コンビニ・チェーンには加盟店と本社とのパイプ役になって運営のノウハウを指導する社員がいる。コンビニ『スカイボックス』では、その社員を「ショップ・リード」と呼ぶ。グループ会長の肝煎りで派遣された新人ショップ・リード、瀬尾航太郎。だが上司であるブロックマネージャー・戸田公康は自らの地位を守るため航太郎の仕事をあの手この手で妨害する。そんな妨害にもめげず航太郎は今日も売り上げ向上のため、そして売り上げで伸び悩む加盟店を助けるため奔走するのだが……。原作者・末田雄一郎氏のコンビニ店長時代こぼれ話「コンビニつれづれ物語」も収録、さらに「SHOP LEAD航太郎」シリーズを完全収録したコンビニ奮闘記コミック完全版ついに登場!
母に死なれ、天涯孤独となった少女・ゆうき。親戚たちは誰も彼女を引き取りたがらない。そんな様子を見かねた葬儀屋社員・丸団児(まるだんじ)は、ゆうきを引き取る事を決意。実は丸は十年前に交通事故で妻と子を亡くしており、ゆうきに亡き息子の面影を重ねたのだった。血は繋がっていないし、男ひとり・娘ひとりで喧嘩も絶えないけど、いつか「お父さん」と呼んでくれる日を願って丸は頑張る。血の繋がらない父と娘が様々な困難を乗り越え絆を深めていく、涙なしには読めないヒューマンドラマの名作!
しがないサラリーマン・安部令二(29歳)が勤める会社では、今日も社員皆がゴルフの話題で持ち切り。ゴルフを全く知らない令二は会話に入れないが、あろうことか取引先の部長にまでも「今時ゴルフをやらないとは」と呆れられてしまう。大事な商談をパァにし、上司にも激怒され悩んだ令二はゴルフを習おうかと考えるが、家のローンや子供の養育費がのしかかり手が出せない。すると後日、怒らせたはずの取引先から令二に大事な話があると電話が来て…!? ゴルフを通じて人間的に成長して行くサラリーマンの姿を描いたハートフル・ゴルフコミック。
人情に生きる男、丸男児とひとりぼっちになったゆうき…血のつながりがない父と娘の感動物語!!
たまにコンビニに行くと、本部から指導に来たっぽい人がレジに入ってくるのが好きなのだけど、あれがますます好きになる。 元々グループ会社のホテルで勤務していた瀬尾がコンビニ部門に配属され、ショップリードとして各店舗を回りながら問題を解決していく。一見ほんわかした雰囲気ながら、鋭い観察眼が光る読み味は『総務部総務課 山口六平太』にも通じる。現場の泥臭さと本部のシビアなビジネスの両方を描いているのがめちゃくちゃ面白い。 他の業種からのインスピレーション、店員の様子や周囲の環境、競合とのやり取りや社内の人間関係など、原作者が実際にコンビニ店長を経験していたからこそのリアリティ(9〜13巻に経験談がある)。本当にやってるかどうかは知らないけど、おでんのスープの濃さを天候によって変えるとか、ルーティンに見えるような仕事にも工夫の余地は沢山あることに気付かされる。
普段あたりまえのように存在しているコンビニ。 いつも何気なく買い物をしているけど、裏側には様々な努力や苦労があるんだなと大変勉強になります。 この作品を読んでから商品の配列だったり店員さんの働き方など、違う視点で見る楽しみが増え、ますますコンビニが好きになりました。
たまにコンビニに行くと、本部から指導に来たっぽい人がレジに入ってくるのが好きなのだけど、あれがますます好きになる。 元々グループ会社のホテルで勤務していた瀬尾がコンビニ部門に配属され、ショップリードとして各店舗を回りながら問題を解決していく。一見ほんわかした雰囲気ながら、鋭い観察眼が光る読み味は『総務部総務課 山口六平太』にも通じる。現場の泥臭さと本部のシビアなビジネスの両方を描いているのがめちゃくちゃ面白い。 他の業種からのインスピレーション、店員の様子や周囲の環境、競合とのやり取りや社内の人間関係など、原作者が実際にコンビニ店長を経験していたからこそのリアリティ(9〜13巻に経験談がある)。本当にやってるかどうかは知らないけど、おでんのスープの濃さを天候によって変えるとか、ルーティンに見えるような仕事にも工夫の余地は沢山あることに気付かされる。