オーイ! とんぼ

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ゴルフ雑誌で連載してる漫画だけどめちゃくちゃ売れてる、原作者が梶原一騎の息子、2024年にアニメ化する…色んな噂は聞いていましたがついに読み始めました!!結論としてはむっっっちゃ面白いです!!

自分は運動音痴なのでスポーツ漫画も敬遠しがちなのですが「オーイ!とんぼ」は主人公のとんぼのチャーミングさのおかげでスルスル読んじゃいます!可愛いけど誰よりも強いって「YAWARA!」の猪熊柔と一緒ですよ。何を隠そう私が唯一ハマったことがあるスポーツ漫画が「YAWARA!」なのです。

これから巻ごとに読んだ感想を書いていこうと思いまーす!

1〜14巻

鹿児島のトカラ列島でおじいちゃんに育てられたとんぼ。純朴で野生児のような少女ですが、ゴルフの腕はピカイチ。島民が作ったゴルフコースで遊びながら才能を開花させていった訳ですが、これがただのゴルフコースはではなくプロも唸るような本格的なものだったんですね。設計者のクタさんは更に人里離れた島に住んでいて今は世捨て人のような暮らしをしているけど、実はその道の達人だったというのは展開としてはぶっ飛んではいるんですが、絶妙なバランスで破綻してなくて面白いです。これって梶原一騎イズムなの…?

とんぼの才能を見抜いた元プロゴルファーのイガイガ。中学校を卒業したら本土に渡ってゴルフを極める決意をした時も、2人が離れ離れになることが信じられなかったです。2人は一心同体だと思っていたので。でも都会に行っても変わらないとんぼを見て安心しました。イガイガも定期的に登場してくれるんですね!笑

とんぼ以上にワンパクだけど技術も知識も持ち合わせたプロ志向な沖縄出身のつぶらちゃん。純粋無垢でゴルフの才能に長けたとんぼが浮世離れしたキャラにならないのも彼女がいてくれるからですね。さっそく九州女子アマで戦ってますが、まさに好敵手です!

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名無し塾

島耕作のゴルフ考察にも役立て
て下さい(笑)
ゴルフ場面の見えた方が変わる
かもしれません。

15〜25巻

なんと!管理人の仕事を辞めてイガイガが再びとんぼのコーチになるとは…!でも見事にとんぼのスランプを克服させた様子を見ると、指導者はイガイガしかあり得ないと思いました。やっぱり離れ離れではいられない2人ですね!!

日本女子アマでも序盤は調子がよくありませんでしたが、そこからの追い上げは流石です。とんぼのプレーには感情が出るので、ゴルフを心から楽しんでいる時は調子がいいんですよね。しかしついに勝つことを意識するようになりました。イガイガ曰わく「ゴルフは心の格闘技」だそうです。この先の精神面での変化も見逃せません。まぁ、まだクラブを7本しか持ってないのに準優勝ですから、とんでもない話なんですけどね…!

試合の途中でトカラにいるゴンじいのエピソードが度々あるのが癒しでした。あとキキちゃんの将来の夢がゴルフコースの設計者というのも素敵です。キキちゃんが好きだというアメリカのコースに行ってみたくなりました。本当に読むとゴルフのイメージを変えてくれる漫画ですね。

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名無し塾

日本女子アマ編も 曲者ぞろいの
ライバルたちが現れて 非常に
面白いです。
とんぼの勝負への心境の変化も
興味深いものがあります。
とにかく 一試合を何年も何巻も
かけて描いているので、40数巻
あっても 物語の進行は ゆっくり
なのです。味わって読んでみて
下さい。

鳴寂ちゃんも小鴨ちゃんも個性的なキャラでした!!そんな2人のプレーを無邪気に真似して取り入れていくとんぼがすごいなと思いました。

26〜30巻

とんぼが好きになる男の子ってどんな子だろう?と思ってましたが、ぴったりな男の子がいるもんですね。

いよいよ日本代表としてトヨタジュニアに出場し、同世代の海外の選手と戦うことになりました。スケールが大きくなってもとんぼの魅力は変わらず、むしろ日本女子アマの時よりも調子が良さそうで…本当に恐ろしい子(笑)

トヨタジュニア前の大会で、伝統あるクラブハウスの紳士達がとんぼのプレーのファンになり「ゴルフは人間力だ」と語るシーンが印象に残りました。二階堂地獄ゴルフの二階堂も人間力でどうにか頑張って欲しいです。

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名無し塾

トヨタジュニア編がスタートする
28巻から、難易度がグーンと
アップします。
難しいゴルフ理論や用語がバンバン
出てきて、挫折しそうになるかも
しれません。

ゴルフクラブの種類とか スピンの
かかり具合とか、実際にゴルフを
やってみないと分からない事だと
思います。
そこはゴルフ専門誌の 通好みの
マンガだと言えます。
でもそこを越えれば、また面白い
展開が待っていますので 頑張って
読み進めてみて下さい。

お言葉ありがとうございます!!
やはり技術面の話は難しくて正直に言うと読み飛ばしているところもあります(笑)
年内中に最新刊まで追いつくのが目標です!

あんな美人がまさかの…!のやつですね。
小梅ちゃんが犯人扱いされていてかわいそうでした(笑)!!

小梅ちゃんもそうですが色んな問題を抱えてるキャラが多いけど、笑えるシーンもしっかりあるからオーイ!とんぼはいいですね!

オーイ! とんぼ

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遡る石
人は誰しも「遡る石」なのかもしれない
遡る石
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かしこ
かしこ
ぼっち死の館の斎藤なずな先生の最新作。 まず何十年も前にダムの建設現場で同僚と交わした何気ない会話を思い出すところから物語が始まるのがいいですね。不思議と記憶に残ってる会話って誰にでもあると思います。 アフガニスタンに用水路を建設した医師の中村哲さんを山の斜面を登っていく巨石だとすれば、自分はただの小石だけど丸くならずに尖ったままでいようとする男が主人公です。 息子を事故で亡くしてから自暴自棄になり独居老人となった男ですが、迷子のインコを飼い始めたことが転機になります。 ラストで川に落ちそうになったインコを助けようとして溺れる男と、中村さんの最期、そして巨石が粉々にされ小石となりダム建設の一部になる様子が重なります。 中村さんは偉人ですが、この漫画の主人公は特別に褒められるような人生を送っていた訳ではありません。しかし男が身を投げ出して小さな命を助けたことにスポットライトが当たることで、前作のぼっち死の館と同様に普通の人の人生への肯定を感じました。 もしかしたら彼ら二人とも人類誕生以後の大河のような歴史においては同じ小石なのかもしれません。そうなると本来なら火の鳥レベルの壮大なスケールで描かれるべきところを、こうして短編にまとめ上げられた齋藤なずな先生の力量に驚くばかりです。
L.A.猫物語 the walking cat
となりの猫さん #1巻応援
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兎来栄寿
兎来栄寿
アニメ化も話題となっている『となりの妖怪さん』のnohoさんが『ねこぱんち』誌上で2018年から不定期連載されていた猫マンガが遂に1冊の本になりました。 1950年代のロサンゼルスのダウンタウンを舞台に、1匹の大きな猫を通してさまざまな人間模様を描いていく作品です。 「ブラシくん」「パンケーキちゃん」「ニッパー」「ウィリアム」「ヒッチコック」など、街の人々からは思い思いの名前で呼ばれている猫。『耳をすませば』などでも「ムーン」と呼ばれている猫が他の人には「おたま」「ムタ」などと別の名前で呼ばれるシーンがありましたが、動物が色んな人からたくさんの名前で呼ばれるのはあるあるですね。「あだ名が多いのは人気者の証拠」という話は人間にもありますが、呼び名が多いのは愛されている証拠でもありましょう。 本書の中では「探偵事務所のヒッチコック」と認識されているお話の占める割合が多いので便宜上ヒッチコックと呼びますが、猫ならではの気まぐれさでケーブルカーの中でも警察署でも教会でもどこへでも自由気ままに闊歩するヒッチコックは行く先々でたくさんの人々に出逢い、可愛がられます。 『となりの妖怪さん』でも見せるnohoさんならではの何とも言えない穏やかで優しい空気感の良さは本作でもたっぷり味わえます。その上、何せ主役が「猫」ですのでヒーリング効果は抜群です。 後半は少しサスペンス混じりのお話もあり緩急はありますが、全体を通して暖かさが沁みる物語たちです。 基本的な画力が高い上に、猫に対する解像度も高くある程度のリアルさを持った上でとてもかわいいという絶妙なバランスです。 猫好きの方はぜひ読んでみてください。
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