南海の離島・古志木島(こしきじま)。医療設備もままならないその島へ、東京の大学病院にいたという、何やらわけありの外科医・五島健助が船酔いに耐えながらやってきた。だが着任初日、診療所を訪れた患者はゼロ。看護婦の星野は「この島の人達は、本当に具合が悪かったら、本土の病院に船で6時間かけて行くんです。誰もこんなとこで診てもらいたくないですからね」と言う。なんだか気が抜けてしまった健介だが、その日の夜「タケヒロが大変だ」と、友達のクニオが血相を変えてやって来た。早速タケヒロの家に行った健介は、急性虫垂炎と診断。早急に手術をしないと、命が危ない。しかし島に来る医者を信用していないタケヒロの父親は、健介が手術することを拒否。船で本土の病院へ運ぶという。
東京の大手電機会社に勤める堂薗つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?晴耕雨読的女一匹人生物語!!
不器用な大人の恋愛模様
1969年、東大安田講堂などに立てこもった学生たちに対して、警察は催涙弾4000発を使用。逮捕された学生は729人、そのうち負傷者は428人にのぼった。この国家権力の暴挙に対して熱心な学生運動家・村木鉄人は、過激派に走り、全国指名手配中所在不明に。その兄を探しだすために弟である村木正人(薩摩示現流の達人)は高校を中退し、恋人に別れを告げ、鹿児島から東京へ。ゆく先々で出逢う女性と性的関係になるまでのアバンチュールを楽しみながら旅を続ける――。「週刊漫画アクション」において1971年~73年まで連載され、当時としては異例の単行本累計100万部を突破した作品である。また72、73年には佐々木守・足立正生脚本、沖雅也主演を含む三部作が製作された。H系漫画のパイオニアとして取り上げられることも多い。
とある“事件”からプロゴルファーの資格を剥奪され、世間から逃げるように鹿児島県「トカラ列島」に移り住んだ五十嵐。“日本最後の秘境”とも言われる島で出会ったのは、天真爛漫な女の子、とんぼだった。ところが、“秘境”であるはずの島に手作りのゴルフコースがあり、そこで日頃遊んでいるとんぼは、3番アイアン1本であらゆるショットを繰り出すという天才的なプレーを見せた! 五十嵐はその才能に驚愕するが、同時にとんぼが3番アイアンしか使わないことにも疑問を持つ。そこには、とんぼの心の奥深くに秘められた辛く悲しい過去が……。「週刊ゴルフダイジェスト」連載コミックの単行本化第1弾。
住宅会社「サンバスホーム・ハウジング」に勤める桜木舜は、妻子とともに東京で暮らしていたが、ある日突然、鹿児島支店への転勤を命ぜられてしまう。鹿児島は小5から中3まで住んでいたことのある懐かしい街なのだが、娘の教育や妻の親の介護問題など、悩んだ末に、舜は単身赴任を決意して…。
特攻の町・知覧にある小さな食堂。そこには、特攻兵となり出撃してゆく少年飛行兵が集まってきました。彼らと食堂の家族が繰り広げた優しくて儚い物語。
鹿児島弁でいいかげんの意味を持つ「ざっぺら」のままに生きるボクサーと、彼を取り巻く人々の人情ストーリー。急死した友達・黒石(くろいし)へ線香を上げるために、故郷に帰ってきたボクサー・二階堂天(にかいどう・てん)。1ヶ月後に日本タイトルマッチを控えていた天だったが、黒石の妻である「まつげちゃん」こと圭子(けいこ)のために、黒石が働いていたホテルで10日間働くことになり……!?
大政奉還後、明治三年の日本、鹿児島。元官軍総大将の西郷吉之助こと隆盛は、故郷で畑仕事に精を出していた。そこへ弟の従道が訪ねてくる。従道は、隆盛が東京を離れたあとの新政府の堕落ぶりを嘆き、隆盛に東京へ戻って力を貸してくれと懇願するのだった。隆盛は日本のために、再度立ち上がる決心をする。隆盛が戻ると、まずはじめの難題は廃藩置県。さらには政府と天皇を護るための近衛隊の創設だった。なかなか日本各地のかつての大名・藩主たちの理解を得られぬ中、隆盛は理想を追って奮闘するも…。明治の大偉人、西郷隆盛の後半生を真摯に描く。
桜島に突如現れた「怪災」と称される超巨大生命体。この未知の敵に立ち向かう男がいた――。名は「キャプテンハンゾーモン」。しかし、怪災の圧倒的パワーによって、鹿児島から福岡まで押し込まれ、まさに土俵際。最大のピンチに、神剣クサナギの力を宿した「閃光の右上手」が唸る! あきらめで閉塞した日本をブチアゲる、漢勝負(ガチンコ)&限界突破アクション。
2025年。兄は、もう一度だけ自分を信じた。筑波経由火星行きの物語がはじまる!本格兄弟宇宙漫画発進!幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる!
このあいだドラマの再放送がやっていて、実は私ドラマの大ファンだったんですけど漫画の方を読んでなかったので連載再開するまでにと思い読み始めました。 Kindle Unlimitedで合本版が読めます。なんて有り難いことでしょう。 いやー面白いですね。久々にハマれると思った医療マンガです。 コトー先生はドラマ以上にゴッドハンドでしたし、キャラクター単体としてもかなり好きです。基本が笑い顔なところとか。あと「背が高くて馬面」という設定にびっくり。 コトー先生自身が大怪我を負って生死のふちを彷徨う回があるんですが、まさか自分で自分の腹を手術するなんて思いませんでした。ランボーかよ!いやランボーより凄いか 著者の山田先生も連載再開に向けて動いているようなので、それまでに25巻読破します!