芳谷 圭児(よしたに けいじ、1937年1月19日 - )は東京都板橋区出身の漫画家。父親は児童漫画家の芳谷まさる。 1954年に貸本単行本『友情三つの星』でデビュー。以後、少年誌・少女誌・学年誌などで幅広く活躍。その一方でつのだじろうのアシスタントを務めていたが、1969年に赤塚不二夫のフジオプロ劇画部設立に参画。「週刊少年サンデー」にて学生運動をテーマにした『高校さすらい派』を発表し、映画化され反響を呼ぶ。1974年には古谷三敏とともにファミリー企画を設立。1981年に独立する。
1969年、東大安田講堂などに立てこもった学生たちに対して、警察は催涙弾4000発を使用。逮捕された学生は729人、そのうち負傷者は428人にのぼった。この国家権力の暴挙に対して熱心な学生運動家・村木鉄人は、過激派に走り、全国指名手配中所在不明に。その兄を探しだすために弟である村木正人(薩摩示現流の達人)は高校を中退し、恋人に別れを告げ、鹿児島から東京へ。ゆく先々で出逢う女性と性的関係になるまでのアバンチュールを楽しみながら旅を続ける――。「週刊漫画アクション」において1971年~73年まで連載され、当時としては異例の単行本累計100万部を突破した作品である。また72、73年には佐々木守・足立正生脚本、沖雅也主演を含む三部作が製作された。H系漫画のパイオニアとして取り上げられることも多い。
“吹く風に逆らって生きる、それが俺のやり方!”男のロマンを限りなく追求し続ける男・ボギーを描く痛快ゴルフ巨編!!
男の一生は仕事にあらず、働くことにあらず、金儲けにあらず、成功にあらず。ただ、女と寝ることにある。福笑いの人形を使い、あの手この手で次から次へと女を口説く男・天下上(あまくだってのぼる)。バケツに入れたカニのようにうるさく喋る、通称女ごろしの「カニバケツ」、次なる獲物は?
大学進学のため東京の地にやって来た桑沢隆介・18才は、オヤジもオフクロの眼も光っていない思い切り自由な新生活に心躍らせていた。女心にやすらぎを与える天性のパワーを持った隆介は、入学してすぐのガイダンスでは同じく新入生の井家上真理を強引に彼女にし、更にナンパ目的で出向いた原宿では謎の美女・敦子と出会い初体験まで済ませてしまう等やりたい放題。しかし隆介はもっと大きな野望を抱いていた。単なる大学生が天性の人懐っこさで女も商売も攻略していく青春ビジネスストーリー!
歌舞伎町の隅にたたずむ雀荘「一雀」。主の池谷一朗と出入りの雀士たちが繰り広げる真の麻雀ストーリー。物語も雀士の勝負もレベルが高く、小池一夫のペンが冴える。電子版配信記念として、1970年代に作者が雑誌トップコミックのために書き下ろしたおしゃれでエッチな秘蔵イラストを巻末に添付。
腹話術の可愛らしい人形・ラビを使い、あの手この手で次から次へと女を口説く男・天下上(あまくだってのぼる)。「男の一生は仕事にあらず、働くことにあらず、金儲けにあらず、成功にあらず。ただ、女と寝ることにある」……まるでバケツに入れたカニのようにうるさく喋る、通称女ごろしの「カニバケツ」、次なる獲物は? 小池一夫ワールド全開の女たらしっぷりが気持ちいい快作! 「漫画アクション(双葉社)」1976~78年掲載作品。
1979年のフランス、パリ。美女のヨウコは裏の世界では知らない人がいない程の権力者マダム・クロードの元へ向かっていた。世界で一番の娼婦になる為に―― 『風のフィユ』が合本版として登場!
天才スケコマシ!その名はカニバケツ!いつの時代にもこんなチャラ男はいるもんだ。大胆不敵、アタマも切れまくりの二枚目男にお高く止まったレディも一発でサレンダー(降参)!面白すぎるエロティックコメディ第1弾。電子版配信記念として、1970年代に作者が雑誌トップコミックのために書き下ろしたおしゃれでエッチな秘蔵イラストを巻末に添付。第一話 バケツにカニを入れたならの巻 第ニ話 ウレシヤイマヒノテルの巻 第三話 ボディーランゲージの巻 第四話 ストライクの巻 第五話 パッパは殺し屋の巻 第六話 パッパ69の巻 第七話 キャッチボールGTの巻 第八話 一チン上の理由の巻 第九話 男の子は強く女の子も強くの巻
青葉台高校に転校してきた「触覚ドモン」こと土門一歩は、生徒会の予想通りとんでもない悪党だった。いろんな方法で校内を荒らしまわり、生徒を学校ごと災難に陥れるのだった。しかし、その裏には秘密があった。小池・芳谷の名コンビが送る傑作を合本第1巻で。電子版配信記念として、1970年代に作者が雑誌トップコミックのために書き下ろしたおしゃれでエッチな秘蔵イラストを巻末に添付。
たまたま少し体調が悪いときに読んだので「これは俺の頭がおかしくなっているのか?」と不安になったのですが元からぶっとんだマンガでした。 Twitterで本作の画像を見かけて一体何事だろうと調べたところ、飛び込んできたのがこのあらすじ。 「電車内で喫煙していた女子高生のお尻をひんむいて、「せっかーン!!」と叫びながらひっぱたく着流しの男。彼、阿久津無事(あくづぶじ)は筑紫大学付属高校に赴任してきた日本史教師である。」 「正気か?」と思えるような筋書きですがこれでページをめくらせてくるエネルギーというか勢いがすごい。作中で阿久津先生が言うこと自体は確かにまっすぐというか、恐ろしいことに生徒を思ってのことだというのは伝わってくるのです。本当にどうして? 結果として女性のケツを公衆の面前でひっぱたくのが最大の見せ場の男には変わりないのですが、読んでいる間は目が離せません。絶対に負けないし(※自身を排除しようとする女性たちの工作をすべて破る)。 なにはともあれ読者を引きつけるパワーは満ち満ちているので、読まずにネタ漫画だと笑うのはもったいないと感じました。ただ体調が優れないときに読むのはやめたほうがいいと思います。
剣の達人である高校生・通称村正を主人公にした、かなり性的にキワドイ漫画で、40年以上前の発表当時は大きな話題となった作品です。小池一夫氏原作のこの作品ですが、俺の空/宮本ひろ志と通じる部分があり、村正が全国行脚しながら、出会う魅力的な女性との精神、肉体的な交わりを通し物語が展開します。さすが小池原作だけあって、荒唐無稽な設定でありながら写実的な内容で楽しめます。
たまたま少し体調が悪いときに読んだので「これは俺の頭がおかしくなっているのか?」と不安になったのですが元からぶっとんだマンガでした。 Twitterで本作の画像を見かけて一体何事だろうと調べたところ、飛び込んできたのがこのあらすじ。 「電車内で喫煙していた女子高生のお尻をひんむいて、「せっかーン!!」と叫びながらひっぱたく着流しの男。彼、阿久津無事(あくづぶじ)は筑紫大学付属高校に赴任してきた日本史教師である。」 「正気か?」と思えるような筋書きですがこれでページをめくらせてくるエネルギーというか勢いがすごい。作中で阿久津先生が言うこと自体は確かにまっすぐというか、恐ろしいことに生徒を思ってのことだというのは伝わってくるのです。本当にどうして? 結果として女性のケツを公衆の面前でひっぱたくのが最大の見せ場の男には変わりないのですが、読んでいる間は目が離せません。絶対に負けないし(※自身を排除しようとする女性たちの工作をすべて破る)。 なにはともあれ読者を引きつけるパワーは満ち満ちているので、読まずにネタ漫画だと笑うのはもったいないと感じました。ただ体調が優れないときに読むのはやめたほうがいいと思います。