最高クラスに近いくらいの面白さ
わたしが贔屓にしているマンガ家である土田先生と、元スタージョッキーである田原さんのタッグによる競馬マンガです。駄作のできようがありません。 前半4巻くらいまで一話完結のギャグものなのですが(しかもさすが土田先生のギャグは面白い)、後半にいくに従って、かなりレースの奥深いところまで描いてくる本格競馬マンガに変身していきます。 さすが元超一流ジョッキーの原作(というか監修)が入っているだけあって、必殺技などのファンタジー路線ではなく、徹底してリアルなスポーツとしての競馬が描かれており、読み応えたっぷりです。 出場している全ジョッキーの位置どりや、その時々で考えていることなどが、すごく丁寧に描写されており、競馬が好きな方はまず間違いなくどハマりすることができると思いますし、昨今のソシャゲブームで競馬を見始めたよって方も、深く競馬を知ることができるきっかけとなることは間違いないと思います。 そういった意味で、完全に☆5でいいマンガなのですが、一点、ちょっと特に後半ジメッぽさが過度になりすぎてしまっていて、そこが個人的な好みに合わなかったので、一応4にしておきました。ジメッとした部分は土田先生の持ち味でもありますし、それが熱さや感動につながることが多いのですが、本作品の終盤は少しメメしく写ってしまいました。個人の感想ですが、悪くいうつもりは本当になかったです。すいません。
今日はいよいよダービー。
ありゃ馬の原作者の田原先生は残念ながら
競馬界とも漫画界とも離れた、
というか離された存在になってしまったが、
何と東スポ関連でダービー予想をYoutubeで公開。
元騎手ならではの解説、だがどちらかというと
馬の個々の能力よりも騎手心理や田原先生なりの
ロマンを盛り込んだ希望的予想という感じ。
それがいいんですけれどねえ。
土田先生にも長生きしてもらって色々と話をしてほしかった。
私は田原先生の御意見を参考にさせていただきつつ
それはそれとして(笑)3・アスクビクターモア中心で
馬券を買いたいと思います。
アスクビクターモア、惜しかったですね…!
簡単には当たらない。
だからこそ競馬は面白い(笑)