mode_comment123ヶ月前ネタバレ雑談真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE- 石ノ森章太郎 藤村緋二 山田胡瓜 庵野秀明 八手三郎シン・仮面ライダースピンオフの主人公は緑川イチロー
【目的の作品が見つからない方へ】作品の登録依頼はこちらへどうぞ石ノ森章太郎 】 マンガ日本経済入門 【 伊野ナユタ 田端信太郎 星井博文 】 ブランド人になれ! 【 司馬理英子 】 マンガでわかる もしかしてアスペルガー!? ~大人の発達障害と向き合う~ 【 まんぼう 】 妊活マンガ 不妊治療体験記 「ロード・オブ・ザ・ベビー」~すぐに妊娠できると思ってました編~ 【 赤羽雄二 星井博文 大舞キリコ 】 マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング 【 白取春彦 nev 】 まんがでわかるニーチェ 【 司馬理英子 しおざき忍 】 仕事&生活の「困った!」がなくなる マンガでわかる 私って、ADHD脳!?(大和出版) 【 主婦の友社 あらいぴろよ 】 マンガでわかる 赤ちゃんが病気のときあわてない本 【 中室牧子 】 まんがでわかる「学力」の経済学 【 新渡戸稲造 西脇英夫 小川保雄 】 親子で読める[マンガ]武士道入門 【 茂木健一郎 黒渕かしこ 】 マンガでやる気アップ! 脳を活かす勉強法 奇跡の強化学習 【 Happy 】 仮面かぶって生きてませんか? マンガでわかる「幸せ」の教科書(大和出版) 【 須賀原洋行 】 新釈 うああ哲学事典 【 立野新治 黒城ろこ サイドランチ 】 マンガでわかる 15年勝ち続ける 億超え投資家の株の基本(池田書店) 【 小宮一慶 蒼田山 】 女子高生コンサルタント・レイの キャッシュフロー パーフェクトレッスン 【 國貞克則 伊咲一郎 伊藤竜也 】 会計初心者でもOK! 超高速・財務分析法 伸びる会社が一瞬でわかる! 【 國貞克則 伊咲一郎 井上博文 】 簿記の知識不要! 超高速・会計勉強法 ポイントは財務3表のつながりだ! 【 竹内謙礼 青木寿幸 MangaDesignersLab. 】 COMIC 会計天国 【 たちばないさぎ 松本翔 】 マンガでわかる公認会計士〜松本翔の事件簿〜 【 高世えり子 】 理系パパ 【 海原こうめ 】 不妊治療体験マンガ 妊活は忍活?! 【 カザマアヤミ 】 恋愛3次元デビュー ~30歳オタク漫画家、結婚への道。~ 【 桜乃みか 】 フリーランスの妊娠出産日記 【 ricoroco 】 40歳、4人目妊娠しました 【 梅川和実 】 妊婦な日々。 〜漫画家梅川和実の妊娠体験記〜 【 月ヶ瀬ゆりの ゆうきゆう 】 うつ妊!~私、妊娠しちゃダメですか?~ 【 田口絵珠子 】 破談のお値段~36歳で婚約者に逃げられました~ 【 華凛 】 自治会長になりました 【 山﨑洋実 つちやまなみ (2) 】 完全版 ママでいるのがつらくなったら読むマンガ 【 星きのこ 】 きいちゃんはダウン症 完全版 【 嬉野めぐみ 姫野桂 】 新婚ゴミ屋敷生活~夫が発達障害でした~ 【 山口かこ にしかわたく 】 母親やめてもいいですか 娘が発達障害と診断されて… 【 溝口徹 あらいぴろよ 】 まんがでわかる 子育て・仕事・人間関係 ツライときは食事を変えよう 【 中貫えり 】 産モージャナイカ! ~産んだら日記~ 【 リコロコ 】 これって上の子可愛くない症候群? 【 沖田×華 】 とことん毎日やらかしてます。トリプル発達障害漫画家の日常 【 沖田×華 】 こんなに毎日やらかしてます。トリプル発達障害漫画家がゆく 【 沖田×華 】 ますます毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で 【 沖田×華 】 ニトロちゃん~みんなと違う、発達障害の私~ 【 沖田×華 】 こりずに毎日やらかしてます。発達障害漫画家の日常 【 大久保ニュー ふめいちゃん 】 愛人マンションにて~平凡な私が芸能人に囲われた話~ 【 井上純一 】 キミのお金はどこに消えるのか 【 河野真希 】 世界一たのしいひとり暮らし術 【 広田奈都美 】 漫画家は見た! マイホーム業界のあやしいウラ事情 【 神田たけ志 向谷匡史 】 裁きの銀~倒産回避請負人~ 【 小林エリコ 】 エリコの失敗日記 【 磋藤にゅすけ 】 すねかじりアラサーのコロナ破産奔走記 【 広田奈都美 】 チャーミィのしあわせ家計簿 【 真黒皇子 kogure 】 白いベッドの子供たち 【 若松義人 摩周子 】 新装改訂版 マンガでわかる! トヨタ式仕事カイゼン術 【 鶴野充茂 】 マンガでわかる! かならず伝わる説明の技術 【 稲盛和夫 】 まんがでわかる 稲盛和夫フィロソフィ 【 主婦の友社 あらいぴろよ 】 マンガでわかる 寝かしつけがラクになる本 【 ナコ (2) 】 ナコさんちの頑張らない家事 【 平井寿信 】 3.11東日本大震災~君と見た風景~ 【 うぐいすみつる 】 やったぜマイホーム!! こだわり二世帯住宅 【 ヤマサキミノリ 】 er-ゆとりニート、ノリで入社を決めました。 【 ワタナベチヒロ 】 トホホ貧乏株日記 【 佐久間智代 】 株ぢから ~儲けるだけが株じゃない~ 【 ワタナベチヒロ 】 貧乏まんが家、ママになる! 【 高山わたる 】 0円で「干物女」脱出 無料体験で自分磨き 【 いしいまき (2) 】 低収入新婚夫婦の月12万円生活 【 ドリヤス工場 】 有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 【 大原由軌子 】 大原さんちの不登校 【 大原由軌子 】 息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ 【 akko 】 わたしはだんだんわたしになる なぜ子どもの泣き声が耐えられないのか 【 伊藤理佐 】 やっちまったよ一戸建て!! 【 水玉ペリ 】 小学受験のイロハ! ~6歳の受験生、合格目指してがんばります~ 【 ワタナベチヒロ 】 トホホ貧乏株日記 【 佐久間智代 】 株ぢから ~儲けるだけが株じゃない~ 【 鳴母ほのか 】 チャレンジ! ~「光とともに…」が遺したもの~ 【 河崎芽衣 】 Happy Birthday 大丈夫、生まれておいで ~「光とともに…」が遺したもの~ 【 こいけまり せらびぃ編集部 】 進め!イラストレーターin無茶振りテレビ業界 【 じろー 】 放置してたら子宮体ガンでした 【 なすりん 綿雲アオ 双葉あおい 】 死別してから大変なんだけど~結婚10年目の孤独~ 【 ハル 登上だるま 双葉あおい 】 41歳の初産~赤ちゃんが難病だった話 【 ricoroco 】 保育園のクラス役員でいじめにあいました 【 いとうまりこ せらびぃ編集部 】 アニメーターという職業はやっぱり超絶ブラックでした 【 葛西りいち せらびぃ編集部 】 運送会社トラックドライバーの誰にも言えないトンデモ業務日誌 【 泉モモ 】 イタリアでがんになった 【 大野裕 優輝光太朗 サイドランチ 】 マンガでわかる 心の不安・モヤモヤを解消する方法(池田書店) 【 君早絵 和田育子 】 オトメのカラダ 【 堀田あきお 堀田かよ 】 不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日 【 榎本由美 】 ああ不妊治療~8年・1000万費やしたアラフォー漫画家の体当たりコミックエッセイ~ 【 千駄木雄大 久松ゆのみ 】 奨学金借りたら人生こうなる!?~なぜか奨学生が集まるミナミ荘~ 【 ゆうきゆう ソウ 】 おとなの1ページ心理学 【 いぬゐのこ 】 みづき荘の人々 【 二階堂リカコ 】 こじらせブスの処方箋~見た目を気にして病気になりました~ 【 山名沢湖 】 ままならぬDIY 分冊版 【 青奈西緒 】 クズとゴミ ~生活保護に巣くう闇~ 【 おちゃずけ 夏井睦 】 マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』~最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!~ 【 山田圭子 】 【1型】~げんきの森日記・Hello, world~ 【 矢野ゆな 】 産後クライシス 合冊版 【 草野誼 】 おなかまるだしこちゃん 【 野崎ふみこ 】 ホスピめし 【 ゆうきゆう ソウ 】 マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ) 【 さかたのり子 穂実あゆこ 】 児童福祉司 一貫田逸子
今の大御所漫画家を語ろう石ノ森章太郎、藤子不二雄(A)、藤子・F・不二雄、横山光輝、赤塚不二夫、永井豪、ちばてつやあたりだと浮かびますが最近でいう大御所漫画家は誰だと思いますか? 私は、池上遼一、浦沢直樹、細野不二彦、高橋留美子、森川ジョージ、板垣恵介あたりが浮かびました。 類似トピック 最近いい感じの中堅に育ってきたな〜、という漫画家を語ろう https://manba.co.jp/free_spaces/36109
特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」 でんぱ組.incの夢眠ねむ、成瀬瑛美がナビゲート - コミックナタリー 特集・インタビューnatalie.muでんぱ組.incの夢眠ねむ、成瀬瑛美が徹底ナビゲート!
「歴史好きを育てる」「人に語りたくなる」クイズ王・伊沢拓司氏も激賞する『マンガ日本の歴史』の魅力に迫る! | ダ・ヴィンチWebddnavi.com『仮面ライダー』 『サイボーグ009』 などヒーロー作品で著名な漫画家(萬画家)・石ノ森章太郎氏。そんな氏が、ライフワークと位置づけて全力で取り組んだ作品がある。それが『マンガ日本の歴史』だ。本作は石ノ森氏が5年以上の歳月をかけ、全55巻を描きお…
江戸時代は遥かに自由な時代だった。下手人は指紋やDNA、目に見えない血痕や油脂、デジタルデータのような生理的、物理的な物証からすら自由だった、取りも直さず、犯行の証拠の所在は現代に比べると(拷問などは有れど)ずっと内心の自由に委ねられていた。 そして、その自由は放置と表裏一体だった。『佐武と市捕物控』に於いては多くの身障者、精神的な苦悩を抱えた下手人が出てくるが、彼らが福祉や行政に救われる事は殆ど無く、それ故に犯罪に追い込まれる様が一種同情するように描かれている。殺人者らの境遇は人間の業に纏わる必然として江戸の花鳥風月と混然一体と物として映る。 然し、主人公の一人、(松の)市はそのような状況における盲人でありながら剣技、頭脳、人柄、どれをとっても申し分無い傑物として終始活躍し続けている、ある意味迫害や無理解により憎悪と貧窮を募らせ零落するという「自然」に逆らうような人物だ。では、何故他の犯罪者と違って市は差別する社会に対する憎しみなどを乗り越え、あれほどの人物と成れたのか。 この答えは市の心理を追った一遍「刻の祭り」にあるように思える。詰り、粗筋の紹介はここでは省くが、残虐な盗賊として集う身体障碍者に対する叱咤「盗みや人殺しが悪いことじゃない……?笑わせるな!!(中略)あたしだって…、目が見えないことを、笑われたことは何度もある。そりゃあその時はくやしい そいつも盲人にしてやりたいとも思った。し、しかし、…いちいちそんなことをしていたら……、世のなかに五体満足はいなくなっちまう……。苦しむのはあたしたちだけでたくさんだ」に隠されてる。 ここで市は率直に世の中への憎悪を語る。しかるに、その憎悪の炎を自然生成され、自然に他人を傷つけるべき物と彼は捉えていない。即ち、それが自然である以上に「盗みや人殺しはどんな場合でも正義にはなり得ない」と言う社会の掟こそを優先すべきと見做している節があり、それで己を律する事で憎悪の炎と向き合わせる。 そしてその格率が彼の憎悪のはけ口に単なる暴力や略奪ではないより高度な技法や思想に彼を追いやっている、それが市の人格の秘密である(余談であるが、このような精神のプロセスをフロイトは防衛機制の内の昇華と定義した)。これはある意味では精神の枷であるが、昇華により市の身心は飛躍し、憎悪と貧窮と言う自然の漆喰から自由になる事が許されたと言う側面もある、パラドキシカルな物言いだが、人を憎まないと言う倫理的な枷が寧ろ彼を自然のままの運命から解き放ったのだろう。 私はそこに「自由主義者」石ノ森章太郎の姿を見た。彼は、どの作品でも身体の桎梏を抱えながらも自由を希求する主人公を何度も描いてきた。そして彼にとって自由は単に与えられる物ではない、寧ろ人間を縛っているのは環境が影響することは有れその人間の憎悪や強迫観念であり、自由はそれとの内なる煩悶の繰り返しでしかないと言う事を、石ノ森は描いてきたのだ。 然し、それは何処までも己で闘い勝ち取ると言う世界観の称揚な以上、ややもすると現代的な福祉への批判に結び付きかねない。実際『仮面ライダー』では国家と言う概念≒ショッカーと言う公式がこそがライダーより弱者を生存させ得たかもしれないと言うアイロニーで幕を閉じている。そのような描写は常に存在し、『仮面ライダーBlack』でそれは極北に達した。その作品はゴルゴムと言う無形で無限大の、グロテスクなオカルトとナーバスな陰謀論の沼にヒーローを引きずり込んでいった。そこにある種の苛烈さを見出さない事は許されない。 上記を踏まえて幾らか不謹慎な発想をするならば、石ノ森の自由主義は戦後日本のリベラルを超えて、どこか今のシリコンバレーの大物に通底するより徹底した自由主義と一脈通じているのではないか?石ノ森章太郎が政府の調整効果を強く敵視していた訳はないだろうが、作品に於いてはそれに近い不信感や抵抗が見られない事の方がむしろ少ないように感じられる。それは市のような確固とした自己を形作るが、同時に『仮面ライダーBlack』の魔王のような存在に人を変えかねない。そのような可能性の光と影が石ノ森の作品には渦巻いており、その二元論的な世界観が彼の作品の基調となっている部分もあるように思える。尤も、単なる自由主義的なヒーロー像だけでは彼の作品が今でも注目を浴びることは無かっただろう、そのような自由の希求と危惧の狭間でそれでも善を求めて戦い、己を擲つ事さえ時には厭わずが欲を否定せず認める、そのストイックさがあって初めてヒーローが暴力的なイデオロギーの奴隷の身分から解放されること事を石ノ森は知っていた筈だ。 そぞろな文章を長々と書いたが、江戸に仮託した人間の自然状態からの脱却による自由を希求した『佐武と市捕物控』は正しくその自由の希求により確かに石ノ森章太郎的なのだと繰り返してこのレビューを閉じさせていただく。 余談: ・実際読んだのは90年代に出た小学館文庫版と笠倉から出た『縄と石捕物控』の文庫版だ。文庫をかなり探し回り、最終的に通販を使った都合上こっちの方が入手自体は簡単だと鑑み、このバージョンでレビューさせてもらった ・『佐武と市捕物控』に関しては、夏目房之介の文章(「『佐武と市捕物控』―青年マンガの革命児」-『別冊NHK 100分de名著 果てしなき石ノ森章太郎』収録)が大変すばらしかったので一読をお勧めします。正直、「刻の祭り」に着目したのは夏目に倣ったからです。私は同じ主題の描かれた珠玉の掌編として「北風のみち」もおすすめします。 ・このレビューのタイトルは吉田拓郎の『今日までそして明日から』の一節のパロディですが、今気に入ってると言うだけで、大した意味は無いです