青山 景(あおやま けい、1979年9月26日 - 2011年10月上旬)は、日本の漫画家。男性。
新任教師の湯島朝子(ゆしま・あさこ)が担任することになった4年2組。その着任初日の朝の会で、とある作文をめぐってクラスの意見が対立。騒動が過熱するなか、朝子はこの対立状況が仕組まれたものであることに気づき――!?神、仏、祈り、祝福、呪い、救済、現世利益、カルト、魔法少女、超常現象、動員ゲーム、集団心理、カリスマ、シャーマニズム、権謀術数……。舞台は小学校。30人のコドモと1人のオトナが巻き起こす、悪夢のようにカラフルな新宗教絵巻。
君が好きになったのは、――本当に<私>?だから書かなくてはならない。知るために。夜行列車で‘過去’を書き続ける小説家・浜崎正。大学時代に出会った<町田ミカ>は、映画のヒロイン・桐島すみれにそっくりで……。現実なのか、夢なのか。交錯する過去と現在・夜行列車が向かうのは、どんな未来か。
地球上にいる女性は、およそ30億人。たった1人の運命の女と恋に落ちたいと願い続ける男・上條が惚れたアノ子は…! 愛は国境を越えるか!? カルチャーキャップ・ラブコメディー!!
ススムとツトム、さくらの3人は幼なじみ。だが、ツトムは10歳の頃に失踪してしまい、残る2人もそのときから次第に離れていった。やがて中学2年生になり、さくらは同級生の女子から酷いいじめに遭うように。そんなさくらを救おうと決意したススムだが、逆にいじめっ子たちから彼女との性交を強制されてしまい…。第1回IKKI新人賞受賞作家デビュー作!!
ススムは幼馴染のさくらのことが好きだけど、さくらは10歳の時に失踪した双子の弟のツトムのことが好きだという。しかしツトムはいない。なのでツトムがいつ戻ってきてもいいように、あの頃のままでいる為に、傷をふさがないように、恋愛感情を持たないまま交際するという歪んだ関係になることになってしまった。そんな時に失踪事件を調べていた男と出会い、二人は忘れていた過去の出来事を思い出していく…。 真相については二人とも無意識に忘れようとして何重にも記憶が上書きされていてるので、最後までハラハラさせられて読んでいて面白かったです。単行本の帯に書かれていた「白い闇の向こうへ閉じられてゆく物語」の「白い闇」という言葉がぴったりだなと思いました。バッドではないがハッピーでもない何とも言えない終わり方…という解釈でいいのかな。なんでタイトルが「SWWEEET」なんだろう。
バリバリ仕事をこなすエリートサラリーマン上條の一途な恋を描いた、ど真ん中ラブコメディ。 お相手は大衆的な中華料理屋で懸命に働く中国人。ちょっと気が強そうだけど芯のしっかりした可愛い女の子です。カタコトの日本語もいい。 そんな彼女には日本でどうしてもやらなければならないことがあり…そして滞在できる期限も迫っている。 彼女こそ運命の相手だという上條の思いは、国境を超えることができるのか。エリートのくせにちょっとドジ、でも倒れても倒れても立ち上がる上條のガッツは見習いたいほど熱い!そしてネットカフェでのシーンはドキキュン必至!!
もう7年以上も前になります。32歳という若さもあり、ショッキングな事件でした。 「SWWEEET―スウィート―」「ストロボライト」「チャイナガール」を経て、イブニングで連載されていた本作。徐々に知名度を上げながら着実に階段を駆け上り、「このマン」上位進出も有望視された中での急逝……当然ながらこの「よいこの黙示録」は既刊2巻で未完となりました(厳密には、既に連載されていた分と第6話のネームおよび下絵、設定画などが第2巻としてまとめられ翌年刊行されました。) 内容に関しては、永遠に未完となってしまったことが悔やまれるほど素晴らしいもので、続きが気になる、というより結末が気になる複雑怪奇なストーリーでした。クラスを言葉巧みに操る一人の天才的少年の手によって、新任教師・湯島朝子をも巻き込んだ新興宗教「神童教」が誕生していく様子が描かれている。一人称主人公であり唯一の大人であるはずの朝子が、無意識のうちに取り込まれていくのがとても面白かったのですが、首謀者・伊勢崎少年の素性がこれから明らかになるか……といったタイミングで終了となってしまいました。 宗教という、人類社会の繁栄と密接な関係にある普遍的テーマと、小学校の教室という特殊な閉鎖環境、この奇妙な組み合わせが斬新で、緻密に練られたストーリー展開にワクワクさせられました。 2巻にはその後の展開も含めたプロットが載っていて、これがまためちゃくちゃ面白く、この内容が漫画化される日はこないという残酷な現実に絶望させられます。(プロット案によると朝子は伊勢崎によって完全に手籠めにされてしまうようです。ショタおね大好きなのでこれ是非は見たかった……!!)
普通の生活で起こる恋愛だったり就職だったりの人生の転機的なものが、劇中劇や複雑な時系列と絡み合って、理想とのズレから現実を受け入れていく過程をよく現しててヒリヒリする。
ススムは幼馴染のさくらのことが好きだけど、さくらは10歳の時に失踪した双子の弟のツトムのことが好きだという。しかしツトムはいない。なのでツトムがいつ戻ってきてもいいように、あの頃のままでいる為に、傷をふさがないように、恋愛感情を持たないまま交際するという歪んだ関係になることになってしまった。そんな時に失踪事件を調べていた男と出会い、二人は忘れていた過去の出来事を思い出していく…。 真相については二人とも無意識に忘れようとして何重にも記憶が上書きされていてるので、最後までハラハラさせられて読んでいて面白かったです。単行本の帯に書かれていた「白い闇の向こうへ閉じられてゆく物語」の「白い闇」という言葉がぴったりだなと思いました。バッドではないがハッピーでもない何とも言えない終わり方…という解釈でいいのかな。なんでタイトルが「SWWEEET」なんだろう。