品行方正な美男美女カップルとして、周囲から羨望の眼差しを浴びている花火と麦。理想的な男女交際に見える二人には、誰にも言えない“ある秘密”を共有していた。
理想的な恋人同士に見える花火と麦。二人は、互いに叶わぬ恋に身を焦がす“契約上の恋人”だった。愛する人のぬくもりを、相手に重ねて慰め合う日々。大事な人を傷つけながら傷ついていく不器用すぎる青春模様。誰よりも純粋で誰よりも歪んだ純愛ストーリー、第2巻。
“契約上の恋人”という関係を、人知れず続けていた花火と麦。しかし、絵鳩の告白によりついに花火は偽りの関係を打ち明けてしまう。そんな年若い彼らに、茜は何を思うのか――。それぞれの恋心が、想いを、身体を、縛り付けていく。絡まった赤い糸は解けない、純粋で歪んだ純愛ストーリー、第3巻。
茜の歪んだ本音を知った花火は、あるひとつの決意をする。愛しい人の代わりに、足りないモノの代わりに、求めてしまうぬくもりがある。それぞれの恋心と欲が渦巻く拗れた関係と、縺れる赤い糸の行方は……。純粋で歪んだ純愛ストーリー、第4巻。
正式に付き合うことになった花火と麦だったが、絵鳩の歪んだ愛情が花火を惑わせる。一方、一途に麦を想い続けるモカは……。届かぬ想いは心に堕ちて染みとなり、鋭い棘を持つ欲となる。熱を求め、欲に塗(まみ)れて、人は形を変えていく。純粋で歪んだ純愛ストーリー、第5巻。
告白を決意した花火、モカの気持ちと向き合う麦。花火を想い続ける絵鳩。前に進みたい、受け止めたい、終わりにしたい全部本音で、全てが嘘――。人は誰でも、臆病なまま恋をする。純粋で歪んだ純愛ストーリー、第6巻。
傷心の花火は、絵鳩と軽井沢にいた。この旅が二人の関係を終わりへと導いてゆく。一方麦は想いが届いてもなお、手に入らない奔放な茜に苦悩する。彼女の心を動かすのは、一体誰なのか――。「変わりたい。」そう願えば願う程恋に囚われ、想いに縋り、大切な誰かを傷つけずにはいられない。純粋で歪んだ純愛ストーリー、第7巻。
花火、麦、茜、鳴海、早苗、モカ。絡まりあった赤い糸は、切れて解けて結ばれて、それぞれに新たな糸を紡ぎだす。不器用すぎた彼らが、歪な恋の先に見つけた「本懐」とは――。誰よりも純粋で誰よりも歪んだ純愛ストーリー、ついに完結。
服飾デザイナーを目指して進学したモカ、茜&鳴海夫妻の奇妙な結婚生活、互いを思いやりながらも不器用な関係の早苗と篤也、現実逃避して変わらぬままの麦、そして花火―――。自分の中の「本物」を求め続けそれぞれが歩んだ道と、その先にある未来。純粋で歪んだ純愛ストーリー、「あれから」を描いた最終エピソード。
アニメが先だったので、ねっとりしたイメージを持ってしまっていた! 漫画でもその感じは変わらずな訳で。 大人なというか真っすぐじゃない感情を持ち合わせている二人。 2人しか知らない秘密があって。お互いで埋め合わせてたり、それもそれで寂しくなったり。 気持ちの埋め合わせに焦点を当てたお話なのかな。って思います。 共感できる部分やこんな時期あったな。なんて思い出したりしてエモい作品です。
アニメになっていて気になっていて、友達に恋のツキとか好きならおすすめと言われて読んだ。 が、自分的には花火が好きになれず最後まで読んだけどハマれなかった。花火がなんか最後までかわいそうなだけで共感できなかった… 逆に皆川先生とえっちゃんは好きだったな~ 自分がしたいようにするって感じがよかった。
アニメが先だったので、ねっとりしたイメージを持ってしまっていた! 漫画でもその感じは変わらずな訳で。 大人なというか真っすぐじゃない感情を持ち合わせている二人。 2人しか知らない秘密があって。お互いで埋め合わせてたり、それもそれで寂しくなったり。 気持ちの埋め合わせに焦点を当てたお話なのかな。って思います。 共感できる部分やこんな時期あったな。なんて思い出したりしてエモい作品です。