主人公が教祖になる話ですが、超人的な能力がちゃんとあるので怪しい話ではありません。少年時代から正平閣の教祖になるまでは分かりやすくて面白かった。特にイベントに参加したおじいさんの戦争に翻弄された人生を舞いによって昇華するシーンが好きです。煉獄に行ってからは自分の理解を超える話になってしまいましたが、何万人の群衆シーンが毎回あってこれを週刊連載で描いていたと思うと圧倒されます。終わり方にも納得しましたが、礼子と橋本が同時に身籠った子供はどうなるのか気になりました。

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正平閣設立のイベントで、脚本にないのに、礼子がおじいさんと正平との会話にスポットライトを当てるところが良い。そしておじいさんの語りのシーンには泣いた。
やり手の礼子が身籠って、母の顔になるのが良い。あと、橋本さんのこと、最後まで「橋本」呼び。下の名前で呼ばないところが、橋本さんとの関係性を表わしているようで、あのような女性の幸せもあるのだなと思った。そして、生まれてくる華王と亜礼、この子どもたちが、恋をしたりする未来を考えた。そういえば、煉獄の婆様も、橋本が身籠っていたことは見抜けなかった。それだけに生まれてくる華王がとんでもない神だったりして。
ラスト、煉獄からお母さんが地上に出てきて、正平が舞で、彼女の人生を昇華してくれたらよかったなあ。あと、玉蘭も、子殺しの人生を昇華してくれていたらと、思う。最後に、餓鬼。この存在、好きです。煉獄から地上に出てきたとき、姿が変わって人の良さそうな青年にでもなっていたらよかったなあ。勝手なことを書きましたが、素晴らしい作品です。

ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

しゅくふくおう
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西幽記

西幽記

除霊ではなく昇天だ! 邪悪な霊も妖怪も零落した神々だ。それを元に戻すのがオレの仕事。世界中から依頼が殺到するゴーストバスター・怪道乱麻(かいどうらんま)の怪奇漫遊記。幽霊…女神…悪霊…どんなオバケも昇天させてみせます!!

聖なる者へ

聖なる者へ

海誓銀行に勤める主人公・美山京介は支店対抗の預金獲得レースで優秀な成績を収め、本店本部でのエリートコースを勝ち取りたいと奮起し、同期で恋敵でもある新崎と争っていた。 しかし、そんな彼は14歳の夏、人を殺めていた――。 「罪を犯した人間でも更生できる」のか…? 銀行を舞台に描く、たかもちげん意欲作。

祝福王

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「お告げの通りにいたします」豪農旧家・桑折家の当主であるお館様は一族を前に、孫の正平少年に家督を譲ると宣言する。そして正平をブータンへ随行させ、桑折家の王国再興の夢を正平に託して永遠の眠りについた…。神とは仏とは…? 奇跡とは祈りとは…? 宗教者の世界を視覚化した異色の作品が令和に蘇る。

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百年の祭り

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リストラマン太郎

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14歳の夏、人を殺した―――。少年の頃の、心がささくれだった過敏な頃、誰もが持ちうる強烈な激性!彼、美山京介は、たまたまそれを実行してしまった…。いつかあの罪は罰せられるのか、このまま完全犯罪で逃げ切れるのか?エリート銀行マンになった京介の心の十字架は救われるのか!?現代版「罪と罰」、魂の救済の物語!

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