
梶原 一騎(かじわら いっき、1936年〈昭和11年〉9月4日(正確な生年月日には疑義もある)- 1987年〈昭和62年〉1月21日)は、日本の漫画原作者・小説家・映画プロデューサー。本名:高森 朝樹(たかもり あさき)。高森 朝雄(たかもり あさお)の筆名も使用した。格闘技やスポーツを題材に、男の闘う姿を豪快に、ときには繊細に描き出し、話題作を次々と生み出した。自身の型破りで豪快な生き方や数々のスキャンダルでも話題を呼んだ。
著名な作品として『巨人の星』(画:川崎のぼる)、『あしたのジョー』(画:ちばてつや)、『タイガーマスク』(画:辻なおき)、『愛と誠』(画:ながやす巧)、『空手バカ一代』(画:つのだじろう・影丸譲也)、『柔道一直線』(画:永島慎二・斎藤ゆずる)、『侍ジャイアンツ』(画:井上コオ)など。
戦前の『少年倶楽部』の熱血を復権させ、少年のみならず大人にも大きな影響を与え、劇画ブームの担い手となった。
居場所を与えてくれたボクシングの為、亡き友の償いの為、そして己の誇りの為に青春や恋愛を全て捨てた男の滅びの美学。 結婚式でのノリちゃんの表情が忘れ難い。