ホラー漫画の巨匠が描く異色の猫漫画
伊藤潤二の猫日記 よん&むー 伊藤潤二
うずまきや富江など、ホラーの超大物作家で有らせられる伊藤潤二大先生の愛猫日記
普段と同じタッチで描かれているため、ムードはホラーっぽいけど内容はネコカワイイ漫画
そしてそのギャップがどんどんツボを押してくる
またQ&Aから醸し出されるホラー漫画家とは思えない先生の人の良さも楽しめる
ちなみに他作品(伊藤潤二傑作集11)の双一の愛玩動物にもギャロンと言う猫を描いてて、そっち初めて読んだ時は笑い過ぎて涙出た
本屋のネコ特集棚でなんとなく立ち読みして即買いした、いまのところ自分の中では猫マンガのトップに君臨し続ける一冊です。
絵は著者の普段のタッチを変えておらず、そんな恐ろしく猫を描くな!と言いたくなりますが、文句を言いながらもせっせとお世話する著者の姿に猫への愛情がじんわりじっとりと伝わってきます。同居人との猫に懐かれ度を競うなど大人げないバトルは本当に笑えます。
猫を飼うって大変なんだな、ということを一冊通して学びました。わたしは猫アレルギーなので猫飼いにはなれないのですが、飼ったらネタの宝庫なんだろうなと羨ましくなります。
以前、この画像のコマがプリントされたTシャツを見つけたとき、買うかどうか本当に悩んだけど買わなかった。でも未だに後悔してるので次見つけらた買おうと思ってます。