ですが少しデザインが異なってますね。耳がゾウっぽいやつになっています。 本作では、同居することとなったいとこ(母の甥)の甘井と仲良くなって、ドジな甘井を助けてくれます。ですので、多少おしおきにブラックはありますが、読んでるとほんわかヒューマンドラマのようにも思えてきます。 藤子A先生のブラックものはまじで恐ろしい時があるので、年少者がいるご家庭では本棚に置いておくことが難しいのですが、本作であればセーフだと思います(多少おふろシーンとかがありますが)。ブラックを知らないお子さんがブラックを知る登竜門の1冊目としていかがでしょうか?
かなり有名な作品で、レビューもたくさんされてますし、もはやわたしが付け加えることはありません。ここをみてるということは既に読み終わった方か、読もうかどうか迷ってる方だと思いますが、もし後者ならここを読んでるくらいなら、迷わずすぐ買ったほうがいいと思います!!!!!我らが手塚治虫先生も多数出場されてます!!! ちなみに、「青春日記」という当時のA先生の日記が載っているのと、あと作中作みたいな感じで当時の作品が大量にかつほぼ全編載ってたりするので(一部は書き直しされてるようです)、それもものすごくタメになります。 1957年作品の段階で、タッチはほぼ手塚先生なので、ここからどうやって藤子節ができてくるのかがすごく気になります! 一応登場作品リストまとめておきます。 ■作中作のような感じで登場するマンガリスト ・天使の玉ちゃん(2巻)毎日小学生新聞 ・小さな拳銃王(2巻) ・宝島(2巻) ・拳銃魔(5巻)激河大介の作品 ・UTOPIA(6巻、7巻)単行本 ・西部のどこかで(8巻)少年少女冒険王 1952年12月号 ・三人きょうだいとにんげん砲弾(9巻)漫画王 1952年12月号ふろく ・四万年漂流(10巻、11巻)少年少女冒険王 1953年02月号 - 07月号 ・白魔きたる!!(12巻)少年 1959年 ・旋風都市(12巻)おもしろブック 1953年夏休み増刊号 ・役に立たなかった目覚まし時計(13巻)漫画少年 1955年 ・海抜六千米の恐怖(14巻)漫画少年 1954年06月号 ・かくてシャシンはうつされる(14巻) ・光にあたれ陽にあたれ(14巻)漫画少年 1955年06月号-10月号 ・ぼくの暑中お見舞アルバム(14巻)漫画少年 1955年 ・南部戦線異常あり(15巻)漫画少年 1954年 ・ライオンとこじか(15巻)講談社の漫画絵本 38 ・コンクリートの密林(15巻)少年クラブ 1955年 ・漫画図鑑 植物編(15巻)漫画少年 ・漫画図鑑 虫編(15巻)漫画少年 ・砂漠の牙(16巻)漫画少年 1954年 ・海底人間メバル(17巻、20巻、21巻)ぼくら 1955年01月創刊号 - 04月号 ・漫画図鑑 スポーツ編(17巻)漫画少年 ・熱血絵物語 英雄暁に死す(17巻)漫画少年 1955年 ・銭無平太捕物帳(17巻)漫画少年 1955年 ・チビわかまる(17巻、18巻)小学三年生 1957年4月号ふろく ・とんぐりくん(18巻、20巻)漫画王 1954年 ・バラとゆびわ(18巻、19巻)少女クラブ 1955年お正月増刊号ふろく ・よるの王子さま(20巻、21巻)二年ブック 1955年04月号 - 06月号 ・世界とたたかう少年(20巻)三年ブック 1955年 ・鉄拳の怒り(20巻)漫画少年1955年 ・ゆりかちゃん(21巻)少女 1954年12月号 - 1955年10月号 ・漫画図鑑 さかな編(21巻)漫画少年 ・漫画図鑑 のりもの編(21巻)漫画少年 ・史劇絵物語 十字架上の英雄(22巻)漫画少年 1954年11月号 ・巌窟王(22巻)漫画少年 1955年 ・ある日本人留学生からのローマ便り(22巻)漫画少年 1954年11月号 ・ゼンダ城の虜(23巻)三年ブック 1954年 ・愛読者クイズ大会(23巻)ぼくら ・宇宙少年団(24巻)ぼくら 1956年 ・シラノ・ザ・キッド(24巻)たのしい四年生 1962年 ・雲の中のミカド(24巻)少女 1957年03月号付録 ・ロケットくん(25巻)ぼくら 1956年(宇宙少年団からタイトル変更) ・ユリシーズ(25巻)たのしい三年生 1957年06月付録
本邦初のゴルフマンガとのことですね。しかも少年誌である週刊少年サンデーで連載です。当時ゴルフは確かに親父たちには人気でしたが、子供たちにとっては、日曜夕方にゴルフ中継を見させられるので、どちらかというとムカつかれる存在だったように記憶しているので、編集部としてもかなりチャレンジだったのではないでしょうか。 ただ、ファミコンでも初代ゴルフはもちろん、マリオのゴルフなどもあって、それらは一定の人気を誇っていましたから、ゴルフ好きの子供たちもいるとのメーケティング結果もあったのかもしれません。ただ、ゴルフ好きの親に吹き込んで買わせていた友達も一定いましたが。 マンガというよりアニメの方が有名だと思います。「ワイは猿や!プロゴルファー猿や!」の咆哮とともに流れるOP主題歌は名曲だと思います。子供向けらしく「旗包み」や「岩がえし」「モズ落とし」など奇想天外な必殺技は、当時かなり子供たちの心を鷲掴みにしました!!!ただ惜しむらくは、ゴルフクラブは触ることを禁止されている家庭が多く(凶器にもなるので)、棒やバットで代用しようとしてもゴルフのようにボールが上がらないので、マネしずらいといった点がありました。。マネしやすい環境があれば、もしかするとキャプテン翼を見てサッカーが大人気になったように、プロゴルファー猿でゴルフ人気が高まるといった世界線があったかもしれません!! しかし22巻とは思ったより続きましたね。。。あした天気になあれ(58巻)にしろそれ以降のゴルフマンガにしろ、長寿マンガが多い気がします。熱烈な固定ファンがつきやすいテーマなのでしょうか。
世に居る漫画家の数だけそれぞれの『まんが道』あれど… この作品無くしては生まれなかった自叙伝漫画という概念 作者は 藤子不二雄A 安孫子 素雄氏 『オバケのQ太郎』『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』 『笑ゥせぇるすまん』 最早説明する必要のない名作達を生み出した伝説の作者 私は安孫子作品の中でも特に『まんが道』が好きで自分の人生が決まった一作だと思って居ます 日本の漫画がどう発展していったのかもわかる時代の全てが詰まった名作なので 是非ご一読をと思います そしてここからは"マンバ"内の人にまんが道を語るのは野暮な気がしたので… ここからは私の漫画道との出会い『漫画道の道』をお話しします(長くなります) =========== 今の時代ではとても考えられませんが 『漫画を読むとバカになる』 本当にそう伝える大人達がまだ少なくはなかった時代が私の幼少期です とはいえ大分世の中には浸透していて、アニメも漫画も沢山世に出て居て (ラピュタやガンダム…魔法少女) 一部厳しい人がこのセリフを唱えて残って居る感じです 我が家の父はそのタイプでした (今思うとうちの父は既に少数派だったのかもしれません) とはいえ、子供の頃からアニメや漫画が好きだった私は 普通に子供向けのアニメも漫画も見て居ました 同級生の間で漫画の貸し借りはしていて 親も『子供同士のコミュニケーションの手段』に漫画があることは理解して居たので そのあたりは黙認されて居ました。 でも父の目の前で漫画を読むと怒られます(笑) 本当は『全部規制したいけど…目を瞑ってやる』という感じが我が家で『漫画』の位置づけでした そんな中で何故が我が家の本棚には 一種類だけ『漫画』が置かれて居ました それがこの『まんが道』中央公論者の愛蔵版です。 (話が横道にそれますが この中央公論者の愛蔵版シリーズはすごく大きくて分厚くて、何故か紙はペラッとしていて とても好きです 当時の図書館にはこのシリーズでゲゲゲの鬼太郎やルパン三世などがありました) 何故『まんが道』だけ我が家の本棚に許されたのかは今も謎です… つまり『この漫画だけは『親の前で読んでいい』ということになるんだなと勝手に理解した私は (本棚に堂々とあるので)それはもう、この作品ばかりすり切れるほど読みました そんな理由もあり『まんが道』にのめり込みましたが そんな理由がなくてもこの作品は名作です 内容がとにかくワクワクドキドキなのです 『こんな世界があるの!?』の連続 寝る間を惜しんで漫画を描き 憧れの地へ行きー憧れの先生へ会いー 下宿 編集から締め切りを急かされ 全てが私にはキラキラして見えました 時代は移り変わり行きますが 必ず漫画やアニメが側にある世界に生まれたことを良かったと思います その時代を切り開いていったトキワ壮の伝説が この作品に詰まって居ます 私の『漫画道の道』は以上です ちなみに我が家、 母は根っからの漫画好きで、自分の手持ちの漫画(ガラスの仮面など)は押し入れに隠して居ました (普通…子供がやるやつ…ですね 笑)
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 小学生ぐらいの時に読んだのと今読むと全然違う感想になるな ・特に好きなところは? タケシを弾劾するところとその後のタケシと進一の関わりかた ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 小学生のころはタケシを嫌なやつだとしか思えなかったが今読むとクラス内での権力争いなどからくる性格の変化などがわかってより面白い。他の疎開マンガが読みたいね
もちろん「ラーメン大好き小池さん」は知ってるけど、元々はどの漫画の登場人物なのかとか全く知らないんだよな…。『ホアー!!小池さん』では突然現れたゴルフ好きなおじさんとして登場して、驚くべきことに一度もラーメンが出てこないまま終わる。普通そのキャラは捨てないよね…!!A先生にとって「小池さん=ラーメン」じゃないんだなぁ…。とにかくA先生が楽しんで描いてることが分かる漫画でした。ちなみにWikipediaを見たら小池さんが主役になってる漫画が結構あるっぽい。へぇ〜!
1. 読んだ後の絶妙な気分をどうやって表現したらいいかわからない 2. 引きこもりや、ストーカー、社内失業とかの話題を扱ってるんだな 3. わが分裂の花咲ける時/毛のはえた楽器/野蛮人/世界ザンコク旅行/狂暴都市/変身科へどうぞ/アフリカの夜/アカプルコの夜/台北挽歌が入った完全版が読みたいぜ。
オバケのQ太郎と言えば昔はドラえもん、忍者ハットリくん、プロゴルファー猿などと一緒にTVアニメで藤子不二雄旋風を巻き起こしていた大看板だったはずなのに、気づいてみたら今でも続いているのはドラえもんのみ。 ドラえもんとの差を考えると ・映画化が少なかった?(ピンで映画化されてるのを見たことがないけどハットリくんとかと合同で何かと戦っている映画を見たような…なんだったっけあれ) ・地味にブラックジョークまみれ ・出会いなどの背景設定が希薄 とか、挙げてみると残当な感じだった。 漫画の方はちょっとブラックなネタも多く、内容的には若干赤塚不二夫っぽさが感じられる。 途中からOちゃんとかP子さんとかドロンパとか出てきてかなり盛り上がっていくし永遠に続くものだと思ってしまっていたけど、自分が大人になるにつれて見なくなっていってしまった。最終回どうなったのかな、とか気になるけど見たくないような気もする。 老後の楽しみにとっておこう。
※ネタバレを含むクチコミです。
本屋でバイトしてた時にどしゃ降りでお客さんも来なくて「今日は暇だな〜」とレジでボーッとしてたらサラリーマンが飛び込んできて迷わずまんが道全巻を手に取って買っていったことがあった。今なら分かる。人には雨が降ろうが槍が降ろうが今すぐまんが道を読まなければならない衝動にかられる時があるのだ…。それがまんが道なのだ。 やっぱり一番好きなのは「なろう!なろう!明日は檜になろう!」の名言にあるように読むと向上心が爆上がりするところですね。才野も満賀もめちゃくちゃ才能あるけど、そんな二人だってこんなに努力してるんだから自分だってやってやるぞ!今日がダメでも明日があるじゃないか!明日があるって素晴らしいね…!と思えるんです。 あと、一人だったら心が折れてたけど二人だから乗り越えられたってシーンがたくさんあるじゃないですか。編集者のダメ出しにへこんだり原稿を落として仕事が無くなっても、お互いに励まし合ってるうちに新しいアイディアが浮かんでもう一度頑張ろうって思えたとか。こんな尊い友情が現実に存在したというだけでマジで泣けるし、一人で考え込むのって本当によくないなという気づきを得ますね。 それからなんと言っても手塚治虫先生の存在ですね。やっぱり圧倒的「神」なんですよ!手塚先生は!このまんが道を通して漫画界の神々たちの戯れをのぞかせて頂いてるんです。トキワ荘の敷金3万円を下宿先の両国のおじさんが貸してくれるって言ってくれた時もその優しさに感動したのですが、その後に手塚先生が肩代わりしてくれるという神展開があってビビりましたね。好きなエピソードです。 あと途中で倒産する出版社の編集者で、いつもは目立たないヤツなのに「漫画は映画じゃない。映画みたいな漫画を描いたってダメだ。漫画にしか出来ない表現をしなさい」みたいなことを言い出したシーンが印象的でした。
ですが少しデザインが異なってますね。耳がゾウっぽいやつになっています。 本作では、同居することとなったいとこ(母の甥)の甘井と仲良くなって、ドジな甘井を助けてくれます。ですので、多少おしおきにブラックはありますが、読んでるとほんわかヒューマンドラマのようにも思えてきます。 藤子A先生のブラックものはまじで恐ろしい時があるので、年少者がいるご家庭では本棚に置いておくことが難しいのですが、本作であればセーフだと思います(多少おふろシーンとかがありますが)。ブラックを知らないお子さんがブラックを知る登竜門の1冊目としていかがでしょうか?