押見修造先生の最新作。新たな代表作である「血の轍」も出身地の群馬県が舞台になっていて実体験がベースにあるような気がしましたが、今作「ひろみ」はよりそれを感じました。ペンタッチがいい意味で力が抜けているのも、頭の中の朧げな記憶をそのまま描き表したい意図があるように思えました。すでに「血の轍」の時点で、研ぎ澄まされた心理描写は誰も真似できない地点にありましたが、押見先生の表現がこれから更に進化することを予感させられますね。物語の展開としてもちろん後編が気になりますが、その前に子供である主人公に罪悪感を植え付けた女教師はマジ許すまじ…!

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夢の花園

夢の花園

2002年のちばてつや賞ヤング部門で優秀新人賞を受賞し、その奇才ぶりを世に知らしめるきっかけとなった読み切り『夢の花園』を期間限定特別公開! この頃から萌芽していた独自の視点で"人間"を描く、鮮烈な押見修造ワールドの原点をお見逃しなく‼︎

ちーちゃん

ちーちゃん

常軌を逸した少女ちーちゃんが暴く、少年少女と家族の暗部… 『惡の華』『血の轍』の作者、最新作!! 内藤瑛亮監督の映画『毒娘』の常軌を逸したヒロイン・ちーちゃんの前日譚を、押見修造がオリジナルの漫画『ちーちゃん』として描く、異色のコラボレーションが実現。中学校に全然来ないちーちゃんが、ふいにボロボロのジャージ姿で 虫の死骸を持ってやってきて、クラス中の騒ぎになった日。幼稚園からずっと一緒で彼女を気にかける優愛に、クラスメイトの航大が「俺がちーちゃんを助けてあげようか?」 と言い出して…。

おかえりアリス

おかえりアリス

『惡の華』『ハピネス』に続く、押見修造 待望の最新作!! オレ、ボク、ワタシ、アタシ。キミにゆさぶられる アオイセイシュン。亀川洋平、室田 慧、三谷結衣──幼馴染だった3人の関係は、高1の春、突然の再会に揺らぎ始める。“君”でなくなった君が翻弄する、僕たちの性を、セイシュンを。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない オフィシャルブック

志乃ちゃんは自分の名前が言えない オフィシャルブック

7月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となる映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』。この度、公開を記念したオフィシャルブックが登場です! 表紙は押見修造が6年ぶりに描き下ろした“志乃ちゃん”カラーイラスト。完全描き下ろしのスピンオフ読み切り(18P)も収録。 10代キャストたちの青春の息遣いが伝わる撮影スチールアルバム&手書きアンケ―トや監督インタビューなど、映画と併せてご覧いただければ「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の世界を何倍も楽しめること間違いなし! ・メインキャスト(南沙良、蒔田彩珠、萩原利久)カラースチール・メモリアルアルバム(64P)・メインキャスト手書きアンケート回答集・監督・湯浅弘章インタビュー・原作・押見修造、自作を語るロングインタビュー・押見修造完全描き下ろし・スピンオフ漫画(18P)

ワルツ

ワルツ

『惡の華』『ハピネス』『血の轍』の大人気作家・押見修造が女性誌で初めて描いた話題の読切り41P! 「かわいい」の魔法を、君にかけてあげる。凡庸な毎日を淡々と過ごす美少女・尾長はある夜、同じ高校でいじめられている男子・柏原が、女性下着を身に着けている姿を目撃する。その時から、二人だけの“秘密”は始まった。地味で卑屈な柏原の「かわいくなりたい」という願望を、自分の服やメイクによって叶えていく尾長。それは、お互いしか知らない密やかな遊びのはずだったが──。

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