昭和50年男 Vol.020 - 発行誌 - 株式会社クレタパブリッシング
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【特集】藤子不二雄Ⓐがオレたちに残したもの/オレたち昭和50年男にとって、「藤子不二雄」というマンガ家コンビ(藤子・F・不二雄&藤子不二雄Ⓐ)が、多くのマンガ家のなかの最も重要な一作家として存在したことは間違いない。まだ文字を読めない時分からテレビアニメで藤子キャラに親しみ、やがて『ドラえもん』や『怪物くん』『忍者ハットリくん』といった原作マンガに出会うと、むさぼるように読んだ。オレたちは藤子不二雄作品を母乳のように、マンガのおもしろさや喜びを取り入れて育ってきた。今号は、2022年4月6日にこの世を去ったその名コンビの一人、藤子不二雄Ⓐが、オレたちに残したものを考えてみたい。藤子Ⓐと縁のある方々の貴重な言葉は、藤子Ⓐの未知の姿を照らしてくれる。そして特集記事で扱っている作品(昭和50年男になじみのあるものを選んだ)を読み返せば、彼からのメッセージを感じられるはずだ。さあ、藤子Ⓐがひらいたまんが道に踏み出してみよう!
ですが少しデザインが異なってますね。耳がゾウっぽいやつになっています。 本作では、同居することとなったいとこ(母の甥)の甘井と仲良くなって、ドジな甘井を助けてくれます。ですので、多少おしおきにブラックはありますが、読んでるとほんわかヒューマンドラマのようにも思えてきます。 藤子A先生のブラックものはまじで恐ろしい時があるので、年少者がいるご家庭では本棚に置いておくことが難しいのですが、本作であればセーフだと思います(多少おふろシーンとかがありますが)。ブラックを知らないお子さんがブラックを知る登竜門の1冊目としていかがでしょうか?