だぶる
あらすじ
鴨島友仁(かもしまゆうじん)と宝田多家良(たからだたから)は同じ劇団に所属している俳優仲間。安アパートに隣同士で住み、共同生活をしている。お互い無名ではあるものの、友仁は多家良の類まれな演技力を見抜き、その才能を世に知らしめるために彼を支えている。自身も「世界一の役者になりたい」という想いを抱えながら。やがて周囲は少しずつ、多家良の才能を見出していくが―――。
まくむすび
あらすじ
「高校演劇」との出会いが、すべてを変えた―― 仙台星見高校に入学した土暮咲良には、誰にも言えない創作活動への秘めた熱意があった。ある“きっかけ”で創作を諦めかけていた彼女だったが、「高校演劇」や仲間との出会いによって、彼女の日常は“劇的”に変化していくことに―― いま、誰もが輝く青春群像劇の幕が上がる!
まちねとそわれ
あらすじ
「魔王JR」「Waltz」「VANILLA FICTION」の 大須賀めぐみ最新作! 「上がるんだ、対決の舞台へ!」 上を見上げる弟と、それを見下ろす兄との激突演劇サーガ!! 輝くのは――――― どっちだ!?
かさね
あらすじ
イブニング新人賞出身の新しき才能が『美醜』をテーマに描く衝撃作!!二目と見られぬ醜悪な容貌を持つ少女・累(かさね)。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。
きみのおおごえをきいたことがない
あらすじ
史上最弱モブ子登場!! ペンギンは一生空を飛べない。セミは一生チョウにはなれない。高橋かすみは一生夢をかなえられない……? ぼっち… 陰キャ… ネクラ… 彼氏いない歴=年齢…… 地味を絵に描いたような生活を送るOL・高橋さん。30歳の誕生日に人生ではじめて演劇を観劇…… そして、感激!! 心の中に芽生えたモヤモヤを人生を賭けて吹き飛ばす!! 遅れてきた青春の舞台に、高橋さんは立つことができるのか!?
しちにんのしぇいくすぴあのんさんずどろいくと
あらすじ
舞台は16世紀、空前の演劇熱に沸くロンドン。片田舎に育った無学の青年・ランス(W・シェイクスピア)は、個性豊かな仲間たちの才能を結集し、芝居の脚本を書き始める。それは、1本のペンだけを武器とした“革命”だった――! 絶対的格差のなかで“自由”を求めた、7人の文豪たちの熱筆疾風録!!!
しちにんのしぇいくすぴあ
あらすじ
『BECK』『ゴリラ―マン』『RiN』ハロルド作石が世界的文豪にまつわる“世紀の謎”を解き明かす異色作、待望の電子版刊行スタート! 『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『マクベス』etc……数々の名作を著した、史上最高の劇作家にして詩人。現代の英語を作り上げたとも言われるシェイクスピアとは、いったい何者だったのか――。 物語は、16世紀イギリスに生きた、一人の女性の悲劇から始まる……。
このゆびとまれ
あらすじ
これが子役のホンネだ!!超人気子役・藤江恵那は毎日お仕事で大忙し。無邪気(?)にでっかい野望を抱く…。“可愛い子ども”の特権フル活用で、次々に、あらゆる芸能人をブッた切る!過酷な業界を、逞しく生きる小学1年生!!向かうところ敵無しッ!!!恵那の時代がやってきた──ッ!!!
いぬがみもっこす
あらすじ
感情が表に出にくく理屈が先走るせいか、子供の頃についたあだ名は「へりくつ仮面」。そんな性格が災いして、子供の頃から一貫して「集団」というものに属することができずにいた犬神(いぬがみ)君。大学に進学しても友達が一人もできず、昼飯を木の洞で食べる「ぼっち」状態。だがふとしたことから、演劇研究会、略して“劇研”に入ることになり、初めての仲間・居場所を見つけて──―犬神君の思わぬ大暴走が始まる!!
れすとーふじん
あらすじ
そして、今日も、劇は続く。その学校では、毎年二年生が「レストー夫人」という演劇をする。しかも7つのクラスで同じ劇を違う台本にして、7種類の「レストー夫人」を上演するのだ。ヒロイン役のエキセントリックな少女を中心に、今日も舞台の準備は進む。それぞれの屈託を抱えた生徒たちひとりひとりの物語は、はたしてどんな劇に収束するのか……?【同時収録】燃えろ、ストーブ委員/七不思議ジェネレーター
ごごくじじゅうごふんのえんげきろん
あらすじ
某有名美術大学・表現学部・舞台コース(夜間学部)。制作発表会に向けて集まった学生たちは、ドロドロモヤモヤと腹にイチモツを抱えた「変わり者」ばかりだったーー。元・引きこもりの役者。有名劇団員の娘の舞台監督。建築士の親を持つ舞台美術に、大金持ちの衣装メイク……。ひとクセもふたクセもある夜学生たちに、自称天才演出家・古謝(こしゃ)タダオキ(19)が、根拠のない自信だけを武器に立ち向かう!!これが「学生演劇の作り方」!!板の上に全てを懸ける、曲者たちの青春ソワレ、開幕!●横山旬 ビームコミックス好評既刊●『変身!(全3巻)』『白い狸 横山旬作品集』『あらいぐマンといっしょ 上巻』●コミックビーム 公式ツイッター●@COMIC_BEAM
かみさまのよこがお
あらすじ
1935年、演劇を学ぶ少年たちが集う千鳥芸術学校。「舞台の真ん中に立ちたい、スターになりたい」という夢に向かって、誰よりも激しい努力を重ねる少年・千鳥敬太郎と、彼の前に現れた、秘密を抱える新入生・麦蒔摂。“才能”をめぐる格闘の物語がいま、開幕のベルを鳴らす。演劇の天才vs.秀才を描く、朔ユキ蔵渾身の最新作! 努力は才能を超えることができるのか――二人の闘いから目を背けてはならない。
えんげきやるならこんなふう
あらすじ
美術部の丸岡ふうかと演劇部の戸鞠湊は、高校1年生で幼なじみ。たった一人の演劇部の部員を増やすべく、ふうかを勧誘する湊だったが中々うまくいかない。だけど、とある魔法のひと言によって、ふうかの心に変化がうまれて……。
ぎじはーれむ
あらすじ
ヒロインは1人! だけどハーレム!? 漫画のようなハーレム状態に憧れる先輩「北浜瑛二」と密かに想いを寄せる先輩の前だと、つい“キャラ”を演じてしまう「七倉凛」。そんな演劇部の二人の恋の行方は…? 七倉凛は、ありのままの自分で、先輩に想いを伝えられるのか!? 『月曜日は2限から』の斎藤ゆうが贈る、Twitter累計100万いいね超えの新感覚ラブコメ!
すてきならぶりーぼーい
あらすじ
久保田沙樹は県立突牛塚高校(くどうしづかこうこう)の1年生。所属する演劇部の中でただ一人の男子生徒。女ばかりの部員の中で沙樹がすることといえば、雑用と使いっ走り。そうした中で、沙樹は部長の鯉住京子に恋心を抱いていた……。一方、京子のほうは沙樹の想いを知らずに、顧問の沢田先生に魅かれていて……。そして沙樹の幼馴染の林尋子は最近沙樹が気になる様子。複雑にからみあった恋の行方はいかに!?
おきらくしぇいくすぴあのふつかよいげきじょう
あらすじ
世界で最も著名な劇作家&詩人、ウィリアム・シェイクスピア。「ハムレット」「ロミオとジュリエット」「マクベス」「ヴェニスの商人」など数多くの傑作を残した彼。その謎に包まれた日常生活を、ギャグコミック化! ときどき挟み込まれる、驚きの実エピソードも必見!! 『あそびあそばせ』や『りとる・けいおす』で人気沸騰中の漫画家・涼川りんが別名義で放つ、核弾頭級のギャグ漫画、ここに降臨!! (※メディアワークス文庫公式サイトに2012年12月~2017年1月まで連載されたものを中心に、雑誌に読み切りで掲載した作品を加えて、収録しています)
ぶたいぜみ
あらすじ
「限られてるの、時間って。皆それに気づいてなくて」――なんでもできるようで何もないカラッポの「僕」と、演じることしかできない若き天才女優。魂が熱くなる、青春演劇マンガ!
ぶんごうあくと
あらすじ
生まれ持っての老け顔ゆえに、クラスメイトから「文豪」とあだ名され、孤立無援の八熊太平、高校二年生。そんな青春を諦めていた太平の前に突如現れた美少女・翔子。彼女は太平を強引に演劇の世界へと連れ出した! 「アンタは傍観者じゃない」その翔子の言葉に文豪の青春が動き出す!! 熱き高校演劇の幕が上がる!!
ばみれみどりちゃん
あらすじ
元気が取り柄の高校一年生・椎名翠(しいな みどり)は、 その声の大きさから先輩に目を付けられて、初心者だけども演劇部に入部することに。 個性的な同期、優しい? 先輩たちに囲まれた演劇部生活、開幕です!!
あめんぼあかいな
あらすじ
趣味がライトノベルの音読という、残念な高校1年生の雨宮つぐねは、偶然見かけた演劇部の公演で、ヒロイン役を演じていた仁科沙奈のかわいさと演技に魅せられ、思わず演劇部に入部することに… 残念系男子に演技の才能はあるのか? 恋と芝居の青春ストーリーが始まる!
えんげきぶごふんまえ
あらすじ
実績ゼロ。顧問は不在。部員、たったの3人。廃部の危機に追い込まれ、つい「中部大会出場」という無謀な目標を掲げてしまった玉野高校演劇部。孤立無援でイバラの道を進むことになった彼らに、救いの女神が現れた!新鋭・百名哲が描く、芝居を愛する高校生たちのグロリアス・デイズ。掲載時に大きな感動を呼んだ第5話[縄跳びの記憶]を収録。あがり症の部員が、緊張から解き放たれる瞬間が優しく、鮮やかに描かれる。
きゅー
あらすじ
ハンドボール部員の健太は、2年の秋の大会で全治1年以上のケガを負ってしまい、事実上の“引退”状態。それでも3年を迎え、部活の新歓デモンストレーションに参加するが、ハンド部の直前に登場した演劇部の舞台を不注意からメチャクチャにしてしまった。健太は、主役・サロメを演じていた女子に一言謝ろうと捜し回るが…。
げきぶの
あらすじ
THE・ネガティブな倉本蒼也は転校早々、なぜか演劇部に所属することに! 部活動は至ってシンプル。発声練習したり、男女の境に迷ったり、新たな勉強法を学んだり、人生ピークを迎えたり……って何か違う気がするのも気のせい気のせい。えん“げきぶの”おバカコメディー第1幕、開演です!!
うわのそらちゅーとりある
あらすじ
高田文夫氏(劇団『うわの空・藤志郎一座』名付け親)も大推薦!!この劇団、なにを言ってもうわの空。漫画のような劇団が、劇団漫画になっちゃった。そんなこんなで面白い。しなっちのセキララ演劇生活…!?
これはいい! 現時点で三話まで読んだけど、これからどんどん面白くなりそう! 高橋一生みがあってめっちゃいい。 二話あたりから勝手にあの声で台詞が再生され始めてしまった。 「わたしの宇宙」 「いかづち遠く海が鳴る」 「潜熱」 の野田彩子の新連載。 https://viewer.heros-web.com/episode/10834108156642488617 いまだ無名の天才役者・宝田多家良と、同じ劇団で彼の才能を見出して絶望し彼を世界一の俳優にするべく奔走する役者仲間(友人)の鴨島友仁。 世界はまだ天才を発見していない。 が、明らかな天才の片鱗はそこかしこにばら撒かれ少しずつバレ始める。 自分より明らかに突出した才能を持つ人がいたら、その人がその才能以外の社会生活能力が欠如していたら、どうにかうまくいくよう手伝いたくなる、光の当たるところまで押し上げたくなるという気持ちは分かりたくないが、すごく分かる。 二人の関係性は光と影というよりは、光と光の影というような感じ。 相反するものではなく、二人は共生し追随していく形がしっくりくる。 人前に出て脚光を浴びるのは宝田多家良だが、ある意味で前を行き手を引くのは鴨島友仁なのだ。いや、二人にはそうであってほしい。 事務所のマネージャー冷田一恵は一見クールな反面、冷ややかに熱い情念を持っていて、それが宝田多家良に対しての感想に現れててグッとくる。 淡々としているようで宝田多家良の魅力に冷静に熱を上げている。 これはとてもいいものだ! 細部にいたるまで褒め挙げ連ねるそれはもはやファンやオタクのようだ。 おかげで宝田多家良がそれほどまでに魅力があり、世界にバレるのを待っているような説得力が生まれている。 野田彩子さんは人と人の関係性、間にある空気、感情の機微、隠した感情と表れる表情を描くのが上手だな~と思っていたのだけど、なんて言えばいいのか今作でそれがより立体的になっているような気がする。 「わたしの宇宙」「いかづち遠く海が鳴る」のような少し変わった設定のSFめいたものでもなく、「潜熱」のような限定的な関係性でもない、その一歩先の、地に足の着いた社会や影響力、人生のような部分を描いているからかもしれない。 天才と、彼を取り巻く人々、その人生。 この作品を毎月webでの更新を待つか、単行本で一気に読むか迷うけど、うーん、これは毎月チェックしてしまうかな~。 楽しみ!