あらすじ東京の大手電機会社に勤める堂薗つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?晴耕雨読的女一匹人生物語!!続きを読む
娚の一生のあらすじ東京の大手電機会社に勤める堂薗つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?晴耕雨読的女一匹人生物語!!続きを読む
労働系女子マンガ論! 第5回 『娚の一生』西炯子〜超エリートの女・堂薗つぐみはいかにして「娚(おとこ)」となりしか(後編) | タバブックスタバブックス「現実にもありそうな関係性」など、思い切り無視して、フィクションだからこそ可能な、最高の落とし前をつけてくれた瞬間、胸にこみ上げてくるのは「ここまで読んできて良かった!」というランナーズ・ハイ状態。「現実にもありそうな関係性」に回収されていれば、こうした恍惚の瞬間はきっと訪れていないでしょう。 「娚」という字の示す通り、ふたりは「ふたりして ひとり」であり、寄り添ってはいても別々の存在なのです。そして、「愛し合うことは「ふたりがひとつになる」ことだ」などという手垢にまみれた言葉を蹴散らし、ずんずん前進していく彼らの生きざまは、「ひとり」であることの孤独と引き替えに、女が当たり前のように働いて生きていくことを、強く強く後押ししてくれるのではないでしょうか。
労働系女子マンガ論! 第4回 『娚の一生』西炯子〜超エリートの女・堂薗つぐみはいかにして「娚(おとこ)」となりしか(前編) | タバブックスタバブックス働き盛りの女子にとって、西炯子『娚の一生』を読むことは、リアルとファンタジーの両極を高速で往復することなのではないでしょうか。リアルの極は「分かりすぎて辛い」、ファンタジーの極は「ありえなくて辛い」と言い換えてもいい。
式の前日穂積1巻まで刊行2件のクチコミ双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。“ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。試し読み
百姓貴族荒川弘8巻まで刊行5件のクチコミ「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。マンガ家になる前は、北海道で七年間農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマにおびえ、エゾシマリスに翻弄される──。朝から晩まで年中無休で働く、タフでハードな仕事。でも読めばわかります。お百姓さんは、かっこいいのです!!あの『鋼の錬金術師』の作者がおくる、血と汗と笑いの知られざる農家エッセイ・コミック!!試し読み
ジョジョの奇妙な冒険 第8部 カラー版荒木飛呂彦全27巻完結2件のクチコミS市杜王町。震災後、突如、町の中にあらわれた「壁の目」と呼ばれる隆起物付近で、大学生の広瀬康穂は謎の青年を発見した。彼の身元を突き止める事にした康穂であったが、不可解な現象が2人の周りで起こり始め…!試し読み
昭和元禄落語心中雲田はるこ全10巻完結8件のクチコミ満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎(よたろう)。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲(やくも)がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!試し読み
ハイキュー!!古舘春一全45巻完結23件のクチコミおれは飛べる!!バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?試し読み
俺物語!!アルコ河原和音全14巻完結12件のクチコミ剛田猛男は高校1年生。身長2m・体重120kg(いずれも推定)。好きになった子は、いつも幼馴染みのイケメン・砂川の方に行っちゃうけど、真っ直ぐで不器用で鈍感で、男子からは超モテモテ!ある朝、通学電車の中で、ひとりの女の子を痴漢から救ったことで猛男にも春到来の予感…!?笑って泣けて、胸キュンも満載の、爆笑純情コメディー!試し読み
月刊少女野崎くん椿いづみ16巻まで刊行9件のクチコミ無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。彼に恋をした女子高生「佐倉千代」は勇気を振り絞って告白するものの、何故か恋人ではなく少女漫画家のアシスタントになったのでした…。男子高校生でありながら人気少女漫画家でもある野崎くんの日常を描く、少女漫画家男子コメディー!!試し読み
空と原中村明日美子1巻まで刊行1件のクチコミ原学、37歳、男子校教師、独身、「生徒には絶対手を出さない」というポリシーを持つ男。3年間の片想いから脱するために訪れたゲイの集まるクラブで若い男に出会う。後に彼は、原が勤める学校の新入生、ソラノだと分かり…??不器用なオトナ、永遠のアテ馬と呼ばれる原先生に春は来るか!?※扉絵・あとがきは収録していません試し読み
子供の頃は、大人になったらもっと自由かと思っていたけど、どうやら大人になっても、大人という枷のせいで、なかなかストレートにハッピーエンドとはいかないものらしい。 「娚の一生」は、バリキャリ街道を突き進み良い年齢になった女性・つぐみと、つぐみよりさらに年上の男性・海江田の恋愛物語。 恋愛ものは10代20代の子がキャピキャピ言っているものだと思っていたので、初めて読んだときは30代と50代という年齢設定に衝撃を受けた。 その年齢設定のせいか、なんだかリアルな感じがする。 歳を経ていても美男美女だったり、当時だと外国のIT企業なみのフルリモートワークを許可されたり、海江田先生のようなすてきな男性が存在したりと、リアルな感じは薄いのに。 海江田先生のシブい艶やかさにメロメロになりつつ、先生に愛されている恋愛下手のつぐみちゃんを応援しつつ。 読み進めていった先、物語がどのような展開になるかは、読んだ方だけのお楽しみ。 私の場合、良かった良かったったという思いと、エエエエエという困惑が混在した。 ちなみに、表紙イラストが次巻表紙につながる形式の単行本なので、並べると圧巻。 ただ3巻で突然引きのイラストになり、どうみても破廉恥で、買うのが少し恥ずかしかったのを覚えている。