牧野 あおい(まきの あおい、10月23日 - )は、日本の漫画家。岡山県出身。血液型O型。
その日、彼女は「女の子」をやめた――。 女子で唯一、スラックスで通学する仁那が抱える秘密とは。衝撃のドラマが幕を開ける。
容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群。そんな完璧な少女、しずくの前にある日突然、死神ハルが現われた!!彼から手に入れた禁断の力が、少女の黒い欲望に火をつける―――?衝撃の展開から目が離せない美しきダークファンタジー。【同時収録】7年後の虹/サヨナラ天使/青のツバサ
車イスに乗った少女・美記と、図書館で働く少年・陸。出会ってまもなく恋に落ちる2人だが、お互いにある秘密を抱えていた。そして、運命の歯車は思わぬ方向に――?【同時収録】君がいた。/みずいろ少女/ゴルバチョフの種
1台のビデオカメラをきっかけに、はじめて人を好きになったみなみ。その相手・暁には、ある重大な秘密があった――。【同時収録】キラふわKISS/キラふわXmas
あずさは、いじめから逃れて都会から田舎に転校してきた中学2年生。自分の身を守るためだけに、クラスのリーダー格・春日と付き合っている。春日から執拗ないじめを受けながらも屈しない河口と出会い、自分も強くなろうと決意するあずさ。だが、勇気を出して春日に別れを切り出したとき起きてはならない事件が──!?【同時収録】番外編セカイのはじまり
何故彼女がミニスカートを捨てたのか、その事件を知ると実話を元にしたのかと思いました。 女の子街道まっしぐらのアイドルのセンターがミニスカートどころか女の子を捨てる。 現代の色んな闇がまだ子供の女の子に伸し掛かったかのように思えて泣ける場面が多い。 ジェンダーレスというワードをよく聞くようになった今の時代で、沢山の人に読んでほしいと思うお話。
1回読んで、また読みたくなって読んだ。 個人的は読むたびに、考えさせられる視点が変わる作品だと思う。 自分が読んでた時のりぼんって、男女のキュンキュンした青春ラブストーリーが多かった印象だけど、この話は青春時期なのに正直闇が深くて、現代を感じさせる内容だなと思った。 ただ、可愛くなりたい、こうなりたい。だけの願望、夢だったのに、一つの事件がきっかけで悲しい方向へ向かってしまうのは切ないな。 この先、各々が抱えた闇がどのように進んでいくのか次巻待ちたいと思います。
いくら男装しているとは言えさすがに国民的アイドルならすぐ気づくのではないだろうか、、、と思いながらもになちゃんが懸命でどきどきしながら読みました。芸能人がまちなか歩いていても意外と気づかないのと一緒で、意外と気づかないものなのかなぁ。
アイドルのセンターを務めていた女の子がある事件をきっかけにアイドルはおろか女の子であることをやめてしまい、男子の制服で学校に通い始める…現実に起きた事件も想起させるようなインパクトのある導入から始まる今作ですが、それ以上に話題になったのは、この作品が小中学生の女子を読者層として持つ『りぼん』で連載開始されたこと、およびその『りぼん』の編集長が連載開始にあたり異例の声明文を出したことだったように思います。 この物語はそれぞれが遭遇した事件を通して自分が「持って生まれたもの」「持たなかったもの」を自覚してしまった少年少女が、そのなかでどう生きて行くかをもがきながら探していく物語だと私は受け取りました。 もちろんそれはジェンダー的なものもあるし、もっと普遍的な自身のアイデンティティに関わることも含まれます。それら多くのものを内包したうえで物語が編み出されていることに素直に感動するとともに、私自身も自分が持って生まれたもの、自分に配られたカードで人生を生きていかなければならないということを意識せずにはいられませんでした。もしかしたら、生徒同士の自意識にグラデーションのある高校の一教室を舞台に描かれていることが、逆に主人公たちの自意識というものを強く感じさせる構造となっているのかもしれません。 ここからは個人的な考えになってしまいますが、2巻までで唯一作品に入り込めなかった場面がありました。それは2巻中盤、仁那が長栖にアイドルだった時の気持ちを聞かれた場面。そこで吐露される感情は私の中にはないもので、この場面については共感することができませんでした。 恐らくこれは、私自身が幼少期も含めてアイドルというものに傾倒した経験がなくて、アイドルに元気を貰うということに対して実感をもって理解できないためではないかと推測しています。そして、純粋にアイドルという存在に憧れることができる10代までの女性が、同じようにアイドルという存在にレゾンデートルを重ねる仁那の様子から最も多くのものを感じ取れるように思うし、そういう点がこの作品を「りぼん」で連載する意味なのではないか思い至りました。 2巻まで読了
※ネタバレを含むクチコミです。
何故彼女がミニスカートを捨てたのか、その事件を知ると実話を元にしたのかと思いました。 女の子街道まっしぐらのアイドルのセンターがミニスカートどころか女の子を捨てる。 現代の色んな闇がまだ子供の女の子に伸し掛かったかのように思えて泣ける場面が多い。 ジェンダーレスというワードをよく聞くようになった今の時代で、沢山の人に読んでほしいと思うお話。