
SOTA(そーた、本名:菅原壮太(すがはら そうた)、1979年 - )は、日本のマルチクリエイター。東京都出身。
近年は“菅原そうた”名義で活動する事が多く、作品にクレジットされる役職も企画・(3DCGアニメ)監督・構成・脚本・キャラクターデザイン・グラフィックデザイナー・声優・映像制作・編集など多岐にわたる。漫画家だったり、ミュージックバンドに所属していた時期もある。(詳しい遍歴は下記“人物”の節を参照)
連載漫画「みんなのトニオちゃん」のエピソードの一つである「5億年ボタン」はインターネット・ミームとして日本国内外に知れ渡り、ユーザー間で数々の派生作品も生み出された。
斎藤環もそう寄稿しているけれど、3DCGのオブジェクトを使った漫画なので、「絵の巧さ」が即ち構図に集約される。そして、それが端的に現れているのが有名なミームの5億年ボタンの元ネタ「アルバイト」。 この漫画は基本的に、最初に示される哲学的な話題(『ドラえもん』のひみつ道具みたいなネタの一つ程度の意味だけど)の提起や会話、構図まで大変「やかましい」(フルカラーなのもそれを助長する)漫画だけれど、「アルバイト」の謎の空間に於ける贅沢なコマの使い方はそれと対比的でかなり印象に残るし、それが人間的な喜悲劇(記憶が無いならどんな苦心も功績も無意味だし、100万円で分かりきってる苦痛を選ぶ愚かしさ、記憶の無いプロセスを知るとそれを勿体無く感じる、5億年の苦悩を奪われたような感覚など)を示唆している。 基本エログロナンセンスな作品だけれど「5億年ボタン」の元ネタが気になるような人は読んでみたらどうだろうか?