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鹿児島弁でいいかげんの意味を持つ「ざっぺら」のままに生きるボクサーと、彼を取り巻く人々の人情ストーリー。急死した友達・黒石(くろいし)へ線香を上げるために、故郷に帰ってきたボクサー・二階堂天(にかいどう・てん)。1ヶ月後に日本タイトルマッチを控えていた天だったが、黒石の妻である「まつげちゃん」こと圭子(けいこ)のために、黒石が働いていたホテルで10日間働くことになり……!?
鹿児島弁でいいかげんの意味を持つ「ざっぺら」のままに生きるボクサーと、彼を取り巻く人々の人情ストーリー。急死した友達・黒石(くろいし)へ線香を上げるために、故郷に帰ってきたボクサー・二階堂天(にかいどう・てん)。1ヶ月後に日本タイトルマッチを控えていた天だったが、黒石の妻である「まつげちゃん」こと圭子(けいこ)のために、黒石が働いていたホテルで10日間働くことになり……!?
南海の離島・古志木島(こしきじま)。医療設備もままならないその島へ、東京の大学病院にいたという、何やらわけありの外科医・五島健助が船酔いに耐えながらやってきた。だが着任初日、診療所を訪れた患者はゼロ。看護婦の星野は「この島の人達は、本当に具合が悪かったら、本土の病院に船で6時間かけて行くんです。誰もこんなとこで診てもらいたくないですからね」と言う。なんだか気が抜けてしまった健介だが、その日の夜「タケヒロが大変だ」と、友達のクニオが血相を変えてやって来た。早速タケヒロの家に行った健介は、急性虫垂炎と診断。早急に手術をしないと、命が危ない。しかし島に来る医者を信用していないタケヒロの父親は、健介が手術することを拒否。船で本土の病院へ運ぶという。
1969年、東大安田講堂などに立てこもった学生たちに対して、警察は催涙弾4000発を使用。逮捕された学生は729人、そのうち負傷者は428人にのぼった。この国家権力の暴挙に対して熱心な学生運動家・村木鉄人は、過激派に走り、全国指名手配中所在不明に。その兄を探しだすために弟である村木正人(薩摩示現流の達人)は高校を中退し、恋人に別れを告げ、鹿児島から東京へ。ゆく先々で出逢う女性と性的関係になるまでのアバンチュールを楽しみながら旅を続ける――。「週刊漫画アクション」において1971年~73年まで連載され、当時としては異例の単行本累計100万部を突破した作品である。また72、73年には佐々木守・足立正生脚本、沖雅也主演を含む三部作が製作された。H系漫画のパイオニアとして取り上げられることも多い。