漫画家・弘兼憲史が教えるダメな年寄りにならない方法
ダイヤモンド・オンライン
周りを見渡すと、不機嫌な表情を浮かべている高齢者が、なんと多いことか。社会に、政治に、隣人に、そして伴侶に、さらには飲食店の店員にさえ、不満をぶつけたりする光景に出くわすこともある。かつて一流企業に勤めていたとか、どこそこの会社の部長だったとか、そんなことは現役を退いたら関係なくなる。何歳になろうと、人生を楽しみ、人生を謳歌すべき。どんな肩書きも外して、『死ぬまで上機嫌。』がいちばんいいのだ。
人生は考え方次第で、上機嫌にも、不機嫌にもなる。嫌な思いをしたとしても、「ま、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」と思えば、万事解決。どんな状況を目の当たりにしても、「こういうこともあるだろう」と鷹揚に受け入れられる自分でいたい。『島耕作』シリーズ、『黄昏流星群』『人間交差点』など、数々のヒット作を描いてきた漫画家・弘兼憲史氏が「そのとき」が来るまで、人生を思う存分まっとうする上機嫌な生き方、心のありようを指南する。
雑誌で『社外取締役 島耕作』から続けて読むと、期待感とスピード感満点のカラー1ページ目から、次の見開きで盛大にがっかりする。 見ると主人公も同様に猛がっかりしているわけで、これで主人公と読者が一気にシンクロできる構造になっているわけだ。 ……というか、『転生したら今野の部下だった件』なんて異常な設定、よく思いつくな! ただ脱帽するばかりのヤベエ新連載です。