『この世界の片隅に』戦時下の日常を市民目線で描く
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『この世界の片隅に』(こうの史代/双葉社) ロシアによるウクライナ侵攻で、改めて世界が思い知ることになった“戦争”。かつて日本でも起きた「無防備な市民の戦争」を描いた作品『この世界の片隅に』を読むことで、カメラ越しに見る戦争の悲惨さが、より
主人公・すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。だが、昭和18年から描かれる一日一日を確かに健気に生きていく。戦中の広島県の軍都「呉」を舞台にした戦中を生きる小さな家族の物語。