まっちょていすと
あらすじ
失恋をきっかけにマッチョになった室戸灯は女性専用アパートを買い取り大家になった。反発しながらも灯の強さに心惹かれていく住人たち。それぞれが抱える悩みに灯が出すマッチョ的回答とは!?都会に生きるマッチョたちの物語がいま、始まる!!
いとうじゅんじのねこにっきよんあんどむー
あらすじ
ホラー漫画家・伊藤潤二のお笑い猫マンガ! 笑いと恐怖は紙一重、愛猫のコワかわいさにおののいちゃってください!! 実話エッセイコミックなのにギャグ漫画。こんな強烈な猫マンガ、他じゃ見あたらんよ。伊藤潤二ファン、必読の1冊ですヨ~。
まっどめん
あらすじ
諸星大二郎の代表作であり異色作『マッドメン』。文明とは縁の遠いパプアニューギニアの奥地を舞台に、少数民族ガワン族の少年・コドワと、人類学者の父を持つ日本人少女・波子の運命を描く。作品全体を通して文化人類学・民俗学の要素が散りばめられており、現地専門員や研究者からの評価も極めて高い。著者の想像のみで描かれたフィクションが、読む人を圧倒するリアルさで迫ってくるという傑作。読後、神話世界と現代世界が結ばれる不思議な感覚を味わうことができます。
いとしのあいりーん
あらすじ
吹き溜まりのような寒村に突如現れた、外国人妻・アイリーン。彼女と、彼女をとりまく人々の欲望の姿は、荒々しくも、愛おしい――。戦後日本社会の断絶点とも言われる1995年に連載開始。『宮本から君へ』『ザ・ワールドイズ・マイン』と並ぶ新井英樹の代表作とされる傑作マンガ、ついに復刻。
はこぶね
あらすじ
止まない雨、終わる世界。あまりにも静かに、世界の週末は始まった――。「滅び」は未来を思い描くことのできぬ者の上にやってくる。『クイック・ジャパン』に連載された異色の問題作を大幅加筆・再構成し新エピソードも加え単行本化。一艘の方舟が紡ぎ出す、甘く美しく静かで透き通った終末世界。
ぼーいずおんざらん
あらすじ
あこがれの職場の後輩・ちはるとの妄想に浸りながら、テレクラで迎える誕生日。人生、選択を避けてばかり来た等身大ダメ男・田西敏行27歳。飲み会をきっかけに、ちはるとの距離が縮まり、仲が進展していくのだったが--!?メール交換、真夏のビアガーデン…「現実ってすばらしいっ!!!」痛みしか知らない男の遅咲き青春譚、ここに開幕!!※本商品は過去に発行されていた商品の収録内容から変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
ふらわーおぶらいふ
あらすじ
白血病治療のため、1年1ヶ月遅れで高1になった春太郎。オカマにしか見えない教師や優しいぽっちゃり少年などのバラエティ豊かな人々に囲まれ、どこにでもあるようでどこにもない学園生活が始まる!
しんそうばんぶりざーどあくせる
あらすじ
オレ、北里吹雪、中学1年生。みんなに注目して欲しくてケンカ100連勝を達成したけど、誰もオレを見てくれねぇ…。そんな時、出会ったのがフギャー…じゃなくてフィギュアスケートだった! 思いっきりジャンプした瞬間、オレは生まれて初めて注目されたんだ!! だからオレは、始めるのが遅すぎると言われても、フィギュアをやりてえ! そして世界中のみんなに見てもらいてえんだ!!
すとろぼらいと
あらすじ
君が好きになったのは、――本当に<私>?だから書かなくてはならない。知るために。夜行列車で‘過去’を書き続ける小説家・浜崎正。大学時代に出会った<町田ミカ>は、映画のヒロイン・桐島すみれにそっくりで……。現実なのか、夢なのか。交錯する過去と現在・夜行列車が向かうのは、どんな未来か。
さんぽもの
あらすじ
文具メーカー勤務のサラリーマン・上野原が、勤務中や休日に歩いた都内の風景の数々。北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園…。ふと目にとまった出来事を淡々と描くことが、ここまで上質な人間ドラマを生み出した。「孤独のグルメ」の黄金コンビが贈る、極上のエッセイ風コミック。
まだいきてる
あらすじ
「こうなったら…死ぬまで生きてやるか」――。定年を迎えた岡田憲三(おかだ・けんぞう)は、家族に捨てられ、全財産を失い、自分の人生に絶望する。そこで、故郷の山奥で首を吊って死のうとした憲三だったが、ロープが切れて生き残ってしまう。その時、憲三は昇る太陽を見て、この山の中で死ぬまで生きてやろうと決意するが……!?
おちびさん
あらすじ
豆粒町を舞台に、オチビサンと仲間たちが繰り広げるあたたかい日常。春はお花見、夏は海水浴、秋はもみじ狩り、冬はお鍋…四季の移り変わりを、やわらかいタッチとどこか懐かしい色彩でつづった作品。
がむらかん
あらすじ
住人の立ち退きを依頼され、あるアパートの部屋を訪れた弁護士・緑川。不気味な顔をした“天使”の幻覚に悩まされるようになる。アパートの窓から、パソコンの画面から、理不尽に出現する“天使”たち。彼らは一体なんなのか…!?
こぶらざすぺーすぱいれーつ
あらすじ
コブラが帰ってきた。そしてギルドは彼の首に欠けた賞金を300万ドルにまで吊り上げた。賞金稼ぎたちがこぞってコブラを狙うようになるだろう。そんな中、コブラはミス・マドウの情報により、ニューヨーク美術館に収蔵されている『ナイルの涙』に狙いを定めた。だが閉館後の美術館に潜入したコブラは、宝石に手を付ける前に鳴り響いた警報を聞き、慌てて逃げ出すことになる。ギルドの一員と見られるジプシードッグの武装集団が美術館に乗り込んできたのである。またジプシー・ドッグに狙われた生物学者のユートピア・モアは、コブラに助けられそのまま逃げ出すことになるが。
あらすじ
暴力がはびこり、警察が出てこない危ない街で情報屋をやりながらバーを経営する田村。そこに突然現れた武器商人藤波。この男の行く所、揉め事だらけ「揉め事を起こせば武器が売れるじゃないですか」ハチャメチャな設定にハチャメチャな展開。金貸し、殺し屋、任侠ヤクザも大騒ぎ押川雲太朗のピカレスクドタバタギャグコメディ。
しんくがっさつばん
あらすじ
2001年2月のweb連載開始より1年余り。構想20年、著者初の描き下ろし劇画がついに単行本化!第9話までを収録した本作品、“ぼのぼの”ファンも必見です!
のぞきや
あらすじ
電子書籍限定版!! 「普段街中をニコニコして歩いている人間が、裏でどんな顔しているか、正体を見たいと思ったことがあるだろう」のぞき屋・真仁亜拓郎と大学生・東恩納恒の出会いが、人間の真実を暴き出す! 拓郎と行動を共にすることにした恒だが、早速の問題が発生! 山本英夫の大ヒット作「新・のぞき屋」の原点。
あらすじ
TVアニメ「5億年ボタン」放映中!原案となったエピソードを含むフルカラーCGマンガが電子版として復活!!みんながトニオでちゅ!CG表現の新たなリアルの扉がここに開かれる--。5歳のトニオちゃんとジャイ太、スネ郎が繰り広げるシュールでキュートな世界へようこそ!ネット上で賛否両論を呼び、現在もバズり続ける「5億年ボタン」。その元となったエピソード「アルバイト(BUTTON)」を含む、全23エピソードを収録。
でめきんぐかんけつばん
あらすじ
いまこそ読まれるべき怪物的傑作、「完結版」となってついに復刻!!
【本書収録内容】
●新たに描き下ろされたエンディングを含む『デメキング』最終完全バージョン!
●幻のプロトタイプ版『DEMEKING』も18ページ分、フル収録!
●いましろたかしがすべてを語りつくす、1万5千字インタビュー!(聞き手・大西祥平)
●『20世紀少年』との意外な関係とは!?――浦沢直樹氏による『デメキング』解説
くだんさかしたくろにくる
あらすじ
耐火建築助成を目的とした公的資金融資の日本初の実施例となった「九段下ビル」そのビルを共通のモチーフにして四人の作家がそれぞれ描く人間ドラマ……。昭和初期・第二次大戦中・バブル末期・現代――。様々な時代と視点で描かれるビルを巡るヒューマンストーリーオムニバスコミック!
まこちゃんえにっき
あらすじ
ささいなことが大事件。ふとしたことで地球爆発。ちょっと大変でかなり面白い小学生日常漫画、うさくんノリノリ最新作、第1巻!『マコちゃん絵日記とは…』本編の主人公マコちゃんは手々熊(てでぐま)町に住む小学5年生の女の子。個性的な家族や友達(含む好敵手)に囲まれて、楽しい毎日を過ごしています。動物的な貪欲さと怠惰とぱんつで読者の童心その他を刺激しつつマコちゃんは往く。…そんなお話です。
へいけものがたり
あらすじ
巨匠・横山光輝が、無常観を主題に平家一門の栄枯盛衰を描いた軍記物語の最高傑作に挑む!!400年間にわたる藤原貴族政治が続くなか、武士は地下人(じげにん)と呼ばれ、わずかな領地をもらい貧しい生活を送る貴族の番犬的な存在であった。そんな時代にあって、武士であった平清盛(たいらの・きよもり)は、保元の乱で後白河天皇(ごしらかわてんのう)に味方して戦果を挙げ、太宰大弐(だざいのだいに、太宰府次官)に昇進した。その後、平治の乱を治めた清盛は、源氏を壊滅状態に追い込み、その功績で中納言、大納言と出世し、ついに太政大臣従一位(だじょうだいじんじゅいちい)となり位を極めた。我が世の春を謳歌する清盛と平家の繁栄、そして平家と貴族との確執を描いた上巻。
びりーばーず
あらすじ
山本直樹の90年代の最高傑作、復活!!孤島に、二人の男と一人の女。指示された『プログラム』を淡々と実行し続け、『安住の地』へ行ける日に思いを馳せている。ある時、ボートに乗った外部の人間たちが島を訪れるが、彼らを『不浄』であると判断した男は『処理』してしまう。その頃から、孤島で暮らす男と女の関係に変化が生じ始め、互いに秘密を作ってはいけないはずの三人の間に、愛と欲と猜疑心が交錯する……!!
最近ネットを見てたら偶然、このマッチョテイストの主人公・灯が描かれた 「私はマッチョさ!! 女のくさったみてえなてめえらなんかよりず〜〜っと男らしい女 マッチョガールさッ!!」 というコマを見かけて「なんだこのかっこいい女は…!?」となりソッコーで古本を購入しました。 読んでみると初っ端からわからない昔の言葉やスラングの連続で笑ってしまったのですが、このレトロでアウトローな空気が最高…! ギャグとシリアスの境目を行き来するような言動ばかりで、全部書ききれないほど名言が多かったです。 物語は「洗濯船」という名前の船の形をした女性専用アパートが舞台。そこにはファッションや恋愛を楽しむ普通の女性たちが住んでいるのですが、ある日、マッチョを自称する主人公・室戸灯が越してきたことで、彼女に鼓舞された住人たちもまた『マッチョテイスト(男らしい感覚)』を得ていく。 灯はマジで普通じゃない女で、アパートの庭で上裸でダンベル上げたり、いけ好かないプレイボーイの前でこれまた上半身裸になったり、ボディビルの大会でトップレスになったりする。 トレーニングを始めた女性たちが周囲からの反応を期待してウキウキしていると、「虚栄心を捨てるのさッ!! 他人に見せるとか見られるとか思っちゃァダメなんだッ」と一蹴する。 住人たちが不景気で金がないとぼやけば、「何でも欲しがるガキ(干し柿)だから、金がなくなると苦しいんだ」と一喝し、全員の食費やら何やらを徴収したあと「10日間、テレビも新聞も見るな。風呂に入るな、歯も磨くな。食費がなくなったら朝トレーニングして糞して寝ろ」と言う。 精神・肉体ともに普通の女性ではない。 まさにマッチョ。 作中ではレイプとかナンパとか結婚とか貧乏とか、いろんな試練が訪れるんだけれど、そのたびに灯による「マッチョの心得」が説かれ、それに叱咤されてみんなはなんとか壁を乗り越えていく。 先にも書いたとおり、この漫画はギャグとシリアスぎりぎりのお話……というか、四捨五入するとギャグなんですよね。ウェディングドレスでバイクに乗ったり、セックスの代わりに「街のダニ」に喧嘩を売ったりパンチの効いたエピソードが多い。 けどそんな面白エピソード以前に、そもそもこの時代(そして今も)「いい年こいた女が化粧もせず結婚もせず、ただひたすらに自分の体と精神を鍛えている」っていうこと自体がもう、そもそも世間から見たらギャグなわけですよね。「なにこの女ヤバ笑」っていう。 灯のことを普通の女性ではないと書いたけど、よくある言い方をすれば「女を捨ててる」。 けど、ただ女を捨てて終わりではなく、代わりに彼女は努力して「マッチョ」という新しい人間になったんですよね。 女じゃないので世間の「なにこの女ヤバ笑 女捨ててる笑」とか関係ないしダメージを受けたりしない。マッチョなので。 そしてふと、現代にはマッチョじゃないけどこのダメージと無縁な女性がいるな〜と思い出しました。 腐女子のつづ井さんです。 https://note.com/happyhappylove/n/n28f73ff5cdce 女性が1人でそのまんまありのままで超元気に生きてる物語が『裸一貫! つづ井さん』だとして、女性が男らしい感覚を手に入れてハツラツと生きるこの『マッチョテイスト』は、そのカウンターにあたるの物語なのかもしれない。 もう古本でしか手に入らないのですがぜひたくさんの人に読んでほしいですね。電子書籍化してくれ〜!!