2巻読んだ。
自殺者にも殺人鬼にもなれなかった私は
つまり特別な何かではなかったのだ
こんなに正直に描ける人っていないと思う。やっぱりこの作品は読むのに覚悟がいるけど、最後まで見届けないとダメだと改めて感じた。
2巻読んだ。
自殺者にも殺人鬼にもなれなかった私は
つまり特別な何かではなかったのだ
こんなに正直に描ける人っていないと思う。やっぱりこの作品は読むのに覚悟がいるけど、最後まで見届けないとダメだと改めて感じた。
最後のページで愛子ちゃんがゴミに埋もれたベッドで眠ってたけど、作者のふみふみこ先生がエッセイマンガで描いてた過去の体験談と同じだ。本当に半自伝的作品なんだ。
『愛と呪い』第1巻刊行記念 90年代を通った二人が語り合う 家族、孤独、生き延び方
ニュース| 「物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件…時代は終末の予感に満ちてもいた」。ふみふみこ氏によるコミック『愛と呪い』(新潮社)は、阪神淡路大震災...
ニュース| 「物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件…時代は終末の予感に満ちてもいた」。ふみふみこ氏によるコミック『愛と呪い』(新潮社)は、阪神淡路大震災...
押見修造の母親に対する感情も興味深かった。
物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女はどう生き延びたのか。『ぼくらのへんたい』の著者が綴る、半自伝的90年代クロニクル。
物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女はどう生き延びたのか。『ぼくらのへんたい』の著者が綴る、半自伝的90年代クロニクル。