あらすじ舞台は2086年のアメリカ。8年まえに根絶したはずの、世界を恐怖のどん底に陥れた「眠り病」が復活した世界。片脚を失った海軍兵のアダムが、患者救出のためバディを組むことになったのは、かつてこの致死率95%の奇病を終息させ『キング』の異名で知られる伝説の男・ルネ。無口な天才肌のルネとともにアダムが立ち向かう“記憶のガン”復活に隠された陰謀。ついに“真犯人”に照準を定めたアダムとルネ・・・刮目せよ、この巻ですべてが明らかになる!!!
舞台は未来のアメリカ。“眠り病”と呼ばれる記憶のガンと闘う2人とその周囲の人々の話。 1巻読了後、続きが気になって2巻を買ってみたら、また更に続きが気になって……と、気付いたら当時出ていた全てを揃えていた状態。 基本は未知の病と闘いながら、そして同時にお互いや、お互いの周囲の人々の見えてこなかった部分が見えてくる。 また、作者さんの描き方がすごく美味い。一目で『ここはアメリカなんだ!』と思わせる景観や仕草、また、舞台が遠い未来のこともあり、平然と出てくるフューチャーな要素からも、重厚な世界観を感じることが出来ます。 漫画ですが、まるで実際に登場人物が生きているかのよう。 1巻だけで決めずに、是非2巻、3巻と手を伸ばしていただきたい名作です。 個人的に (舞台や役者さん方をしっかりとして貰えるなら) ドラマ化して欲しい作品No.1です。