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沈黙の艦隊(1)
日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海上自衛隊一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。しかし、海江田は試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行、突如反乱逃亡をする!原潜、核兵器、国家、戦争、そして…真の平和とは!?激動の20世紀末、人類最大のテーマに挑む最高傑作!
沈黙の艦隊(2)
日本初の原潜「シーバット」が試験航海中に反乱逃亡!激怒した米軍は、シーバット撃沈を指令、第7・第3艦隊を南太平洋に集結させる。シーバットは、包囲網をしく米第7艦隊最大空母「カールビンソン」の眼前に大胆にも浮上。世界最強空母と、世界最強原潜は南太平洋上で対面!一触即発の南太平洋で、海江田は全世界に向け、独立国「やまと」を宣言した!!
沈黙の艦隊(3)
独立国家「やまと」を宣言した「シーバット」。「やまと」はどこの国にも属さない戦闘国家であり、大国に支配されず、国連軍に出来ない軍事行動をとれる国として存在し、地球を一つの国家としようと、艦長・海江田は考えていた。さらに、海江田は、「やまと」は日本と軍事同盟を結ぶ用意があると明かす。やまとはたった3分で、米原潜6艦を戦闘不能に陥れ、世界を相手に独立戦争を開始した!
沈黙の艦隊(4)
米潜水艦隊の包囲網を突破した「シーバット」は、沖縄沖に出現。そこには、ソ連最強の原子力潜水艦「レッド・スコーピオン」を操るロブコフ大佐が待ち受けていた。海江田の華麗なる操艦が、世界中を震撼させる!!一方、米ソの「やまと」攻撃姿勢に対し、日本は戦後はじめて独自の外交姿勢を見せる。「やまと」擁護の立場を取った日本は、護衛艦隊を送りだす準備を開始した。
沈黙の艦隊(5)
独立国「やまと」は、同盟締結のため日本へ向かう。日本政府は、「シーバット」追撃のため沖縄沖に集結した米・ソ両超大国の太平洋艦隊から「シーバット」を擁護するため、海上自衛隊第2護衛艦隊の出動を決定。沖縄沖で、日米ソは「やまと」を中心に一触即発状態に突入!!「世界最強の戦闘国家」を標榜する「やまと」は、戦って勝つことにより、自らの目的を明らかにしようとしていた。
沈黙の艦隊(6)
「やまと」の出現で、米ソによって作られた世界のパワーバランスは、崩壊しつつあった。「やまと」の処分をめぐり対立する日米両政府は、ハワイにおいて首脳会談を設ける。しかし交渉は難航、首脳会談の収拾がつかぬまま、米第3艦隊は同盟国である日本の護衛艦隊に対しミサイル攻撃を開始。一方、ソ連艦隊と交戦中の「やまと」は、ソ連空母「ミンスク」直下でソ連潜水艦隊に包囲されていた。
沈黙の艦隊(7)
「やまと」は、世界に新しい軍事バランスを生みだそうとしていた。対立する日米首脳会談の席上、米大統領ニコラス・J・ベネットは日本政府に対し、日本再占領を通告し、交渉は決裂。日本政府は国連への働きかけを開始する。一方、日・米・ソ三国の艦隊が対峙する沖縄沖では、ソ連潜水艦隊の包囲網を突破した「やまと」が米第3艦隊との総力戦に突入し、米空母「ミッドウエー」に向け、魚雷を発射した。
沈黙の艦隊(8)
米第3艦隊との戦闘を開始した「やまと」は、これに壊滅的打撃を与えた。搭載していた通常兵器を全て使い果たした「やまと」は、「核」の驚異と共に深海へ潜航していく。――国士の対等な会話は、最終兵器を突きつけあう事で成立する――「やまと」は世界に、その真実を見せつけようとしていた。一方、「やまと」との同盟締結を決意した日本政府は、事件の調停を国連安保理事会にゆだねた。
沈黙の艦隊(9)
世界最強の戦闘国家である「やまと」は、世界に身の振り方の熟考を迫っていた。「やまと」との同盟を決意した日本政府は、国連安保理事会において同盟案の承認をえるべく、各国大使の説得を続ける。一方、通常兵器を使い果たし「核」のみを搭載する「やまと」は、日本からの大使を受け入れ、日本政府の要請に応じ大島沖に浮上。米原潜部隊が待ち伏せる東京湾に近づきつつあった。
沈黙の艦隊(10)
「やまと」艦長、そして独立戦闘国家元首・海江田は単身東京に上陸。ついに日本政府と「やまと」は友好条約を締結させた。その直後、竹上総理は自衛隊と「やまと」の指揮権を、期限付きながら国連に委ねたいと発表する。一方、日本政府が「やまと」の補給・点検のため派遣した自走浮きドック「サザンクロス」は、米軍の制止を振り切り、東京湾へ入港、懸命に「やまと」との接触を試みる。