には隔りがあるのだ。だからこそ、実際に理解してくれているか理解しているかはさておいて、手を取ってくれる人がいることが幸せなんだ。 不確かな「わかるよ」よりも、確かな「わかりたいんだ」のほうが暖かいんじゃないか、そんなことを思った。 わかっているけど、わかんなくなっちゃうことに気づかせてくれた作品でした。