ああゆうのは単なる一読者の私はよくわかりません。
馬にハミととらせてとか与えてとかはなんとなくわかるような気もしますがなんせ乗馬だ騎乗だの経験が無いので。
それだけにこの漫画にでてくる騎手からみた競馬観、馬の操作テクニックってのはとても面白く感じるのですけれどね。

自分の立場や影響力を計算して、より有利になることを選択する。
実力と実績があるものがそれでさらに有利になろうとする。
この漫画はあくまでもフィクションなんだけれど、競馬新聞には載らない、そういう騎手の戦略・駆け引きがあるんだろうなと思わせてくれて
実際の競馬もより面白くなる漫画だな、と思った。

岡村さん、初期の頃はルー大柴チックな英語を使うギャク・キャラだったのに後半は渋いベテランンに変貌してしまった(笑)。

コメディからシリアスに路線は変更したけれど、読みきりコメディがウケて連載になったのだろうから、コメディ路線も人気はあったのでしょうね。

「どうゆう数字かわかるかね？」
「川内騎手の通算成績みたいっスね。」
は笑った。
しかも数ページ後に追い討ちをかましてきたし(笑)。

岡村のちょっと卑怯だが勝負師としての部分がたまらん。

あのへんが、いかにも田原・土田コンビだから描ける「大人の男の駆け引き」って感じだ。

ほとんど実名で騎手が登場しているのは田原の人徳か

実際のところはどうかわからないけれど、そうであってほしいですね(笑)

レース中のジョッキーって、この漫画みたいにしゃべりあったりするのかなあ、しないんじゃないかなあと思っていたが、某ネットでの騎手談話によると結構しゃべっているらしい。
内田博幸騎手なんかしゃべりっぱなしだとか(笑)。

ファイアスターのエピソードってサンエイサンキューのエピソードが元なんだよな。土田世紀の絵とマッチしてすごいリアルな描写だった。

競馬サークルという閉じた世界の怖さを垣間見せてくれましたね。

電子書籍にはついていない...

今週は現実競馬で弥生賞。
けれど最近は「ありゃ馬」の話みたいに朝日杯、弥生賞、皐月賞、と、何頭もの馬が成長し競い合いながら戦いを繰り返していって最終的にダービーで決着だ！って展開がほとんどなくて寂しい。
レースがレベルアップして、その時そのレースに特化した馬が勝つようになってきたからで、けして悪いことではないと考えることも出来るけれど、やっぱり成長してスターホースになる馬達のライバル対決の死闘の積み重ねってやつを見たいなあと思う。

最近のＪＲＡの外人ジョッキー天国の状況とか、
田原先生の「ありゃ馬」的視点での解説が聞いてみたいな。
漫画化しての解説ならなおのこといいが、とはいえ
土田先生以外の作画での「ありゃ馬」は読みたくない。
まるっと別物ってことでの競馬漫画ならいいけれど。

「ありゃ馬こりゃ馬」気になってた。読んでみよう。

今年のダービーも間近ですし、是非とも
ご一読のほどを（笑）

返信ありがとうございます。競馬好きな方の一押しを頂いたので尚更読みたくなりました。

シンケンとファイアスターどちらに乗るか悩んだ後のこのシーンに感動しました。

氷室をはじめ、個性的で魅力的な大勢の人達それぞれが
胸が痛くなるような色々な思いを込めて挑んだレース。
それだけに言葉少ないこのシーンには感動します。

魅力的なキャラクターが多数登場する
「ありゃ馬こりゃ馬」
個人的に好きなキャラを選んでみた。
10人選びましたが、1位～10位ではなく順不動です。

氷室・主人公。チャランポランなキャラからのジョッキーと
　　　して男としての成長振りが凄い
大山・騎手としては大成しなかったということだが
　　　人間的にはいい意味で大人。
西影・頼れるアニキ
岡村・当初はルー大柴的なギャグキャラだったが、
　　　後には老獪な実力者として存在感が圧巻に。
安胴・引き立て役、脇役かと思いきや、なかなかに（笑）
森元・極道記者。そしてけっこうロマン派。
土川・明らかに長渕剛がモデルだろうけれど、渋さ満点。
竹・天才とは竹を言う。
中田・ファイアスターの調教師。わりと地味だけれども
　　　競馬界で多方面に気遣いが出来る人。そして意外に熱い人。
早川・競馬に馬に夢みがちではあるが、その純粋さは貴重。

自分は大山さんが好きです。信頼できる。

でも土川さんとの修行がなかったら氷室は大成しなかったから、土川さんも好きだな。

アスクビクターモア、惜しかったですね…！

簡単には当たらない。
だからこそ競馬は面白い（笑）