鹿児島マンガの感想・レビュー50件ゴルフは人生オーイ! とんぼ かわさき健 古沢優名無し朝ドラみたいな話の進み方。 ゴルフだけじゃなく、キャラそれぞれの人生に スポットが当たっているのが良い。 今の所、一番印象に残っているのは島さん。 どこにでもいる普通のおばさんだけど、 ゴルフが大好きで自分の人生を精一杯戦っている。 『一生かけてリカバリーしようとしている』 『目の前にあるライを変えることはできない』 お義父さんの 『自分の子供が自分の好きなことをやるのを 応援しない親がどこにいる』 も泣きそうになった。「オーイ!とんぼ」読んでみたオーイ! とんぼ かわさき健 古沢優かしこゴルフ雑誌で連載してる漫画だけどめちゃくちゃ売れてる、原作者が川崎のぼるの息子、2024年にアニメ化する…色んな噂は聞いていましたがついに読み始めました!!結論としてはむっっっちゃ面白いです!! 自分は運動音痴なのでスポーツ漫画も敬遠しがちなのですが「オーイ!とんぼ」は主人公のとんぼのチャーミングさのおかげでスルスル読んじゃいます!可愛いけど誰よりも強いって「YAWARA!」の猪熊柔と一緒ですよ。何を隠そう私が唯一ハマったことがあるスポーツ漫画が「YAWARA!」なのです。 これから巻ごとに読んだ感想を書いていこうと思いまーす!今更ながら、『宇宙兄弟』初読。宇宙兄弟 小山宙哉 セキネシンイチ制作室starstarstarstarstar_borderゆゆゆあれほど人気を誇ったアニメにも映画にもすれ違わない生活だった。 なのに、2024年の今日。 たまたまたまたま漫画アプリで目に入って、読んだ。読んでしまった。 そして、読み始めた冒頭から焦った。 「2025年」が未来のように描かれている。 いや、来年だぞ。すっごく近いぞ。 ということは、2024年の今、今すぐ読んでおかないと、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の舞台となった未来が過去になってしまったのと同じような、複雑な気持ちを抱きながら漫画を読み進めることになってしまう。 なので、慌てて読んでいる。 登場人物は優秀な弟と凡才な兄かと思いきや、兄もかなり優秀。くすぶってしまっただけで、ものすごく優秀。 宇宙へ行くんだもんな。そうだよな。 読みながらも、ふと思う。 なぜ私は今まで読まなかったのか。 タイムリミットに焦りながら読んでいる。 漫画の中の未来を未来にしたまま、読むために。泣けるオーイ! とんぼ かわさき健 古沢優starstarstarstarstar山下真司元プロゴルファーが天才自然系少女に出会う物語。話の展開はゆっくりだけど心理描写がすごく丁寧で泣けるシーンが多い。読むだけで主人公・とんぼの親になった気分。 宇宙は男のロマン宇宙兄弟 小山宙哉 セキネシンイチ制作室名無し宇宙や科学に関する描写には、作者の徹底したリサーチが反映されており、読者にも科学に対する興味を持たせるきっかけとなります。 また、物語の展開には、予期せぬ展開やユーモアが多く盛り込まれており、一気に読み進めたくなる要素もあります。さらに、兄弟たちの絆や家族愛、友情が描かれた場面も多く、感動的な場面も多いです。 宇宙漫画という人も多いですが、家族の話だと思っています。肝練りはいつ見ても凄いね薩南示現流 とみ新蔵 津本陽starstarstarstarstarマンガトリツカレ男火縄銃版ロシアンルーレットなんだけど、これ考えたのすごすぎるね。不器用な大人の恋愛模様娚の一生 西炯子starstarstarstarstarゆゆゆ子供の頃は、大人になったらもっと自由かと思っていたけど、どうやら大人になっても、大人という枷のせいで、なかなかストレートにハッピーエンドとはいかないものらしい。 「娚の一生」は、バリキャリ街道を突き進み良い年齢になった女性・つぐみと、つぐみよりさらに年上の男性・海江田の恋愛物語。 恋愛ものは10代20代の子がキャピキャピ言っているものだと思っていたので、初めて読んだときは30代と50代という年齢設定に衝撃を受けた。 その年齢設定のせいか、なんだかリアルな感じがする。 歳を経ていても美男美女だったり、当時だと外国のIT企業なみのフルリモートワークを許可されたり、海江田先生のようなすてきな男性が存在したりと、リアルな感じは薄いのに。 海江田先生のシブい艶やかさにメロメロになりつつ、先生に愛されている恋愛下手のつぐみちゃんを応援しつつ。 読み進めていった先、物語がどのような展開になるかは、読んだ方だけのお楽しみ。 私の場合、良かった良かったったという思いと、エエエエエという困惑が混在した。 ちなみに、表紙イラストが次巻表紙につながる形式の単行本なので、並べると圧巻。 ただ3巻で突然引きのイラストになり、どうみても破廉恥で、買うのが少し恥ずかしかったのを覚えている。 子供の頃の夢を兄弟で掴みにいく熱い漫画!宇宙兄弟 小山宙哉 セキネシンイチ制作室starstarstarstarstarこめつぶ夢を叶えて宇宙飛行士になっている弟、会社をクビになっちゃうダメダメな一般人の兄。 子供の頃の夢は二人とも宇宙飛行士。弟が声をかけて兄が立ち上がる。 兄弟愛も素敵だし、色々な試練が来ますが前向きに挑む姿、結構笑いもある! 宇宙がテーマだけど難しい話しではなくて、1巻読んだら続きが気になります。 久しぶりに読み返したい漫画だし、映画もあるので見たいと思う所です。 新しい環境でチャレンジをする人はぜひ読んでみてください。Dr.コトー診療所 山田貴敏名無し北の国からのじゅんが演じたドラマ版を最初に見ました。 東京から来た若い医者が、異常に不便な孤島にくる所から始まります。 最初は、東京から来たというだけで島の人に理解されずに苦しみますが、医者の知識と、純粋に人を助けたいという気持ちで、徐々に島の人達との交流を深めていきます。 医学の専門的なシーンもたくさんありますが、個人的には、島の人達と関係性を構築していく部分が見どころだと思います。 新しい環境でチャレンジをする人はぜひ読んでみてください。ドラマも面白かったDr.コトー診療所 山田貴敏starstarstarstar_borderstar_bordermotomiドラマを先に見て、漫画を読みました。 もちろん漫画も面白く、サクサク読み進められました。島の人たちがみんな個性的で面白いです。 感動場面も多々あり泣きながら読んでいました。 海江田先生の魅力が。。娚の一生 西炯子starstarstarstarstar_borderPom 終始ドキドキしっぱなしだった。 これは海江田さんに惚れてしまうと思う。笑 近付いたり離れたり、受け止めてくれて優しい言葉もかけてくれたり。絶妙な、大人ならではの駆け引きがすごく良い。色気ある〜 素直にかっこいい、50代とはね。。渋みが違いますね。関西弁も含めてずるい人だな。 つぐみちゃん、元々美人さんですが、あまり感情見せない所も魅力的で男性心を誘うのかしら。 恋愛ってものからすっかりと過ぎ去った身ですが、、ハラハラドキドキモヤモヤとさせて頂きました。背中を押してくれる言葉も多い宇宙兄弟 小山宙哉 セキネシンイチ制作室starstarstarstarstar_bordermotomi宇宙と宇宙飛行士、宇宙開発の話がとてもわかりやすく描かれていて宇宙に興味が湧きます。 何でもデキる弟と不甲斐ない兄、みたいなどん底のスタートからいろんな経験を経て宇宙飛行士になる過程が、すごく面白いです。 何事もスムーズにいかないけれど持ち前の明るさとか人間性みたいなもので道を切り開いていく姿に親近感がわきます。夢を持つ子供の頃の気持ちを思い出したり、読んでて楽しいです。兄弟が宇宙飛行士になり月へ行く宇宙兄弟 小山宙哉 セキネシンイチ制作室名無しNetflixのアニメを見て美しい映像や面白いストーリーの惹かれ、読んでみた 月面や風景のリアルな描写、サクセスストーリーにいろいろな要素が盛り込まれているところが特に好きです 宇宙兄弟のモデルになったひとたち宇宙兄弟 小山宙哉 セキネシンイチ制作室もも公式にはありませんが、似てる人を見つけました。名作はいつ読んでも面白いDr.コトー診療所 山田貴敏名無し昔の面白そうな漫画読んでみたいな、そういえばDr.コトー診療所読んだことないなと読んでみました。 離島に住んだことはないですが離島の一番困ることは高度な医療施設がないというところなんですね…。 でも狭いからこそ道ゆく人の違和感に気づける。 虫垂炎、高血圧による病気、妊娠中毒、街中だったら救急車ですぐな病気も離島ゆえ難易度が跳ね上がる。それを淡々と直す先生、かっこいいです! 離島、見晴らしのいい漁村を想像するのでなんとなく夏に読みたくなる漫画、な気がします! 骨太な名作。 鹿児島が舞台のフルカラー家族8コマ漫画!のこのこ! 西炯子ぺそマンバの配信で「ご当地マンガ」の回を観たあとに自分でもいろいろ日本全国のマンガを調べていて見つけたのが、この鹿児島県に住む南ファミリー描いた「のこのこ!」でした。 https://twitter.com/manba_co/status/1326132503787278337?s=20 西炯子先生が故郷・鹿児島県の南日本新聞日曜版で2010年4月から2015年3月まで連載していたフルカラー8コマ漫画です。 先日漫勉neoでカラーイラストの作画風景を拝見しましたが、本当に西先生のカラー絵って美しいですよね…!うっとりしてしまいます。 南ファミリーのほのぼのした日常の中に、鹿児島ならではの方言や銘菓などが垣間見える素敵な作品でした。 各ページの下に、西先生の当時のコメントがついていてそれを読むのも楽しかったです。 「きゃりーぱみゅぱみゅを初めて見たときなんじゃこりゃって思ったけど、おばあちゃん家が鹿児島で毎年帰ってたと知って好きになり応援してる」みたいなコメントで笑いました。 「あくまき」ってお菓子初めて知ったので、ぜひ鹿児島に行った際は食べようと思います! https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/akumaki_kagoshima.html トンボに構えたくなる薩南示現流 とみ新蔵 津本陽名無し偶然「肝練り」なる奇天烈な文化について知り、それがこの薩南示現流に登場するということで読んでみました。とみ新蔵先生の作品を読むのは初めてだったので、ワクワクしながら読み始めたのですが、結構意外なところがたくさんありました。 【絵柄】 バリバリ硬派に武士を描いていて格好いいのですが、ペンのタッチやコミカルなデフォルメが西洋っぽいなと感じましたなんというか…昔の海外の風刺画っぽいというか、ルパンっぽいというか。 【意外とノリが軽い】 絵とストーリーがバリバリ硬派なのに、コマのスキマで頻繁に先生が自分の作画にツッコミ入れまくりなのに驚きました。(たしかに昔の漫画は作者の独り言とか漫画家仲間への手紙とか多いですけど、こんなにセルフツッコミが多いのは初めて読みました) あと「✧」「♫」「♡」などの漫符が使われていて、野性味溢れる力強い絵とのギャップがすごい。 井上雄彦がバガボンドで極力記号を使わないように描いていると言ってて、それまでその必要性が理解できなかったのですが納得しました。 【作品への感想】 裸足で歩き回って足裏の皮を厚くし、その辺の犬の首ねじって食うのめちゃめちゃで好き。 善吉和尚22歳なの普通にびっくりだし、過去が壮絶すぎ。「道理のない憎しみ」って自分も持ってるんじゃないかなとハッとしました。 重位の修行シーンの描写が長くて濃密なだけに、そのあと長谷場たち弟子が割と簡単に示現流の技を習得しているっぽいのがちょっと気になってしまいました。もっと苦労してほしい。 日本史に明るくないうえ、前情報抜きで読んだので最後に巻末に「(財)示現流東郷財団・ホームページ」とあり、示現流も東郷重位も実在すると知り驚きました。連載再開が待ち遠しい。Dr.コトー診療所 山田貴敏nyaeこのあいだドラマの再放送がやっていて、実は私ドラマの大ファンだったんですけど漫画の方を読んでなかったので連載再開するまでにと思い読み始めました。 Kindle Unlimitedで合本版が読めます。なんて有り難いことでしょう。 いやー面白いですね。久々にハマれると思った医療マンガです。 コトー先生はドラマ以上にゴッドハンドでしたし、キャラクター単体としてもかなり好きです。基本が笑い顔なところとか。あと「背が高くて馬面」という設定にびっくり。 コトー先生自身が大怪我を負って生死のふちを彷徨う回があるんですが、まさか自分で自分の腹を手術するなんて思いませんでした。ランボーかよ!いやランボーより凄いか 著者の山田先生も連載再開に向けて動いているようなので、それまでに25巻読破します!当時の学生が皆憧れたムラマサ高校生無頼控 小池一夫 芳谷圭児名無し剣の達人である高校生・通称村正を主人公にした、かなり性的にキワドイ漫画で、40年以上前の発表当時は大きな話題となった作品です。小池一夫氏原作のこの作品ですが、俺の空/宮本ひろ志と通じる部分があり、村正が全国行脚しながら、出会う魅力的な女性との精神、肉体的な交わりを通し物語が展開します。さすが小池原作だけあって、荒唐無稽な設定でありながら写実的な内容で楽しめます。 この臨場感…震える西郷隆盛 とみ新蔵名無し西郷隆盛を題材にした漫画は多い。しかしその中でも私はこの作品が最高傑作だと思う。 まずその目を引くのが漫画のタッチだ。武骨でありながら、どこか繊細なそのタッチは西南戦争の緊迫感を余すことなく伝えている。またストーリーは西郷隆盛やその側近だけでなく民衆、そして新政府軍にもスポットライトを当てており、西南戦争の悲哀を十二分に表現している。二巻完結なので手軽さという観点からもおすすめだ。宇宙兄弟宇宙兄弟 小山宙哉 セキネシンイチ制作室名無し子供の頃に、「宇宙飛行士になろう」と約束した兄弟の物語で、宇宙飛行士を目指す上で、さまざまな試練を乗り越えていきます。宇宙飛行士になるまでの過程で何が必要になってくるのか、ふわふわとした夢物語ではなく、非常に具体的に描かれています。 主人公ムッタ(兄)の見た目はモジャモジャでダメ男っぽいですが、宇宙飛行士試験を受けるくらいには有能です。主人公が有能すぎると感情移入しにくいものですが、ムッタがとても人間くさくて共感できるので、自分も宇宙飛行士を目指しているかのような気持ちで読めます。そして、夢を追って宇宙を目指している姿を観ていると、自分が子どもの頃に抱いていた夢を思い出させてくれます。 また、色々な登場人物が出てくる中で、それぞれの人に名言が出てきます。子供より、むしろ大人の心に刺さる名言がたくさんあります。 お仕事マンガとして、チームにおいて自分が果たす役割などについても考えさせられます。成長していく登場人物たちを見ていると、自分も頑張らなくちゃと活力をもらえます。社会人の方にもぜひ一読をおすすめします。 ブラックジャックみたいDr.コトー診療所 山田貴敏やむちゃ孤島に訳あり外科医がやってきた!?満足な医療設備も無いこの島で、若い彼に何ができるのか…? ドラマを先に観ていたので、吉岡秀隆さんの、のほほーんとしてかわいい雰囲気そのままだぁ~と思いながら読んでました。ナイスキャストでしたね‼ 漫画は作者が事故後の療養の為休載しているようですが、再開は宣言されているということなのでもうしばらくの辛抱です(希望) 俺の好きな本宮ひろ志の要素が詰まってるゼロの白鷹 本宮ひろ志starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男5機の特攻機が飛び立つシーンで始まり、若いパイロットの生い立ちなどを回想していくオムニバス形式で進む。 史実や思想的なものは別としてこういう感じの「本宮ひろ志」マンガはたまに読むとやはりいいな今更だけど読みました。素晴らしかった娚の一生 西炯子にわかつぐみちゃんと海江田先生は各々、ツッコミたくなるような行動も取るけど、そういう隙みたいなところと魅力が混じり合っていて。 ありふれた言葉だけど人間が描かれていた。おかげで物語にがっつり引き込まれたなぁ 地味に引っかかってたマコトくんの話もしっかり回収してくれてたし、西園寺さんの逆プロポーズの言葉がカッコよくて最高だった。 読んで良かった。<<123>>
朝ドラみたいな話の進み方。 ゴルフだけじゃなく、キャラそれぞれの人生に スポットが当たっているのが良い。 今の所、一番印象に残っているのは島さん。 どこにでもいる普通のおばさんだけど、 ゴルフが大好きで自分の人生を精一杯戦っている。 『一生かけてリカバリーしようとしている』 『目の前にあるライを変えることはできない』 お義父さんの 『自分の子供が自分の好きなことをやるのを 応援しない親がどこにいる』 も泣きそうになった。