メイドインアビス

メイドインアビス

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!★単行本カバー下イラスト収録★
黒猫の駅長さん

黒猫の駅長さん

JR野山線の秘境駅である西大川駅。その駅を守る黒猫の駅長さんの地に、美琴が、東京から家族と一緒に引っ越して来た事から物語が動き始める。やさしいふれあいの中で、すぐに縮まる少女と黒猫の距離。少女は、人知れず抱えていた家族の悩みを駅長さんに打ち明ける――。
よっけ家族

よっけ家族

東京から妻の実家のある三重にUターン、同居することになった駿太郎。自然も畑も大家族もすべてが初めての毎日は…!?大家族ひとつ屋根の下。4世代10人以上が登場する大家族ストーリー、待望の第1巻!
たか
たか
2020/07/15
親目線で見るインターナショナルスクール
camera「へぇ、帰国? インター?」という会話を大学時代100回は聞いた。純ジャパにはわからない彼らだけが共有できる世界がそこにはあって、自分がそちら側に行くことは決して叶わない。このフレーズを聞くたびに、虚しさと妬ましさが混じり合う複雑な気持ちになった。 そもそも大学に入って初めて、私立でも公立でもなく、インターナショナルスクール育ちの日本人がいるということに気がついた。そのくらいインターは自分にとって遠い存在だった。なので、インターにはメチャクチャ興味がある。こんな面白い学校、もし幼稚園の自分が知っていたら間違いなく通いたがった自信がある。 というわけで、ネットのバナー広告を見てソッコーでポチった。 https://dokusho-ojikan.jp/serial/detail/t77215 今まで留学体験記などは読んだことはあっても、それを支援する母親目線で描かれたものは読んだことがなかったのでとても新鮮だった。 駐車場に止まってる車の外車率の高さや、ヘルシーな手作り弁当の持参率の高さなど。インターのことをタイトルで「セレブ学校」と称するだけあって、庶民親ならではの目の付け所が面白い。 学校行事や授業などは、まさに欧米の小学校という感じでやっぱりねという感じ。 一方で「さすが!」と感心したのは、低学年のときのバレンタインときに、お菓子と一緒に韻を踏んだメッセージを贈っていたところ。「こんなちっちゃい子がvalentines quotesを…!」とテンションがあがった。 また、学年が上がるにつれて様々な理由でクラスメイトが退学して減っていくというのは意外だったが、よりよい教育を受けさせようと思えば当然の判断だなと納得した。 トーコちゃんがグレード4のときに、英語力強化のために家で英語のDVDを観ることになったとき、「字幕がなきゃ話がわからない」といって字幕をつけていた話が好き。4年間毎日英語漬けでもこうなんだから、自分が海外ドラマを聞き取れなくても当然だと元気が出た。 読み終わって気づいたけど、表紙に描かれているような外国の生徒の話はほとんど出てこない。ほとんどが日本人の裕福な家庭の子のエピソードに費やされている。 また、家族3人でギリギリの家計を協力して乗り越えている姿も印象的だった。 トーコちゃんが自転車通学をやめ徒歩にしたり、丈の短くなったブレザーを着ないでいつもカーディガンだったり…。トーコちゃん自身に通いたいという強い意志があるからこそ、みんな厳しい状況を耐えることができたんだろうなと思う。 最後に。この作品を読んでみて一番感じたのが、「作者性格キツいなぁ」だった。内容自体は面白いけど、作者のものの言い方がいちいち攻撃的・挑発的に感じられ、そこが気に障って純粋に楽しめなかった。物言いに、朗らかさや余裕がまったくない。それだけ普通の親がインターに通わせるのは厳しいということなんだけど、読むのが結構しんどかった。 …と思ったら、東條さち子さんて海外でゲストハウスはじめましたの人だったのか!! (納得) あの妙な思い切りの良さと気の強さ、言われてみればという感じ。 あちらのお話では娘さんは冒頭の一コマでしか出てなかった(たぶん)ので、この方が一児の母であるということを完全に失念していた…凄まじい人だな。 ちなみに中学生になったトーコちゃんですが、「ゲストハウス」によるとフィジーに留学していたとのこと。すごい。 http://sonorama.asahi.com/series/guesthouse-hazimemasita.html いろいろ書きましたが、インターナショナルスクールという遠い世界の話を、気取ったところのない、庶民の目線で超身近に感じられる1冊なのでおすすめです。
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
2020/07/04
「飼育」を夢見るロリおね?百合 #1巻応援
小学五年生の舞ちゃんは、家の前で倒れていた高校生のお姉さんにご飯を食べさせる……そこから始まり、生活力の無いお姉さんを小学生がお世話する日々が描かれる。 積極的に動くのは舞ちゃん。子供離れした料理テクで、お姉さんに美味しいご飯を食べさせつつ、他にもあれこれ世話を焼く。 一方、お姉さんの方は、美人で頭も良いが謎めいていて、何よりも無口の中に時折見せる感情表現が、舞ちゃんと読者の「庇護欲」を唆る。中々ズルいヒト。 そして舞ちゃんが抱いてしまうのが……タイトルにもある通り、お姉さんを「飼育したい」という気持ち。 一人暮らしのお姉さんと、親がなかなか帰ってこない舞ちゃん。複雑な寂しさを抱える二人が出会い、ひととき寄り添う。舞ちゃんは芽生えた感情に戸惑い、お姉さんは何かを隠しつつ。 不安を抱きながらも、ひとまず優しさを持ち寄る二人は、温かいが少し切ない。「飼育」という舞ちゃんの欲望の落とし所と、二人の関係性の落ち着く先を、今後も追いかけて行きたい。 □□□□□ 食漫画としては、地方性よりも、お腹が空いた人が喜びそうなメニューが並び、唾が出る。むしろ地方性が出ていそうなのは『アイラップ』というツールである。ご存知の方、おられるだろうか……?
一生続けられない仕事

一生続けられない仕事

新人弁護士・早坂義人は修習生時代に指導を受けた先輩弁護士・三上陽彦に憧れて、彼の事務所に入所した。頻繁に事務所に出入りする三上の同期弁護士・片山柾にイジられながらも日々忙しく仕事に励んでいる。しかし、三上と片山の間にある友情以上の「何か」に気がついてからはなぜか冷静ではいられなくて…!?正義のために働く男達の魅力満載なシリーズ第1弾!! ※本作は【デビュー20周年記念イラスト付き】は付属しておりません。ご注意ください。
メイドインアビス

メイドインアビス

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!★単行本カバー下イラスト収録★
ラーメン大好き小泉さん

ラーメン大好き小泉さん

学校ではクールで無口なあの子が、まさか放課後はこんなだなんて…!女子高生・小泉さんが、ラーメンをガツガツすする!ガツンと本格派ラーメンドラマ、いよいよ着丼!雑誌掲載時のカラーページを完全補完した、電子だけの特別版にてお届けします!

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あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
2019/12/04
虫愛づる姫君に寄り添う日々
死にゆく祖父を世話しながら祖父の有機農園を守る菜々子と、彼女を手伝いながら寄り添う無職の麻衣。昆虫の挿話に託して語られる、自然と人為、そして不思議な「虫愛づる姫君」達との縁の物語。 —— 菜々子は両親に裏切られ、祖父との絆を唯一の拠り所にして生きている。農業についても、自分の意思で始めたことではない。それ故か、いつも自信がなく、失うことに怯えている。 菜々子の麻衣に対する感情は、友情を飛び越えた強力なもの。依存や崇拝といった、ちょっと危なっかしい感情にも近い。 祖父が亡くなれば、身寄りがなくなる菜々子。祖父に菜々子を託された麻衣だが、距離感に悩み、挙句、菜々子を孤独にしてしまう。そして麻衣の選ぶ、菜々子との関係は……。 —— この作品は、二人の女性の関係性の物語と並行して、二つの「自然と人為」が描かれる。 一つは「有機農業」、もう一つは「自然保護」。 有機農業は、農薬等をなるべく使わない「自然への優しさ」を謳うが、その分労力は大きい。益虫を操り、害虫を殺す日々の営み故に、菜々子は益虫にものすごく優しい一方、害虫に対してはまさに「虫を殺す目」を向ける。菜々子は「益虫を愛づる姫君」である。 一方、麻衣が偶然知り合った来夏は、ヒメギフチョウや湿原を、ボランティアで保護する女性。彼女は自然を愛し、虫という虫に満遍なく愛を注ぐ「全ての虫を愛づる姫君」。また、来夏といつも共にいる美津羽は、簡単に昆虫を呼び寄せる特技を持つ「虫を愛で、共にある姫君」。 さらに、麻衣が出会う、スナックで働く香織は、虫と「食」(人間が食べる、虫が虫を食べる等)を嗜好する「虫食を愛づる姫君」。 様々な「虫愛」の形が提示され、彼女たちから語られる虫の性質と、人間の営みがリンクし、生きることについて考えさせられる。スローライフを描きながらも、「生の実感」の生々しさが常に残る作品である。 日々の営みの繰り返しから、ゆっくりと育てた大きな感情に、いつの間にか心動かされている。麻衣と菜々子が育む、じんわりとした優しさに浸っていたい。
sogor25
sogor25
2019/10/06
かつてないほど現実とリアルタイムにリンクした作品
みなさんは「麻雀」というものにどのようなイメージを持っているでしょうか。マンガで言えば有名なのは「アカギ」や「天牌」「むこうぶち」などでしょうか。いずれにしても、ギャンブルだとか、アングラな世界と近い存在という印象を持っている方が多いのではないでしょうか。 しかし最近、そのイメージを払拭しうる、新しいムーブメントが起こっていることはご存じでしょうか? 2018年、競技麻雀のナショナルプロリーグ「Mリーグ」が発足しました。Mリーグはプロ野球やJリーグと同様、一般企業がスポンサーとなってチームを運営し、囲碁や将棋のようなマインドスポーツとして麻雀を捉えて、賭博行為からの完全分離したプロスポーツとして運営されるプロリーグです。10月に初年度のシーズンが開幕し、全試合がAbema TVで生中継されるほか、パブリックビューイングとして、お酒や食事をしつつ、生の実況解説を聞きながら麻雀の観戦を楽しむという新たな楽しみ方も提供され始めています。 ここまでの説明でマンガ好きの方には何か思い当たる作品があるのではないでしょうか。そうです!「咲-Saki-」の世界観、これが現実世界で生まれようとしている、それがこのMリーグを中心としたムーブメントなのです! そんな近年のムーブメントを反映させ、現実に即した形で競技麻雀の世界を描いている作品がこのゴールデン桜です。 主人公はプロとしての一定の実績はありつつも日の目を浴びることのない生活を送る麻雀プロ・早乙女卓也。彼があることをきっかけに、"女性プロ雀士"として活動を始める所から物語は始まります。 競技麻雀ではかつての競技人口の少なさから女性限定の大会やリーグは存在しますが、基本的には男性と女性がフラットに闘うことのできる競技です。その点は他のプロスポーツや囲碁、将棋などとも異なる点かもしれません。また逆に、人気商売であるという側面から収入面では女性プロのほうが男性を上回りがちであるというのも麻雀プロの1つの特徴でもあります。男性が女装して活動するというのはベタな設定ではありますが、この"男女平等"と"男女格差"という相反する側面を兼ね備える麻雀業界を、フィクションの設定を用いてリアルに表現している作品です。 また、内容以外の部分でもこの作品は現実とのリンクを巻き起こしています。まず、あとがきにも描かれていますが、この作品の1話プロットが完成するのとほぼ同時期にMリーグ発足が発表、慌てて作中にMリーグの描写を取り入れるという経緯があります。更に、原作者の岡田紗佳さんは実際にプロ団体に所属する麻雀プロなのですが、2019年7月に行われた第2期のドラフト会議にて指名を受け、今年からMリーグの選手として闘うことが決定しました。しかも指名したチームの名前が"サクラ"ナイツで作品タイトルとも掛かっているという、何重にもリンクが張られた作品となっています。(ちなみに本作の連載は竹書房の近代麻雀ですが、サクラナイツのスポンサーはまさかのKADOKAWAというオマケつき) それでなくても"現役の選手が(監修ではなく)原作を担当するマンガ作品"というのは他のスポーツではなかなか実現しないことだと思いますし、内容としても麻雀の競技自体の表現は最小限に留められているので、ぜひ麻雀というものに触れたことのない方に読んで頂きたい作品です。 1巻まで読了。
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たか
たか
2020/07/15
親目線で見るインターナショナルスクール
camera「へぇ、帰国? インター?」という会話を大学時代100回は聞いた。純ジャパにはわからない彼らだけが共有できる世界がそこにはあって、自分がそちら側に行くことは決して叶わない。このフレーズを聞くたびに、虚しさと妬ましさが混じり合う複雑な気持ちになった。 そもそも大学に入って初めて、私立でも公立でもなく、インターナショナルスクール育ちの日本人がいるということに気がついた。そのくらいインターは自分にとって遠い存在だった。なので、インターにはメチャクチャ興味がある。こんな面白い学校、もし幼稚園の自分が知っていたら間違いなく通いたがった自信がある。 というわけで、ネットのバナー広告を見てソッコーでポチった。 https://dokusho-ojikan.jp/serial/detail/t77215 今まで留学体験記などは読んだことはあっても、それを支援する母親目線で描かれたものは読んだことがなかったのでとても新鮮だった。 駐車場に止まってる車の外車率の高さや、ヘルシーな手作り弁当の持参率の高さなど。インターのことをタイトルで「セレブ学校」と称するだけあって、庶民親ならではの目の付け所が面白い。 学校行事や授業などは、まさに欧米の小学校という感じでやっぱりねという感じ。 一方で「さすが!」と感心したのは、低学年のときのバレンタインときに、お菓子と一緒に韻を踏んだメッセージを贈っていたところ。「こんなちっちゃい子がvalentines quotesを…!」とテンションがあがった。 また、学年が上がるにつれて様々な理由でクラスメイトが退学して減っていくというのは意外だったが、よりよい教育を受けさせようと思えば当然の判断だなと納得した。 トーコちゃんがグレード4のときに、英語力強化のために家で英語のDVDを観ることになったとき、「字幕がなきゃ話がわからない」といって字幕をつけていた話が好き。4年間毎日英語漬けでもこうなんだから、自分が海外ドラマを聞き取れなくても当然だと元気が出た。 読み終わって気づいたけど、表紙に描かれているような外国の生徒の話はほとんど出てこない。ほとんどが日本人の裕福な家庭の子のエピソードに費やされている。 また、家族3人でギリギリの家計を協力して乗り越えている姿も印象的だった。 トーコちゃんが自転車通学をやめ徒歩にしたり、丈の短くなったブレザーを着ないでいつもカーディガンだったり…。トーコちゃん自身に通いたいという強い意志があるからこそ、みんな厳しい状況を耐えることができたんだろうなと思う。 最後に。この作品を読んでみて一番感じたのが、「作者性格キツいなぁ」だった。内容自体は面白いけど、作者のものの言い方がいちいち攻撃的・挑発的に感じられ、そこが気に障って純粋に楽しめなかった。物言いに、朗らかさや余裕がまったくない。それだけ普通の親がインターに通わせるのは厳しいということなんだけど、読むのが結構しんどかった。 …と思ったら、東條さち子さんて海外でゲストハウスはじめましたの人だったのか!! (納得) あの妙な思い切りの良さと気の強さ、言われてみればという感じ。 あちらのお話では娘さんは冒頭の一コマでしか出てなかった(たぶん)ので、この方が一児の母であるということを完全に失念していた…凄まじい人だな。 ちなみに中学生になったトーコちゃんですが、「ゲストハウス」によるとフィジーに留学していたとのこと。すごい。 http://sonorama.asahi.com/series/guesthouse-hazimemasita.html いろいろ書きましたが、インターナショナルスクールという遠い世界の話を、気取ったところのない、庶民の目線で超身近に感じられる1冊なのでおすすめです。
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