古城 武司(こしろ たけし、1938年12月10日 - 2006年2月8日)は広島県呉市(旧豊田郡)安浦町三津口出身の漫画家である。
時は戦国…。天下の運命を決すると言われる大坂城の抜け穴の絵図面をめぐって、日本中の忍者が血なまぐさい闘争を繰り広げていた!! ………というテーマで、人気漫画家10人が競作!! 「冒険王」1964年新年特大号(1月号)から10月号にわたって掲載された伝説の連作を一冊に!!
「おれとカネやん」「吹けよ!カミカゼ」「火子伝説」など、梶原一騎原作を多数手がけた古城武司のオリジナル野球マンガが待望の電子化。ブラジルから来た日系三世・天馬竜平は、酒と女に滅法弱いが、投球のセンスは抜群。ひょんなことから知り合った女性を助けるためには1000万円が必要になった。そこで、天馬は、契約金をもらうために弱小プロ野球チーム・京王フェニックスに入団。いよいよ初戦を迎えることになる。第一話:天馬台風上陸す 第二話:あこがれの女性出現 第三話:天馬、フェニックスに入団す 第四話:オープン戦開幕す 第五話:ああ女難一勝一敗引き分け 第六話:ああ逆転大勝利 第七話:天馬の華麗なる休日 (原書:1971年12月発行)
実在の野球選手が総登場する豪華なプロ野球マンガ。昭和40年(1965年)、孤児院で育った少年・嵐 太郎は、巨人軍の多摩川練習場に現れ、投打にわたり実力を王貞治や川上監督に披露した。是非とも巨人軍の戦力にしたいとスカウト陣が色めきたった時、嵐のライバル・吉良浩介の投げた球が大事な肩に当り、投手として大成できるかわからない状況になってしまう。クセモノスカウトマンの竜巻五郎は、巨人のライバルチーム・東映フライヤーズに肩の故障をだまして嵐を入団させようと画策する。それにだまされた嵐は契約書にサインを押してしまった。果たして、嵐は憧れの巨人軍に入れるのか? それともこのまま東映フライヤーズに入団するのか? (初出:「週刊少年キング」、1971年8/14発行)
「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。飛鳥時代の日本、まだ統一国家は生まれておらず各地で豪族たちが覇を競っていた。有力豪族の一人・物部尾輿の娘・清姫に一目ぼれした村の暴れ者のタケヒコは、姫に接近するため近衛兵となり、王宮勤めをすることに…! 第1巻「火子誕生編」 1.タケヒコと清姫 2.策謀 3.狂った運命 4.失われた記憶 5.大伴一族の崩壊 6.火子誕生 (原本:1985年発行)
「おれとカネやん」「吹けよ!カミカゼ」「火子伝説」など、梶原一騎原作を多数手がけた古城武司のオリジナルホラーマンガが待望の電子化。北欧に荘厳な古城があった。そこは今では全寮制の女学校になっている。そして、その城には100年ごとに魔女が誕生し、大量殺人を起こすという伝説があった。そのため、人々は魔女狩りを行い、無実の女性も多数殺された過去を持つ。そんな不吉な伝説がある女学校に日本人の少女・ユウコが単身入学した。そこで待ち受けていた熾烈な運命とは…!? (原書:1981年7月発行)
「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。1巻~3巻をあわせた合本版。第1巻「火子誕生編」 飛鳥時代の日本、まだ統一国家は生まれておらず各地で豪族たちが覇を競っていた。有力豪族の一人・物部尾輿の娘・清姫に一目ぼれした村の暴れ者のタケヒコは、姫に接近するため近衛兵となり、王宮勤めをすることに…! 目次 1.タケヒコと清姫 2.策謀 3.狂った運命 4.失われた記憶 5.大伴一族の崩壊 6.火子誕生 第2巻「流転編」 有力豪族・大伴金村の息子・志顕と夫婦になった清姫は、赤子を出産。その赤子は火子と名づけられ大切に育てられていた。だが、不思議な力を持ったタケヒコが攻めてきて、志顕を刺殺し、火子の母・清姫をさらっていくのだった。目次 1.無情の別れ 2.山賊・黒髭将軍 3.反目 4.不思議な少年・火子 5.めぐり逢い 6.快僧妖周天 第3巻「青雲編」 母・清姫を誘拐された火子は、中国で不思議な僧侶・周天の元で修行を開始する。一方、清姫は、誘拐したタケヒコの深い愛に徐々に心を許していくのだった。目次 1.雪中の桃源郷 2.火子天袋山に入る 3.死中の活 4.悪鬼都を疾る 5.石上三年 6.激変の扉 (原本:1985年発行)
「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。その後、「おれとカネやん」でもタッグを組む古城武司を作画に据えて描き下ろした熱血プロレスマンガ。上下巻が一気に読める。<上巻> 力道山死後、日本プロレス界は、ワールド・リーグを控え大ピンチに陥っていた。選手会長兼チャンピオンのジャイアント馬場は、力道山の遺言に従って、飛騨山中で、力道山に育てられた少年・神風大助を発見する。神風大助は日本プロレス界を救うため、悪役レスラーと激戦を繰り広げる。<下巻> 故・力道山に育てられた秘蔵っ子・神風大助は、悪役レスラーや、強豪・ワンダーキッドと死闘を繰り広げた。そして、戦いの舞台をハワイに移し、無敵のプロレス王・アドバルーン・ビッグとサシで勝負することになる。熱血プロレスマンガ、ここに完結! (初出:1966~1967年 「ぼくら」)
「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎のデビュー直後に手がけた傑作短編4編を収録。「偉大なる王(ワン」 中国北部・興安嶺に住む偉大なるトラ・王大(ワンダイ)、そして、その息子、二代目王大の一生を追う。ヒタイに「王」、首筋に「大」の縞模様が見て取れる巨大なトラ・王大は、名猟師・ニキタに付け狙われ、ついに絶命してしまう。そして、ニキタは、その後を継いだ息子・二代目王大をも仕留めようと罠を張る。短編3編も収録した梶原一騎初期の名作集。1.短編「偉大なる王(ワン)」 2.短編「のら犬王」 3.短編「さいごのオオカミ」 4.短編「死神号」 (「偉大なる王(ワン)」初出:1962年 「週刊少年マガジン」)
実在の野球選手が総登場する豪華なプロ野球マンガ。全3巻がまとめて読める合本版。第1巻 昭和40年(1965年)、孤児院で育った少年・嵐 太郎は、巨人軍の多摩川練習場に現れ、投打にわたり実力を王貞治や川上監督に披露した。是非とも巨人軍の戦力にしたいとスカウト陣が色めきたった時、嵐のライバル・吉良浩介の投げた球が大事な肩に当り、投手として大成できるかわからない状況になってしまう。クセモノスカウトマンの竜巻五郎は、巨人のライバルチーム・東映フライヤーズに肩の故障をだまして嵐を入団させようと画策する。それにだまされた嵐は契約書にサインを押してしまった。果たして、嵐は憧れの巨人軍に入れるのか? それともこのまま東映フライヤーズに入団するのか? 第2巻 嵐 太郎は契約金0円を条件になんとか巨人軍に入団を許された。そして、肩を故障している嵐は投手への道を諦め、ライバル・吉良浩介のキャッチャーをやることを決心。なんとかプロデビュー戦を飾った。だが、その後対戦した阪神の凄腕ピッチャー・風摩の投げる魔球の攻略が出来ず、チームは連敗続き。嵐はなんとかこの魔球を攻略しようと、風摩の師匠・光 三郎に会うことにした。第3巻 セリーグを制した巨人は日本シリーズに進出、南海ホークスと激突する。だが、相手チームの助っ人外国人・ヤンガーは、バッターの心が読める凄腕ピッチャーだった。しかも、このヤンガーとの勝負に負けると、嵐 太郎は他球団へ売り飛ばされるという契約をクセモノスカウトマン・竜巻五郎と結ばされてしまう。果たして、嵐はヤンガーを攻略できるのか? そして、巨人軍は日本シリーズに優勝することが出来るのか? (初出:「週刊少年キング」、1971年発行)
漫画原作者・梶原一騎さんは「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」を世に送り出し、私はいずれの作品も雑誌で、そしてテレビで夢中になって見ていました。その梶原さんの遺作「吹けよ!カミカゼ」も名作です。プロレスファンでありながらリアルタイムでは見ることのできなかった力道山、16文キックのジャイアント馬場が登場し、それだけでもお宝作品です。ストーリーも秀悦で、力道山がプロレスを教え込んだ神風大助が繰り広げる悪役レスラーとの激戦は、ついつい力が入ります。プロレスの礎をつくった頃の熱を感じさせてくれるこの作品を、ぜひ今のプロレスファンに読んでほしいと思います。
漫画原作者・梶原一騎さんは「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」を世に送り出し、私はいずれの作品も雑誌で、そしてテレビで夢中になって見ていました。その梶原さんの遺作「吹けよ!カミカゼ」も名作です。プロレスファンでありながらリアルタイムでは見ることのできなかった力道山、16文キックのジャイアント馬場が登場し、それだけでもお宝作品です。ストーリーも秀悦で、力道山がプロレスを教え込んだ神風大助が繰り広げる悪役レスラーとの激戦は、ついつい力が入ります。プロレスの礎をつくった頃の熱を感じさせてくれるこの作品を、ぜひ今のプロレスファンに読んでほしいと思います。