水木しげるのプロフィール

水木 しげるみずき しげる、1922年〈大正11年〉3月8日 - 2015年〈平成27年〉11月30日)は、日本の漫画家・妖怪研究家・元大日本帝国陸軍軍人。本名:武良 茂(むら しげる)。
大阪府大阪市住吉区出生、鳥取県境港市入船町育ち。ペンネームは、紙芝居作家時代に兵庫県神戸市の水木通り沿いで経営していたアパート「水木荘」から名付けた。1958年に漫画家デビュー。代表作となる『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などを発表し、妖怪漫画の第一人者となる。

<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!! 『水木しげる漫画大全集』(1968-1973)、第3期、第17回配本。★収録作品「白い旗」「敗走記」「総員玉砕せよ!!聖ジョージ岬・哀歌」 ★解説「戦争は、本当にダメだ」のん(女優・創作あーちすと) ★資料編 ★初出一覧 ★付録「茂鐵新報」334号(通巻102号)・ある日の一言「あのころのことはよく覚えている。戦友がみんな死ぬからねえ……」・荒俣宏氏 特別インタビュー 知の巨人が語る水木しげる―― その三(ほか) 自身が配属されていた、臨時歩兵第二二九大隊(ズンゲン支隊)をモデルに、玉砕を命じられた部隊の運命を描いた、『総員玉砕せよ!!聖ジョージ岬・哀歌』など、戦争への怒りが込められた名作戦記漫画3編!! 第36回アングレーム国際マンガフェスティバル遺産賞、2012年アイズナー賞国際賞アジア部門受賞作。★解説「戦争は、本当にダメだ」のん(女優・創作あーちすと)

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昭和史 【水木しげる漫画大全集】

意外と全然知らない昭和史

昭和史 【水木しげる漫画大全集】 水木しげる
酒チャビン
酒チャビン

昭和っ子なのですが、全然昭和のことを知らなかったと痛感させられます。まぁ私が物心ついた時点で既に8割終了してたので、それもやむなしなのですが。 昭和史というタイトルからは「昭和の歴史をマンガで紹介」みたいな感じに思えるのですが、本作はそういった部分ももちろん多分にありますが、それと同時に水木先生の半生を描いた作品にもなっています。マンガ家としての成功とかは結構あっさりスルーされますが、戦争に従軍された経験が、すごく事細かく書かれているので、戦争がどういうものだったのかが真に迫って伝わってきます。 だめです。戦争。 第二次世界大戦とか言いますが、日本にとっては太平洋戦争の方がしっくりくるのですね。そして、当初日本はアジアを欧米の支配から解放するという名目(建前半分かもしれませんが)あったのは知らなかったです。 というか太平洋戦争のことはほぼ知らなかったですね。第二次世界大戦というと、ヒットラーの話だと思っていたので・・・そういう部分を知れるきっかけになったので良かったです。つうか成都に米軍基地あったんや・・ 水木先生の人柄もかなり強く出ていて、こんなにも破天荒で面白い方だとは知りませんでした。水木先生の他のマンガもぜひ読んでみたいと思います。 印象に残ったシーンは、切った腕から赤ん坊の匂いがしてくるというシーンと、最後の水木先生のメッセージ的な〆の部分です。 太平洋戦争について興味がある方は絶対に読んだ方がいいと思います。 あと私も太平洋戦争について興味が出てきたので、他にもいいマンガないか探してみたいと思います。

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