とんがりぼうしのあとりえ
あらすじ
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい……。これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。
のらとざっそう
あらすじ
貧困、虐待、JKビジネス。国内外から注目を集める最旬作家・真造圭伍が、この国に生きる少女の今リアルを見つめる衝撃の最新作!/刑事・山田はJKリフレのガサ入れ現場で、亡くした娘にどこか似た少女・詩織に出会う。母親からの虐待で家出を繰り返す詩織に迫る危険。山田は、少女を救うことができるのか。 希望を知らない家出少女と、希望を失くした中年刑事。 二人の出会いが、絶望を溶かしてゆく。
せんせいのしろいうそ
あらすじ
「このマンガがすごい!オンナ編」2014に第9位を獲得した、注目作家鳥飼茜の青年誌最新作、登場!原美鈴は24歳の高校教師。生徒を教師の高みから観察する平穏な毎日は、友人・美奈子の婚約者、早藤の登場により揺らぎ始める。二人の間に、いったい何があったのか?――男と女の間に横たわる性の不平等をえぐる問題作、登場!
こいのつき
あらすじ
《前作『あそびあい』が「このマンガがすごい! 2015[オトコ編](宝島社)」にランクインした注目作家が、「女の浮気心」を生々しく描き出した最新作!!》 平ワコ31歳、彼氏と同棲中。そんな中「運命の出会い」が…!? 結婚はしてくれそうなマンネリ彼氏か、トキメキが止まらない超タイプ(でも高校生…)か。今さら一人になる勇気もない“適齢期オンナ”は、どの恋を選べば幸せをつかめるのか!?
あにめた
あらすじ
テープが擦り切れるほど観たアニメは、あたしの人生を変えた。あたしも……こんなアニメを作ってみたい! 九条監督はすごく厳しいけど……それでも、アニメーターになるんだ、絶対!! 技術ゼロの新人アニメーター・真田幸(19歳)が、0.1%の「才能」と、99.9%の「熱意」で、プロフェッショナルが終結するアニメ業界に挑む!! スポコン・アニメーター物語、開幕!!
してぃらいつ
あらすじ
7転び7.5起き。2歩下がって2.5歩進む。ささやかすぎる人生に万歳。次々と各界クリエイター達をトリコにしちゃう、ウワサのネオ哀愁型漫画!この作者、タダモノじゃないっ!!坂本慎太郎(ex.ゆらゆら帝国)との対談記事も収録!
ごおんはいっしょうわすれません
あらすじ
金髪ロン毛の青年・涼は、ある雨上がりの日、溺れかけたハスキー犬の命を救う。数年後、職も彼女も住む場所も失い、途方に暮れる涼に手を差し伸べたのは、あの日助けた犬だった。公務員の名刺を持ち、立派にスーツを着こなした犬=北野の居候になった涼。上から目線で意識が高い犬と、働きたくない底辺男の、ワンダフルな共同生活が始まった。
ふつつかもののあにですが
あらすじ
どんな家にも必ず、大なり小なり“問題”がある。恋に友情に忙しい、華の女子高生・田処志乃(たどころ・しの)。彼女の悩みは、引きこもりの兄・保(たもつ)の存在。親しい友人にも、自分はひとりっ子であると偽り、頑なに秘密にしてきた。そんな志乃の気も知らず、保が突然「脱・引きこもり宣言」をして――。まだ間に合う!? 作り直しの“家族”物語、開幕!!
そうこぶっくがいど
あらすじ
東京の小さな古書店・青永遠屋(おとわや)に、楽園を見つけた少女・内海草子(うつみ・そうこ)。どこにも居場所がなかった草子が、青永遠屋を通じて出会った本を、ひたむきに読み解くことで、徐々に人々や世の中と結びついていく。「生きてる本の中でならあたしは……誰とでも会える。生きてる本の中でならあたしは……どこにでも行ける。」草子の澄んだ心が紡ぎ出す、爽やかな読書案内記(ブックガイド)。
ぼくはもんだいありません
あらすじ
間違いだらけでも好きだよ、と世界(キミ)は、僕に、言う。淋しい「一人」と「一人」が出会い、人生は輝き出す。生きていく淋しさを抱えた、すべての人の心に虹をかける短編八編を収録。
はゔあぐれいとさんでー
あらすじ
小説家・楽々居輪治(ささいりんじ)。長くニューヨークで暮らしていたが、ある事情で単身、東京に戻ってきた。きままな独り暮らしのはずが、日本に暮らす息子のマックスと娘婿のヤスは、輪治を慕って毎週末は入り浸り。男三人は、いつも「最高の休日」を夢見る。
たいほうとすたんぷ
あらすじ
“素人は戦術を語り、玄人は戦略を語り、プロは兵站(へいたん)を語る”銃の代わりにペンを持て!我らは「紙の兵隊」!!戦争の裏方、兵站軍所属の熱血官僚主義っ娘マルチナ・M・マヤコフスカヤ少尉。彼女の主な任務は物資の輸送や補給。前線兵士に馬鹿にされようが振り回されようが、私は信念貫きます!「私たちは書類で戦争してるんです!」唯一無二の“ミリタリー法螺”漫画!!
とこよかくりよ
あらすじ
「貴女の心にお邪魔します」驚愕・後悔・絶望・怨嗟・絶叫・悲哀・憔悴……。人の心が形作る、禍々しくも残酷で美しき世界。その世界の扉を開く能力者・蓮(れん)の怪奇譚、ここに開幕。人の心は、誰も立ち入れない「神域」。死してなお遺(のこ)り続ける「神域」が、人に災いをもたらすこともある……。住所不定の特殊能力者・蓮は「神域」の扉をこじあけ、救われぬ魂と対峙する――。
くれむりん
あらすじ
日本のどこかの道ばたにロシアンブルーがすてられていました。出会いをまちわびるうち、捨て猫は3びきにふえていました。だれも彼らをひろってくれません。ところが神様は猫たちを決してみすてませんでした。猫耳の帽子をかぶった無気力で無表情でブラブラしている若者が、3びきの新しい同居人、あるいはお父さんとなったのです。若者の名前は却津山春雄(きゃつやまはるお)、通称・キャッツ。捨て猫たちと若者の熱い友情がきっとみなさんの胸をうつことでしょう。
かみさまのよこがお
あらすじ
1935年、演劇を学ぶ少年たちが集う千鳥芸術学校。「舞台の真ん中に立ちたい、スターになりたい」という夢に向かって、誰よりも激しい努力を重ねる少年・千鳥敬太郎と、彼の前に現れた、秘密を抱える新入生・麦蒔摂。“才能”をめぐる格闘の物語がいま、開幕のベルを鳴らす。演劇の天才vs.秀才を描く、朔ユキ蔵渾身の最新作! 努力は才能を超えることができるのか――二人の闘いから目を背けてはならない。
ぶれいんとらっかーりぴーとゆーふぉりあ
あらすじ
意識を符合化し、脳を電脳化し、肉体を機械化した者たちが住む街・コラム。カーボンはこの街で、イカれた電脳を回収する脳探し屋(ブレイン・トラッカー)を生業としていた。カーボンの次なる標的は電脳整備医師・スキナーの電脳。スキナーを追う中でカーボンはその治療リストの中にアイリーン・コクセターの名前を見つける。かつて愛した女は“永遠の愛”を約束する医師に何をされたのか――?
ひぐさん
あらすじ
普通のヒグマではないゆえにクマ牧場から旅立つことになったヒグさん。世間知らずの子グマは苦難を乗り越え、父の待つヒグマウンテンにたどり着くことができるのか?試される大地・北海道を舞台に、ヒグさんの冒険がはじまる!
ぶるーはいじ
あらすじ
ある事情で東京の高校をやめ、長崎の片田舎に引っ越してきた女子高生・相地。真っ青な海、どこまでも続くあぜ道、コンビニすらない静かな町……。何もない場所に来て、何をしようとしているのか。やがて2学期が始まり、相地は新しい高校で再び吹奏楽部に入部することになる――。ゆっくりゆったり吹奏楽青春劇!
だーてぃーくらいすとすーぱーすたー
あらすじ
NY(ニューヨーク)・ブロードウェイに、「最高のミュージカルアクター」と讃えられる日本人がいた。その悪魔のように魅惑的な歌声から「冥府の王(ハデス)」と呼ばれた彼は、ある日姿を消す。そして数年後。雪の東京にボロボロの男が一人、落ちていた――。『HarlemBeat』『ジャポニカの歩き方』の作者が「ミュージカル」に挑む!「雨に唄えば」から「スーダラ節」まで、名曲が続々登場!!
ばいとのこーめいくん
あらすじ
アベノミクスの恩恵も見られず、経営していた片田舎の酒屋が潰れてしまった劉備(牛)は、チェーンのコンビニ「SHOCK(ショック)」に展開することで起死回生の策に出る。そしてまず雇ったバイトは、「コーメイ」と名乗る地方大学のひ弱な学生だった……三国志とコンビニ企画が予期せぬ形で合体した、カレー沢薫が現代日本社会の病理を描く意欲作!!
でざいんのいろは
あらすじ
大学卒業後1年間、世界中を旅していた花井裕太。就職面接で地雷を踏みかけるもなぜか採用、デザイン事務所「3.2.1.」の新人デザイナーとして、こき使われる日々。事務所の先輩達は良くも悪くも個性的で、振り回されるばかり。ようやく一人で仕事を任され張り切る裕太だが、クライアントであるエステサロンの女社長はしたたか、かつ強引で……。MANGAOPEN&ちばてつや賞受賞の俊英が描く、新人デザイナー奮闘録!
ねこのこはな
あらすじ
ねこはだいたい二足歩行!超オーソドックスなねこ、こはなは二足歩行で人語を解し、ささかまやクッキーが大好き。セーラー服を着ているようにも見えますが、多分これが地毛のようです。頭がやや大きいのでバランスは悪いですし、食い意地も張ってますが、基本いいこねこです。飼い主あっちゃんや、ボロアパート星雲荘の変な住人達とこはなの、ほんのわずかドラマチックで、結構ささかまな日々。
美しい世界、魅力的なキャラ、奥が知れない物語と展開。 そして幻想的な「魔法」のエフェクトに加えてそのエグいほどの恐ろしさが、表紙からは想像もつかないギャップとも言える世界観を作っています。 ジャンルとしてはダークファンタジーと言ってもいいと思う。 壮大で人を惹きつけ魅了する世界観がありつつもゾッとする恐ろしさが両立しているため、こう表現すると陳腐かもしれないけどジブリ映画のような完成度の高さが垣間見えている作品。 以前どこかで見たんですが、白浜先生が絵を描いている動画があって「そこ直接書いてるの!?」とビックリした憶えがあります。 扉絵か何かで魔法使いの子供たちが家でご飯の準備か何かをしているシーンだったかと思いますが、画力というのはこういうのを言うんだなーと勝手にこれまでの努力も凄かろうと想像して感心させられました。 服のシワの書き方とか模様とかもすごかったなぁ。。。 もちろんストーリーも面白いし、怖いし、先が気になる素晴らしい展開。 編集部からも大事にされてるんじゃないかと思いますが、ゆっくりでいいので最後までクオリティを保っていただければこれ幸い。 追記:白浜先生の画力の高さはこの序章を担当されてるところでよくわかります http://www.moae.jp/comic/kugutsusenki/1