うみがはしるえんどろーる
海が走るエンドロール
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あらすじ
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
ちはやふる
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あらすじ
まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!

ついに完結した名作・・

終わってしまった・・50巻と区切りも良かったですし、ちょっとマンネリ化もしてきてないとは言い切れない状態でしたので、これで良かったのかもしれませんが、続きが読めないとなるとものすごく寂しいです・・ 元々は全然知らないマンガだったのですが、甥っ子が学校で百人一首大会があり、それに向けて練習をしていると言っていたので、「百人一首スペースマンガ」で検索したところ、こちらのマンガがヒットし、甥っ子に読ませる用に購入したのが出会いでした。 それで、表紙や絵柄が完全に少女マンガ的なこともあり、甥っ子が全然興味を示さなかったため、わたしが先に読んでみようと読んだんですが、これが面白い!!! 久しぶりに1日に3回も4回も本屋に行ってしまいました(続刊買い増しのため)。 その後、コロナとかあり、個人的にも一市民なりにいろいろなことがあったのですが、その度に読み直しをさせてもらってます。総武線で危うく落涙しそうになり、マスクで顔を覆ったこともありました。 マンガ一時好きだったのですが、いろんなソシャゲとかも出てきてほぼ読んでない時期があったのですが、やっぱマンガ読んだ方がいいな、と気付けたきっかけの作品でもあります。 内容的には百人一首に打ち込む高校生達の物語で、少女マンガの雑誌に連載されているものですが、正統派スポ根ものです。努力と友情と勝利も全部マシです。柔道部物語やマキバオーが好きな人は絶対に好きだと思うので、50巻ありますが、なんとか理由をつけて読み始めてみてください。

酒チャビン
酒チャビン
大奥
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あらすじ
男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!?
のだめカンタービレ
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あらすじ
カプリチオーソ(気ままに気まぐれに)カンタービレ(歌うように)。不思議少女・野田恵(のだめ)の奇行を見よ!
しょうわげんろくらくごしんじゅう
昭和元禄落語心中
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あらすじ
満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎(よたろう)。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲(やくも)がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
みすてりというなかれ
ミステリと言う勿れ
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あらすじ
話題沸騰★ 青年・久能整! ついに登場!! 『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年! しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!! 解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!! 冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると… 警察官がやってきて…!? 突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。しかもその被害者は、整の同級生で…。次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる…??? 新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!
LIMBO THE KING
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あらすじ
多大なる犠牲者を出した眠り病撲滅から8年――。任務中に瀕死の重傷を負い、退役の危機にあったアダムは、軍幹部から特殊任務を伝えられる。それは、なくなったはずの眠り病再発に絡む極秘ミッションで!? 不屈のNAVY男と伝説の元英雄が記憶を食い荒らす奇病“眠り病”に立ち向かう!!

これは好きなやつだった

吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
まちだくんのせかい
町田くんの世界
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あらすじ
物静かでメガネ。そんな外見とは裏腹に成績は中の下。アナログ人間で不器用。なのに運動神経は見た目どおりの町田くん。得意なことが何もないと本人は思っていますが周りからは愛されています。その理由とは…? 別マの新感覚連載、必見の第1巻です!!

静かな生活者(あまりにも異質なもの)

騒々しい生活(というのは、あれやこれやの事象に理由を取り付けて、そのあれやこれやの理由の受けて忙しなく動きまわる、あるいは動きまわされることの謂われだと思いますが)というものに対して、静かな生活というものは存外エネルギーを使うものだと思います、それはひょっとすると騒々しい生活以上にたいへんなエネルギーを使うものなのかもしれません。 静かな生活というのは、ひと事でいえば、任意の一点を中心に円を形作るような生き方、あるいは、台風の目のようなものを想像してもらえると少し分かりやすいかもしれません。任意の一点とはまさしく自分自身、それは人であるからして動きまわる一点であり、そして、どこへ行ったとしても、その場その場でみずから円を形作り、その円周上にあるものをみずからの目で捉えることができる。静かな生活者は、身のまわりの事象にいっさいの理由を見出さない、つまり、なにかの理由を受けて動くことがない、それは自分自身がいっさいの理由だからなのでしょう。 たとえば、人は誰かのことを好きとおもうとき、そこに理由を求める生き物だと思います。好きであるからには何か理由がきっとあるはず、何にしたってそこに理由がなければ根拠がなければ安心することはできない、そうでなければ、わたしの好きという気持ちは曖昧なものにあってしまう、はたして、ほんとうに好きなのだろうか、と。そこで理由を考えてみます、優しいから好き、~だから好き、~だから好き、~だから好き、愛してくれるから好き、そうであるなら、もっと優しくて、もっと~で、もっと~で、もっと~で、もっと愛してくれる人が現れたら、それでも他ならぬその人が好きだという根拠はいったいどこにあるのでしょうか? 理由が根拠があるという状態にはたしかに信頼性があるのかもしれません、しかし、理由や根拠のようなものからくる好きという感情は、何かそれ自体でない受け身な状態のような、かえって確固たるもののないぐらぐらした感情であるような気もします、好きという感情には消極的好きと積極的好きがあるように思います、消極的好きは何かの理由からやってくる好き、それでは、わたしの積極的好きはいったいどこにあるのでしょうか。 町田くんは人が好きだという、それだけには自信があるんだという、しかし、そこにはいっさいの理由がありません。それは町田くんという人が静かな生活者であり、どこにいても任意の一点を中心に円を形作ることができる、台風の目であることができるからにほかならないでしょう。しかし、それはいっぽうで、なんと唐突で空恐ろしいことだとも思うのです。裏を返してみれば、理由をいっさい持たない、そして、いっさいがその理由である、訳の分からない矛盾のかたまりのような途方もない無条件の存在がいきなり目のまえに現れるのです。それはまさに台風に例えられるように、あまりにも過激で破壊的な存在だ、そして、なによりも生々しくギラギラとしている。 このマンガは『町田くんの世界』というタイトルの通り、町田くんの目から、円を形作る任意の一点から、台風の目から世界を捉えたものです、その円の内部はまさしく台風の目のように静かで穏やかな空気が漂っていることでしょう。しかし、その台風の全体は途方もないエネルギーをそなえた、なにより生々しくギラギラとした剥き出しの存在だ、人はまず、そのことに心してかかるべきだと思うのです。

影絵が趣味
影絵が趣味
ひきだしにてらりうむ
ひきだしにテラリウム
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あらすじ
ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。笑顔と涙、驚きと共感。コメディ、昔話、ファンタジー、SF……新進の気鋭、九井諒子が描く万華鏡のようにきらめく掌編33篇。―Web文芸誌マトグロッソでの、2011年8月~2012年12月の約1年半の連載分全篇のほか、「えぐちみ代このスットコ訪問記トーワ国編」「神のみぞ知る」、描き下ろし作品も収録。
うみまちだいありー
海街diary
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あらすじ
男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報(ふほう)が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃は…。鎌倉(かまくら)を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!!

鎌倉に住みたい……

私事ながら、先日、夏の休暇に鎌倉へ遊びに行ってきました。一日じゅう海だ山だと方々歩きまわって、さいごは海岸の小さな橋に足をぶらんと投げ出して海と日没を拝みました。 帰ってきて翌日、そういえば、鎌倉といえば『海街diary』だったと思い立ち、本棚を漁って、およそ2年ぶりに頁をめくりました。連載のスピードがあまりに遅いのでしばらく放っておいたんですね。するとどうでしょう、鎌倉で目にした風景のあれやこれやが数頁に2,3度も描かれている。とりわけ、私がさいごに腰を落ち着けた海岸の小さな橋、これが何度も出てきてですね、しかも三姉妹それぞれの重要な逢瀬の場になっている。そのときは涙でぐしゃぐしゃになりながら読んでいたわけですが、後になって冷静に考えてみると、じぶんの無意識がおそろしいのか、すべては吉田秋生の手中にあるのか、それは分かりませんけども、とにかく場所の力というのは物凄いと感じました。この海岸の小さな橋以外にも、おなじ風景はたくさん描かれていて、しかも、違う人物がそこに居たりする。おそらく、それらの場所は、鎌倉において人がしぜんと足を止めてしまうところなのでしょう。 海街diaryを通して読んでいくと、とくに人の生死やお金にまつわる問題をめぐって、いかに人と人とが分かり合うことが困難か、というより、そもそも分かり合うことはできないけれどそれでも生きてゆく、というモチーフが繰り返し描かれているように思います。でも今回、鎌倉にじっさいに足を運んでみて、そんな人それぞれの胸の内の想いが、おなじ鎌倉の風景の下で人知れず交わっている、そんなことを考えると胸が熱くなってくるのです。

影絵が趣味
影絵が趣味
さかみちのあぽろん
坂道のアポロン
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あらすじ
1966年初夏、横須賀から地方の高校へ転入した薫。幼い頃から転校の繰り返しで、薫にとって学校は苦しいだけの場所になっていた。ところが転入初日、とんでもない男と出会い、薫の高校生活が意外な方向へ変わり始め…!?眩しくてほろ苦い、直球青春物語!!
りゅうのがっこうはやまのうえ
竜の学校は山の上
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あらすじ
勇者は孤独な里帰り、女子中学生の天使は進学に悩み、ケンタウロスは馬車馬のように働く、今日も大学の上空には竜が飛ぶ……あたりまえのように、そこにある非日常。現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」へご案内!ウェブや同人誌即売会で発表された7編に加筆修正を加え、描き下ろし2編もあわせて収録。ウェブや同人誌即売会で作品を発表し、広い世代から注目を集める新星、初の作品集!【収録作品】『帰郷』『魔王』『魔王城問題』『支配』『代紺山の嫁探し』『現代神話』『進学天使』『竜の学校は山の上』『くず』
ひかりのはこ
光の箱
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あらすじ
先の見えない世界で、光を照らす場所がある Twitterで話題を読んだ「制服ぬすまれた」の作者・衿沢世衣子が贈るミステリック・オムニバスが登場! 生と死の狭間に立つコンビニエンスストア。その明かりに引き寄せられる人々が最後に買い求めるものは何なのか。そして、そこで働く青年二人の秘密とは――
おとこのいっしょう
娚の一生
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あらすじ
東京の大手電機会社に勤める堂薗つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?晴耕雨読的女一匹人生物語!!

不器用な大人の恋愛模様

子供の頃は、大人になったらもっと自由かと思っていたけど、どうやら大人になっても、大人という枷のせいで、なかなかストレートにハッピーエンドとはいかないものらしい。 「娚の一生」は、バリキャリ街道を突き進み良い年齢になった女性・つぐみと、つぐみよりさらに年上の男性・海江田の恋愛物語。 恋愛ものは10代20代の子がキャピキャピ言っているものだと思っていたので、初めて読んだときは30代と50代という年齢設定に衝撃を受けた。 その年齢設定のせいか、なんだかリアルな感じがする。  歳を経ていても美男美女だったり、当時だと外国のIT企業なみのフルリモートワークを許可されたり、海江田先生のようなすてきな男性が存在したりと、リアルな感じは薄いのに。 海江田先生のシブい艶やかさにメロメロになりつつ、先生に愛されている恋愛下手のつぐみちゃんを応援しつつ。 読み進めていった先、物語がどのような展開になるかは、読んだ方だけのお楽しみ。 私の場合、良かった良かったったという思いと、エエエエエという困惑が混在した。 ちなみに、表紙イラストが次巻表紙につながる形式の単行本なので、並べると圧巻。 ただ3巻で突然引きのイラストになり、どうみても破廉恥で、買うのが少し恥ずかしかったのを覚えている。

ゆゆゆ
ゆゆゆ
きんのくにみずのくに
金の国 水の国
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あらすじ
昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやりB国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい――― そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!? 「町でうわさの天狗の子」の岩本ナオが292Pのボリュームで贈る、おとぎ嫁婿ものがたり。

人柄で輝く壮大な中東的絵巻(映画化記念!)

この作品がまず凄いのは、主人公達を美男美女に描かない……と言うと怒る方もおられるかもしれませんね。最終的には、主人公の二人はカッコ良くなりますからね、分かります。 豊かな交易国Aの姫は、見た目ぽっちゃり体型。水が豊富なB国の男性は、髪ボサボサ。しかし彼女達は、次第に輝き出します。 男性は頭脳と損得抜きの実直さでA国中枢と渡り合い、姫は人柄と度胸でギリギリのやり取りを制する。そして次第に聖性を帯び、大人物となってゆく……。 二人を輝かせるのが「人柄」だという事に、こんなにも胸躍るとは! 世界観は中東的。豊かなA国の規格外に豪華な宮殿は、眺めているだけでも楽しい。B国は毛皮の装飾など、やや北方的な感じ。現実世界のどのあたりがモチーフか、想像するのも面白いです。 互いの内面に惹かれ、深い部分で愛し合い、信頼を強める二人が周囲の人たちを和してゆき、大きなものを動かす。スケール感のある物語がたった1巻に濃縮され、読み終わって思わず、うわぁと声が出てしまいました。 (23年1月27日に映画化とのことです。壮大な絵はアニメ化に向いていると思っていましたが、ポスターが素晴らしい!) https://twitter.com/kinmizu_movie/status/1596292657352871939?s=46&t=5CTjuadDgQT13SzcdsdmLA

あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
ちじょうはぽけっとのなかのにわ
地上はポケットの中の庭
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あらすじ
紅茶の香りに似たアザミが咲きほこる庭、人の言葉を話すコガネムシがやってくる庭、焼きたてのミラベルのタルトと笑い声に包まれた庭、47歩先に壊れたアシカのプールが見える庭……。さまざまな“庭”を舞台に、生きるものの繋がりを描くITAN掲載シリーズをはじめ、満場一致で大賞を受賞したデビュー作を含む短編5作を収録。人間の愛しさを豊かに伝える鮮烈な才能!
さよならみにすかーと
さよならミニスカート
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あらすじ
その日、彼女は「女の子」をやめた――。 女子で唯一、スラックスで通学する仁那が抱える秘密とは。衝撃のドラマが幕を開ける。

この作品を『りぼん』で連載する意味を考えたい

アイドルのセンターを務めていた女の子がある事件をきっかけにアイドルはおろか女の子であることをやめてしまい、男子の制服で学校に通い始める…現実に起きた事件も想起させるようなインパクトのある導入から始まる今作ですが、それ以上に話題になったのは、この作品が小中学生の女子を読者層として持つ『りぼん』で連載開始されたこと、およびその『りぼん』の編集長が連載開始にあたり異例の声明文を出したことだったように思います。 この物語はそれぞれが遭遇した事件を通して自分が「持って生まれたもの」「持たなかったもの」を自覚してしまった少年少女が、そのなかでどう生きて行くかをもがきながら探していく物語だと私は受け取りました。 もちろんそれはジェンダー的なものもあるし、もっと普遍的な自身のアイデンティティに関わることも含まれます。それら多くのものを内包したうえで物語が編み出されていることに素直に感動するとともに、私自身も自分が持って生まれたもの、自分に配られたカードで人生を生きていかなければならないということを意識せずにはいられませんでした。もしかしたら、生徒同士の自意識にグラデーションのある高校の一教室を舞台に描かれていることが、逆に主人公たちの自意識というものを強く感じさせる構造となっているのかもしれません。 ここからは個人的な考えになってしまいますが、2巻までで唯一作品に入り込めなかった場面がありました。それは2巻中盤、仁那が長栖にアイドルだった時の気持ちを聞かれた場面。そこで吐露される感情は私の中にはないもので、この場面については共感することができませんでした。 恐らくこれは、私自身が幼少期も含めてアイドルというものに傾倒した経験がなくて、アイドルに元気を貰うということに対して実感をもって理解できないためではないかと推測しています。そして、純粋にアイドルという存在に憧れることができる10代までの女性が、同じようにアイドルという存在にレゾンデートルを重ねる仁那の様子から最も多くのものを感じ取れるように思うし、そういう点がこの作品を「りぼん」で連載する意味なのではないか思い至りました。 2巻まで読了

sogor25
sogor25
さんびょうしのむすめたんこうぼん
三拍子の娘
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あらすじ
私たち、親に捨てられちゃったけど、結構楽しく暮らしてます。流されやすい長女・すみ、自由気ままな次女・とら、優等生だが謎多き三女・ふじの折原三姉妹。決して完璧な3人じゃないけど、私たちには私たちのリズムがある。ワルツのように軽やかに、日々の暮らしはこんなにも、強く、楽しく、愛おしい。
あいすべきむすめたち
愛すべき娘たち
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あらすじ
「女」という不思議な存在のさまざまな愛のカタチを、静かに深く鮮やかに描いた珠玉の連作集。オトコには解らない、故に愛しい女達の人間模様5篇。
しきのぜんじつ
式の前日
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あらすじ
双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。“ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。
フラワー・オブ・ライフ
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あらすじ
白血病治療のため、1年1ヶ月遅れで高1になった春太郎。オカマにしか見えない教師や優しいぽっちゃり少年などのバラエティ豊かな人々に囲まれ、どこにでもあるようでどこにもない学園生活が始まる!

笑ったり泣いたりするだけが青春じゃないんだ

かしこ
かしこ
ぽーのいちぞくゆにこーん
ポーの一族 ユニコーン
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あらすじ
旧作のラストに直結する新エピソード開幕! 40年ぶりの新作発表で話題となった『ポーの一族 春の夢』の続刊。旧作のラストエピソード「エディス」で炎にのまれたアランとその後のエドガーそしてバンパネラ一族の運命が紡がれる衝撃の新エピソードです。
みはらしがおかにてそれから
見晴らしガ丘にて それから
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あらすじ
入院した父親を介護するために、二度と帰るつもりのなかった「見晴らしガ丘」に戻ってきた沙也加は、子どもの頃に通ったおにぎり屋が、まだ営業していることに気がついて――。第15回(1986年度)日本漫画家協会賞・優秀賞を受賞した『見晴らしガ丘にて』から三十余年。東京近郊の住宅地で“今”を生きる人々を描いた近藤ようこの連作シリーズ、待望の単行本化。プロローグとエピローグに「宇宙爺」(前・後)を描き下ろし。
山へ行く
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あらすじ
「そうだ、今日は山へ行こう」 …ある日の朝、小説家の生方(うぶかた)は目覚めと共にそう思い立つ。一切の日常を後にして、取材でもなんでもなく、ただ山に行くため、彼は自転車で出発するが…!? 表題作ほか、母と子を描く「春の小川」、実験的な野心作「柳の木」など、日常と非日常が混じり合う瞬間を切り取った、シリーズ“ここではないどこか”連作集・第一弾。 ※このコンテンツは「山へ行く」文庫版をデジタル化したものです。