腐女子じゃなくてもそう思えるであろう最高にわかりやすくド定番な組合せ。

そしてこの世界設定、展開の勢いに表現力、オノ・ナツメに似たここではないけど近いどこかの異世界感があって素晴らしくハリウッド的で本当に映画のよう。

ていうか映画化したらいいのにこれ。絶対おもしろいよ、何番煎じとか言われるかもしれないけど知ったことか。サイバーパンクとかスチームパンクとか未来系アニメとか電脳コイルとかが好きな人はきっと読むべき。
好き。

読みたい

ここではないけど近いどこかの異世界感

うわ〜この表現すごくしっくり来ました。オノ・ナツメわかる…。骨太なで現実味のある描写が生む「似てるけど違う世界」のあの感じいいですよね。

ご多分に漏れず私も電脳コイル好きです(笑)

異世界って今言うとファンタジー世界を指してしまいそうですが、こういう存在しないけど在りそうな世界って良いですよね😆

いやもうコミティア行かないとダメだな〜

LIMBO THE KING

これは好きなやつだった

LIMBO THE KING 田中相
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

SF×サスペンス×バディもの。 ずっと気になっていた作品だったけど、なぜか自分の中でまだ、まだ、と止めていた。 ある程度出てから読みたいという気持ちだったのかもしれない。 その感覚は間違いではなかったと最新4巻まで夢中になって読んだ後に思った。 2086年、「眠り病」という難病が蔓延し撲滅から8年。 海軍での暴発事故に遭い、脚を失った主人公・アダムの新しい仕事は、「眠り病」撲滅の英雄ルネの相棒だった。 撲滅した病気の再発を疑問に思い調査に乗り出すが・・。 表紙、色、設定、キャラ造形、関係性、テンポ、この漫画を構成する全要素くまなく好きだ・・。 「眠り病」患者の記憶に命懸けでダイブして治療する様子や、軍という巨大組織でいろんな思惑が渦巻いていて誰が味方か分からなかったり、街中のちょっとした描写だったり、色気のあるおじさんの絡みがたまらなくいい。 陽気なマッチョネイビーと疲れ顔のクールな英雄のバディもの最高じゃん! 映画『インセプション』好きな人はもちろん好きだろうし、二転三転してハラハラする海外ドラマとか、『BANANA FISH』好きな人は好きなんじゃないかなーと思う。

BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

BLUE GIANT SUPREME
さいろく
さいろく

まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

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天狗の台所

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