きゃぷてん
あらすじ
弱小野球部のキャプテンと部員達が、ひたすら努力を重ねて最強チームに成長していく熱血スポーツコミック。墨谷二中に転校してきた谷口タカオ(たにぐち・たかお)は、野球部の練習に参加しようと、以前いた学校のユニフォームに着替える。それが野球の名門・青葉学院のユニフォームだと気付いた野球部員達は、谷口を凄い大物選手だと思い込んでしまう。しかし青葉学院にいた頃の谷口は、パッとしない二軍の補欠選手で……!?
まくはり
あらすじ
千葉県の幕張にある高校の野球部を舞台に、3度の飯よりおっぱいが好きな塩田鉄人(しおだ・てつひと)とロリコンで変態な奈良重雄(なら・しげお)が活躍する青春下ネタギャグコメディ。幕張南高校の野球部に仕方なく入部した塩田と奈良は、生徒に手を出した野球部監督・野村(のむら)を脅迫してファミレスで飯をおごらせる。しかし、野村は財布を落としてしまい、塩田達は勘定をどうするかで奇策をめぐらせて……!?
ぷれいぼーる
あらすじ
中学野球の名作「キャプテン」の続編にあたる、初代キャプテン・谷口タカオ(たにぐち・たかお)の高校進学後の活躍を描いた熱血スポーツコミック。墨谷高校に入学した谷口は、中学時代に全国大会で優勝を果たした試合での負傷が原因でボールが投げられなくなり、墨高野球部の練習をただ眺める日々を送っていた。そんなある日、サッカー部キャプテン・相木(あいき)に勧誘された谷口は、サッカー部へと入部するのだが……!?
けいばきょうそうでんありゃまこりゃま
あらすじ
ギャンブル好きな三流ジョッキー・氷室翔(ひむろ・しょう)が、さまざまな人や馬との出会いで一流ジョッキーへと成長していく競馬人情コメディ。いい加減な生活を送るギャンブル好きなジョッキー・氷室翔は、騎手の体重制限で減量に苦しみながらもマイラーズカップに異様な意気込みを見せる。実はそのレースに恋人・アブ美との結婚がかかっていた氷室だったが、真剣に取り組んだレース中に腹を下してしまい……!?
ぷろれすすーぱーすたーれつでん
あらすじ
夢と誇りを賭け、リングに上がる男たち。力と技がぶつかり合い、数々の死闘が繰り広げられる。その中に世界でもっとも愛された悪役レスラーがいた。その名は、アブドーラ・ザ・ブッチャー!
あしたてんきになあれ
あらすじ
向太陽は、朝は早朝ゴルフの客を相手に弁当売り、夜はゴルフの練習場でバイトをする中学生。そんな太陽の夢はプロのゴルファー、自分の道具を買い揃えるため、バイトに精を出す毎日なのだ。太陽のゴルフの腕前は、師匠であり、元プロゴルファーの竜谷も認めるもの。夢のため、金儲けに目のない太陽は、竜谷とともに賭けゴルフの試合に臨む。果たして太陽の実力やいかに!?
おとこのせいざ
あらすじ
劇画原作の第一人者で、数々の大ヒット作を世に生み出した梶原一騎の引退作にして絶筆作品。この作品の連載中に巨星が堕ち完結を見なかったことは非常に惜しまれるが、『巨人の星』や『あしたのジョー』などと並ぶ代表作であることは間違いない。「これが劇画原作者・梶原一騎としての最後の作品になる。題して――一騎人生劇場・男の星座。さよう、完全なる自伝である。(中略)愛する読者諸兄よ、梶原一騎とのゴージャスなる「最後の晩餐」に堪能せよ!」(本文「さらば友よ」より)。
ちじょうさいきょうのおとこりゅう
あらすじ
生まれながらにして恐るべき力を持つ男・雷音竜(らいおん・りゅう)。ある時、空手の大会で対戦相手を殺してしまった竜は、道場を破門され、師である道教に力を封じる仮面を被せられてしまう。その後、唯一の肉親である妹・悦子に匿われ生きることになる竜だったが、予知能力を持っていた亡き父が、竜の力が招く災厄を恐れ、悦子にとある装置を託していたことを知る。竜は自らその装置に拘束されることを選ぶのだが……。マンガ読みを熱狂させた風忍の代表作がいよいよ登場!!
あらすじ
七三太朗×川三番地が贈る野球漫画シリーズ!誰よりも野球に対する気持ちが熱く、実力も兼ね備えている少年・久里武志(くりたけし)!! だが、協調性がないせいで、色々な野球チームで問題を起こし、それゆえに野球名門校のセレクションにことごとく落とされてしまう。最後に受けた、実績も伝統もブランドもない夢の島高校でも暴れてしまい、入学できないかと思いきや、工藤監督に才能を見いだされ、無事に合格!久里武志の高校野球生活が今始まる!
こうそくすらいだーこううんなおとこいとうともひと
あらすじ
今もなお、多くの野球ファンの心に深く刻み込まれている、元ヤクルトスワローズ伝説の投手・伊藤智仁。その半生を綴った書籍『幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生』(長谷川晶一著)を原案として、三度の飯より野球好き、むしろ三度の飯も球場で食べたい!という野球愛あふれるマンガ家・渡辺保裕氏が作画を担当したWeb連載が、ついにコミックになって登場!伊藤智仁の半生を全10話でリアルに描くほか、コミック限定のオリジナルストーリーや、「伊藤智仁×渡辺保裕×長谷川晶一」の豪華鼎談も掲載!
だいちのこゆう
あらすじ
坂田塾熊本にいた天才少女の数奇な運命! 平成5年――― 坂田ジュニアゴルフ塾熊本、開塾。塾長・坂田信弘は入塾選考会で確信した事があった―― 選考会に来ていたひとりの少女・大川ゆうは、この塾のエースになれる子だと。日本女子プロゴルフ界の歴史を変える子だと。世界で戦い続ける事のできる子だと。ゴルフの途を歩きはじめた一人の少女と子供達にゴルフへの途を作りはじめた男。真っ向勝負しかない一途な物語。
よんぶんのさん
あらすじ
人間一人、キッカケ一つで右へ転ぶか、左へ転ぶか、わかったもんじゃない。たぐいまれな天邪鬼である主人公・堀場要もその一人。自分に与えられた屈辱をバネにして、未知なる麻雀ゴロの世界へ足を踏み入れた。この勝負、堀場にとって吉と出るか、凶と出るか・・。
ぼーいずおんざらん
あらすじ
あこがれの職場の後輩・ちはるとの妄想に浸りながら、テレクラで迎える誕生日。人生、選択を避けてばかり来た等身大ダメ男・田西敏行27歳。飲み会をきっかけに、ちはるとの距離が縮まり、仲が進展していくのだったが--!?メール交換、真夏のビアガーデン…「現実ってすばらしいっ!!!」痛みしか知らない男の遅咲き青春譚、ここに開幕!!※本商品は過去に発行されていた商品の収録内容から変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
しんそうばんぶりざーどあくせる
あらすじ
オレ、北里吹雪、中学1年生。みんなに注目して欲しくてケンカ100連勝を達成したけど、誰もオレを見てくれねぇ…。そんな時、出会ったのがフギャー…じゃなくてフィギュアスケートだった! 思いっきりジャンプした瞬間、オレは生まれて初めて注目されたんだ!! だからオレは、始めるのが遅すぎると言われても、フィギュアをやりてえ! そして世界中のみんなに見てもらいてえんだ!!
ぷろれすおに
あらすじ
力は持っているのに、勝とうという気迫が足りず、負けてばかりのプロレスラー・ペドロ。ついにレスラー失格の烙印を押されたペドロに、なんとスカルマンの代役として試合を行うという話が来た!超一流の覆面プロレスラー・スカルマンはペドロにとって憧れの存在。背格好が似ているという理由だけでスカルマンのマスクをはめさせられ、日本に旅立ったペドロだが…?
さむらいじゃいあんつ
あらすじ
6年連続日本一という偉業を達成したジャイアンツだったが、川上監督はいまのジャイアンツにはいない、荒々しいサムライのような選手が必要だと感じていた。そんな折、二軍選手の八幡のすすめで、川上監督は長島とともに四国の土佐に渡る。そこで、八幡の高校の後輩・番場蛮(バンババン)と出会った二人は、常識では計り知れないその野球センスに惚れ込む。そして後日、川上監督は番場をドラフトで指名する。入団をいったんは断った番場だったが、最終的にはジャイアンツへの入団を決意する。
あらすじ
私立 頂(いただき)高校。野球エリート養成高校であり、ここではすべてが野球の実力で測られる! そんな学校に野球初心者が入学してきた!? 人智を越える魔球(まきゅう)・魔振(ましん)が織り成す、生死を懸けたガチンコ野球×バトル漫画!(著者名:西森生/初出:GANMA!掲載1~8話)
ぶれいくざぼーだー
あらすじ
中学最後の試合で友人を怪我させてしまった青は、大好きなバスケをやめるつもりでいた。そんなある日、青はたまたま見かけた新緑高校の練習試合で、孤高のエース・飛鳥のプレーに心奪われ、人目もはばからず涙を流す。青はその日の飛鳥のプレーが、バスケットボールが忘れられず、新緑女子バスケ部への入部を決意。そこで青を待ち受けていたのは、フクザツな事情を抱えたチームメイトたちだった。「チームって、フクザツで、めんどくさくて、愛おしい──」仲間たちとの絆、そして飛鳥への想いは、いったいどこへ向かうのか…?
なんてことないふつうのよるに
あらすじ
眠れる日にも、眠れぬ日にも。夜のおともの掌編集。「ふつう」の夜を過ごす人々の、気持ち温(ぬく)まる、ちょっぴり不思議で可笑しな12の瞬間。結婚を控えたクールなOLが、深夜に辿る記憶の彼方〈追憶のネットサーフィン〉/昼は高校生、夜は世界を救う魔法少女たちのイマドキの悩み〈魔法少女の現実問題〉/3徹中の修羅場マンガ家の眠気は限界、見えないものが見えてきて〈わたしの睡魔〉 ――など珠玉の12編に加え、各話の登場人物たちが織り成す4コマ漫画を描き下ろし収録。
おふさいど
あらすじ
熊谷五郎は類まれな資質をもつ中学生ゴールキーパーだ。しかしチームは弱小。一度も勝てぬまま最後の公式戦を終えた。五郎と勝利をわかちあいたいチームメイトたちは、引退試合を計画。五郎は相手校の2トップ、薬丸英樹と佐藤真悟の猛攻をしのぎ、見事初勝利を飾る。サッカーの名門・横浜高校入試当日、五郎はアクシデントに遭い、受験を断念。私立川崎高校に入学するが…。熱き青春が今蘇る! 高校サッカー漫画の決定版ついに登場!
おれはてっぺい
あらすじ
鉄兵は人里離れた山の中で父親と二人暮らし。親父は埋蔵金発掘に人生をかけ、鉄兵と二人で今日も山を掘り返す。鉄兵は山の中で自然とたわむれ、酒を飲んだり、バクチをしたりと気ままな生活を送っていた。ところがある日、落盤事故がおきて…ちばてつや入魂の大傑作『おれは鉄兵』が登場!
とらんじしょんげーむ
あらすじ
双子の現役NBA(全米プロバスケットボール)選手のロビン・ロペスとブルック・ロペスがプロデュースする、日本を舞台とした全編フルカラーの本格バスケットボール漫画が誕生! 作画は『SLAM DUNK』の井上雄彦先生の下で長年チーフアシスタントを務めた実力派のTATSUZ(タツズィー)先生が担当! カリフォルニア州サンディエゴ出身の15歳のアメリカ人少年、キャメロン・フォードが沖縄県の離島に移り住み、慣れない異国での生活に苦しみながらも仲間やライバルとバスケを続けることで、バスケットボール選手として、そして1人の人間として成長する姿が描かれます。ロペス兄弟が実際に経験したバスケットボール選手たちのリアルな世界が存分に盛り込まれたストーリー、「全編フルカラー、左綴じ、セリフは横書き」というアメリカン・コミックのスタイル、そして日本の漫画家であるTATSUZ先生によるダイナミックな作画が融合した『トランジションゲーム』は、みなさんにかつてない漫画体験をお届けするはずです。トランジションゲームの世界へようこそ!
えまとかぴゅしん
あらすじ
プリマバレリーナを目指し共に励んできた姉妹。オペラ座学校の入学試験が2人の道を引き裂いてしまう。ダンスを志す姉妹の、夢と現実の間で揺れる心を、優しく・時にほろ苦く描くバンド・デシネ。一緒にプリマバレリーナになる! 同じ夢を目指し小さい頃から共に励んできた姉妹、エマとカピュシン。夢の第一歩となるオペラ座バレエ学校への入学試験に挑むも、ふたりの道は合格発表の日に分かれてしまった。不合格となってしまったエマは、自分のやりたい事は本当にバレエだけだったのか、悩みはじめ…
いれぶん
あらすじ
元日本代表サッカー選手を父に持つ主人公・青葉茂。亡き父の言いつけを守り中学時代は陸上で脚を鍛え、努力と根性、仲間とのチームワークを元に、サッカーでは無名の高校での活躍を皮切りに世界へ羽ばたいていく。目指すはW杯出場! 茂の成長と活躍を描く青春サッカー漫画!!
いわゆるスポーツ漫画一般を分類する言葉として「スポ根」というものがあるが、ちばあきおの『キャプテン』ならびにその続編の『プレイボール』は、その内容的には「スポ根」と呼べそうな要素を多分にもっていながら、どうしても「スポ根」とはいいがたい何かがあるように思う。それはいったい何なのか。 スポーツとはそもそもが不平等である。そんなスポーツ界で頂点に立つような人々というのは、生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力にいっさいの身を惜しまないような人であろうと思う。それはそれは残酷で切ないことではありませんか。 そうであれば、少なくとも、青葉から墨谷二中に転校してきた谷口タカオをはじめ、体格にも才能にも恵まれない人々は二倍も三倍も、もっともっと、もっともっと、がんばらなくっちゃならない、その間にも、生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力に身を惜しまない人々は先へ先へと進んでいくのだから。しかし、あえて言及してみるまでもなく、これほど当然の理屈もないだろう。劣っているものが優れたものに勝つには、もっともっと、もっともっと、がんばらなくっちゃならない。三分の一ノックで身体がボロボロになろうとも、向こう見ずのダイビングキャッチで脳震盪を起こそうとも、それでも、それでも、がんばらなくっちゃならない。なにせ相手は生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力に身を惜しむことのない猛者たちなのだ、これほど至極当然の理屈がこの世にほかにあるだろうか。これほど残酷で切ないはなしがほかにあるだろうか。 しかし、ちばあきおという作家は、この残酷で切ない至極当然の法則から目を背けることはけっしてしない。むしろ、それを剥き出しの状態のまま直視しようとしているようにみえる。この眼差しには、残酷で切ないだけではない、どこか優しさめいたものがあるように思う。この優しさは、けっして、困っているひとを、あるいは劣っているひとを、助けるといったたぐいの優しさではない。もし、そうであれば、島田は二度も三度もフェンスに激突して脳震盪を起こさずに済んだにちがいない。 思うに、いわゆる「スポ根」なるものは、当然なるものを当然のこととして描くのではなく、この残酷で切ないがんばりそのものを直視するのではなく、それを問題的に、あるいは問題-解決的に覆うことで物語を構築しているのではないか。そうすることで残酷で切ないがんばりそのものは問題的なもののベールに包まれて見えにくくはなるが、登場人物たちは野性的で不平等きわまりない野晒しの世界からは守られることになる、しかし、これもある種の優しさではあろう。 それにしても、この野晒しの世界で、墨谷二中はどうなったか。なんと全国制覇を成し遂げたのである。当然のことを当然のこととして丹念に描いた結果が、荒唐無稽な夢のよう話になってしまうという、これほど感動的な事態がほかにあり得ようか。数あるスポ根の登場人物たちには勝つために理由-問題が必要だった、裏を返してみれば、彼らの勝利にはそれ相応の理由があった。そうと理由があるのなら、なんだ、そういうことかと腑に落ちることができる。しかし、ほんとうに感動的な体験とは、まだ見たことのない信じられないようなものを目の当たりにするときに起こるのではないだろうか。そして、それを少なくとも可能にするのは、努力は必ずしも、いや、ほとんど場合において実を結びはしないが、それでも、それでも、がんばらなくっちゃと思う、なにか対象のない漠とした祈りのような姿勢のなかにあるということを谷口たちは身をもって教えてくれる。