昔から似てはいたけど、年をとってますます青山の髪型がジョーみたいになってたりするところとか、なんか特等少年院を退院した後にジョーがスターダムを駆け上がっていくのを知って「ジョーとボクシングしたんだぜ」って照れながら興奮しながら語ってたりしそうなところとか、なんか泣ける。

ただ、今だにわからないのが、こんなにひ弱で青びょうたんとまで言われる男が何で特等少年院なんかに入れられてしまったのかってことなんだよね
青山は何をしたんだろうか、どこを読んでもただのいい子なのに

ただ、今だにわからないのが、こんなにひ弱で青びょうたんとまで言われる男が何で特等少年院なんかに...

沼田を淡々とタコ殴りしているところとかに青山の狂気は現れている
あんな顔して一番やばいことしている奴かもしれない

なまこデラックス

丹下のおっちゃんはすぐに調子にのるけど、嘘だけはつかないところが好きだな
一回、体重計の目盛をごまかしてて、ジョーに半殺しにされたけど。

なまこデラックス

丹下のベストシーンは「丈のバカめ・・・」
後半はジョーに振り回されるところが多かったけど、呆れながら絶望する丹下のおっちゃんはここがマックスだった

丹下のベストシーンは「丈のバカめ・・・」
後半はジョーに振り回されるところが多かったけど、呆...

減量はジョーよりも力石の方が迫力あった
やっぱり力石はいいライバルだった。丈の対戦相手の中でも群を抜いて力石がいい。
死んだのが本当に惜しいけれど、昔はライバルだったけど今となっては・・・みたいなキャラにはなって欲しくないから、これでよかったのかもしれないってずっと言い聞かせてる

減量はジョーよりも力石の方が迫力あった
やっぱり力石はいいライバルだった。丈の対戦相手の中で...

ベタだけど、やっぱりここ。
ジョーの拳闘への思いとそれを聴いて紀ちゃんが決意をするシーン。
最終巻、最終コマへの複線にもなってるよね

ベタだけど、やっぱりここ。
ジョーの拳闘への思いとそれを聴いて紀ちゃんが決意をするシーン。
...

減量生活に耐えかねて、ついつい夜中にうどんを食っちまう西をたまに思い出す
普通の生活で生きていく西と狂気的なまでに拳闘に取り憑かれていくジョーの道が別れたことを象徴するシーンかなって思う。

減量生活に耐えかねて、ついつい夜中にうどんを食っちまう西をたまに思い出す
普通の生活で生きて...

西と紀ちゃんの結婚式でのジョーのスピーチ「西…おれたちがはじめて出っくわしたのはわすれもしねぇネリカンだったな」それ言っちゃダメやつ!

葉子さんの気持ち全然気づかなかった。本人が言うまで悪い女だな…と思ってた。武道館から一度は飛び出してくけどまた戻ってきて「矢吹くんがんばるのよ」って声をかけるシーンは泣けた…。髪型も最初は違和感あったけど慣れた。あれは富士額の美人ってことなんだよね。

あしたのジョー

初めて読んだ感想

あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄
かしこ
かしこ

ジョーってこんなに不良だったんだ…って思いました。有名作品なのでキャラクターの名前と名セリフくらいは知ってましたが、実際に読むまでジョーってもっといい子だと思ってました。力石徹との出会いも少年院なんですね。自分みたいに勘違いしてる人は世の中にたくさんいそうです。恥ずかしながら力石の死がクライマックスだと思ってたので、終生のライバルがこんなに早く死んでしまうのかと驚きました。でもそこから力石に致命傷を与えて殺してしまったトラウマをジョーが乗り越えていくという、さらに踏み込んだ物語になっていくのがすごく面白かったです。トラウマがフラッシュバックしてリングでジョーが吐いてしまうシーンが印象的でした。ジョー以外は黒塗りのシンプルな見開きなんですけど、ジョーのショックの大きさが見えて辛い、けどそれを乗り越えていかなきゃいけないんだって思いました。もう一つ好きなのはやっぱり紀ちゃんとデートするシーンです。あれも存分にページを取って一日デートした最後に「わたしついていけそうにない…」と紀ちゃんが言うなんてガーンときますね。これもちばてつや先生がよくおっしゃってる漫画の「間」の効果なのでしょうか。前半は自分が感情移入しやすかったのでチビ連のサチが好きでしたが、脇役って言っちゃうのが失礼なくらい全員が登場人物として必要なキャラになっているので、読み終わると全員好きになりますね。こんなにどのキャラも人生を持ってる漫画は初めて読みました。

少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-

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ジャンルを育てたレジェンドたちの証言 少女マンガの「黄金期」は1970年代といわれているが、それまでの作家や作品の記録は多く残されていない。1953年に手塚治虫が描いた「リボンの騎士」から1972年に池田理代子が「ベルサイユのばら」を描くまでのあいだ、少女マンガというジャンルはいかに開拓されてきたのか。少女マンガ界の先駆者たちに、少女向け雑誌の編集者や貸本マンガの関係者も加え、50-60年代の少女マンガを語り尽くす。詳注・図版多数。

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あしあと ちばてつや追想短編集

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