29歳のえいこさん。誰といっしょになるとか、どこで暮らしていくとか――そろそろ決めなきゃいけない問題も増えてきた。とはいえ、答えなんてすぐに出せない(出したくない!)わけでして……。ああでもない、こうでもない、と思い悩むえいこさんの厄介な日々を綴った『A子さんの恋人』、待望の刊行スタート! 注目作家・近藤聡乃が、初の長編連載のテーマに選んだのは“恋愛”! 恋人・友達・家族と絡まりあう29歳女子の日常描写は、連載開始から「リアル過ぎる」、「“あるある”の連続!」と話題騒然。そう、この漫画の中には、あなたも、あの子も、あいつもいるのです。
1945年9月、東京。焼け野原になった街の裏側で、ある戦後処理が行われていた。731部隊による人間兵器、その残党の殲滅である。不死身の少女兵士・砕花(さいか)は、生きて自由を得るため、死神と恐れられた衛生兵・近衛勘九郎(このえ・かんくろう)を部下に、同胞殺しの任に就く。
ぼくは学校に向かう途中で、おさげ髪の、ふしぎな雰囲気の女の子と出会った。白河メルと名乗った彼女は、人ならざるモノ――草木や動物、果ては幽霊――と会話できた!死者の声を聴く少女・メルとの出会いをきっかけに、頭脳明晰な少年・ワキヤは幽霊専門の探偵業を始める!『機動旅団八福神』『星屑ニーナ』『バララッシュ』など、読者の想像を超えていく展開と、リアリティ溢れる表現力で読者を魅了してきた福島聡。実力派が描くのは、声なき者の未練をほどくジュブナイル心霊ミステリ!
10歳の女の子、漆間乱(うるま・らん)には秘密があった。彼女にはサイズが合わない、だぼだぼのシューズ。これを履くと、みるみる変身! グラマラスな美しいオンナへと成長できる。「子どもはイヤ、早く本当の大人になりたいな」。ところがある日、変身後の姿のまま、乱は初恋に落ちてしまった! ……地方都市・灰町を舞台に、4人の魔法使いに起こった4つの大事件を描くマジック・アンド・ライフ。灰町に隠れて暮らす漆間一家に、幸せの日々が訪れるのはいつになることやら。
「僕はこれから、戦争に行く――」戦時下にある、架空の日本。国を占領され、家族を失い、友も、故郷も、自我も、平穏も、恋も、夢も。すべてを失った8名の少年少女兵士たちは、「福神(ふくじん)」と名付けられた戦闘兵器に乗り込み、戦場へと出撃する!!『少年少女』で手塚治虫文化賞にノミネートされた実力派・福島聡が描き出す傑作シリーズ第一巻。ついに電子化!
日本の四季の移り変わりを、4姉妹とともに描く読切連作。初夏は明るい時間が長くて過ごしやすい季節。軽装で運動に適し、雨も多いが海遊びも楽しめる。そして、この季節を最大限楽しめるのが三女の欅いずみ! スポーツ万能・運動大好きで明るくまっすぐな性格。単行本第1巻ではいずみをフィーチャーしながら、初夏に過ごす4姉妹の様子が描かれていきます。長女・睦実は料理が得意で、大声持ち。次女・朱美はスタイル抜群の読書家美女。四女・瞳は清楚で奥ゆかしく、手芸が得意。著者・大槻一翔の柔らかで魅力的な作画にもご注目下さい!
デビュー作『こまきまき』から、最新作『三田村桜子(仮)の一生』まで、まだ見ぬ”笑い”を求める旅の道程が一冊に!独特の間と語り口、ひと工夫ある構成、ツッコミの冴えがクセになる全9作品。ボーナストラックとして叙情に満ちた『青信号までの時間』を収録。
姉・山本れい子、無職、美人でありながら阿呆。妹・山本しおり、小学生、しっかり者と見せかけて阿呆。ふたり揃えばますます阿呆。そんな二人姉妹の驚きと失笑と姉妹愛に満ちた毎日!隔月誌フェローズで中毒者続出の人気4コマ、待望の単行本化!姉・れい子の子供時代を描いた「回想録」(描き下ろし)、フルカラー特別編「いろどり広場」など、おまけも満載!
鳳小鳥(おおとり・ことり)、13歳。大きなお屋敷のお嬢様でありながら、とってもおてんばな女の子。そんな彼女のお目付け役は執事の白石。きまじめな白石は小鳥に振り回されっぱなし、でも家族と離れて暮らす小鳥にとって白石は、父であり兄であり、そして“一緒に遊べる友だち”! 今日もまた、ふたりのにぎやか“過ぎる”1日が始まる!短期集中掲載から読者の好評を得て連載化した本作が、ついに単行本になりました! 1巻では、小鳥が雛鳥を飼いたがったり、初めてのカフェに戸惑ったり、お屋敷の中でサバゲーをしたり、白石を悩ませるエピソードが満載。読むと笑顔になれる日常コメディー、続きがすぐ読める2ヵ月連続刊行です!
舞台は、1990年神戸市北区。アメリカの郊外をモデルに造られたニュータウン、オリゴン村。裕福な住民が暮らすこの町に、“ひとりの”少年が養子としてやってくる。少年の名は秘鳥(ひとり)。美しく聡明な少年・秘鳥に、園山夫婦は魅了されるが、秘鳥には、大きな秘密と恐るべき目的があった――。スタイリッシュな高校生を描いた『坂本ですが?』から約2年。佐野菜見が描くミステリアスな悪童の物語。
14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント―――『狼の口』と。圧倒的な作画によって再現される中世人の生活様式や、鎧甲冑、鎖帷子、武器、兵器の数々……。そして、圧政者に立ち向かう市井の人々の身を賭したドラマをダイナミックに描き上げる作劇!
不条理に抗って生きる、すべての者へ捧げるレクイエム。1957年のソ連の実験によって、スプートニク2号に乗せられ、宇宙に放たれた犬・ライカ。彼女は冷たい暗闇の中でその命を失うも、突如現れた神から新しい体を与えられる。人間への復讐に燃える彼女は、種を増やし、文明をつくり、凄まじいほどの軍事力まで手に入れた。数年後、ライカは仲間の犬を引き連れ、母星・地球にむけて出発する。自分を追いやった人類を滅ぼし、再び故郷で暮らすために――。「生と死」、「愛と憎しみ」など、心を抉るテーマに果敢に挑んできた吉田真百合のデビュー作。ポップで親しみやすい絵柄と、心の奥底にある欲望を描いた内容とのバランスが癖になる、唯一無二のピュアでダークネスなコミック!表題作に加え、掲載時反響の大きかった「愛の焦土」など3本の読切も収録した、豪華特厚224P!!
伝統ある、三多摩大学の山岳部。だが今年の春、部は存続の危機を迎えていた。理由(1)新入部員は女子3名のみ。理由(2)全員、登山経験ナシ。理由(3)彼女たちの特徴は虚弱、ゲーム狂い、読書好き……。そんな「山ガール」ですらない3人を抱え、山岳部は果たして活動していけるのか!?過激な登攀もあり。楽しいピクニックもあり。男子も女子も、文系理系留年浪人、誰でもオーケー。すべてを包み込んでくれる“山”を舞台にした、大学生たちの群像劇!
舞台は埼玉県の、とある芸術大学。主人公は、デザイン学科2年の吉持 星(よしもち・せい)。デザインの才能はピカイチ、だけど潔癖症で人嫌い。もうひとりは、美術学科2年の園部明里(そのべ・あかり)。芸術的才能はないが、コミュ力と上昇志向の塊。明里は吉持の才能を目の当たりにし、それに乗っかろうと企むが……。ヘンな人や、ヘンな人になりたい人が集う芸大で、ふたりのひねくれた青春グラフィティが始まる!漫画誌・ハルタで異彩を放つ新鋭・山本和音の初コミックス!
1987年、地方都市の平凡な男子高校生だった山口は宇部と出会う。共通点はテレビアニメ。地方で暮らすアニメ好きの青年にとって、共通の話ができる友人はかけがえのないものになった。深夜に待ち合わせて『王立宇宙軍 オネアミスの翼』封切のために並んだり、放課後に「『風の谷のナウシカ』鑑賞会」をしたり……いつしかふたりはプロのアニメーターへの道を進み始める。 『機動旅団八福神』、『星屑ニーナ』に続く福島聡の長編新作は、男ふたりのアニメと友情の物語!
地表のおよそ70パーセントを覆う海。そこには人間がまだ知らない世界が存在しているーー。海面から数千メートル潜った、海の底にある国。人魚のジョーはそこで穏やかに暮らしていた。しかしある日、親友のリュウが掟破りの罪で投獄されてしまう。彼女が破ったのは「人間に存在を知られてはいけない」という掟。なぜ? そして相手の人間とは? 親友を救うべく、ジョーの恋そして冒険が幕を開ける!『ストラヴァガンツァ -異彩の姫-』の作者・冨明仁が贈る“21世紀版『人魚姫』”。美しい海と、そこに棲む生物たちを華麗な筆致で描き出す!
2021年に発売した『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』に著者の描き下ろし漫画・秘蔵設定資料を追加。漫画100ページ・イラスト100点以上を掲載。サイズもB6サイズからA5サイズに大きくなった迷宮攻略に必携の、超豪華キャラクターブックの完全版! 【掲載内容】■全キャラクターの詳細情報+キャラクターよもやま話■全魔物を網羅したモンスター図鑑■文化・風土がわかるコラム&著者描き下ろし漫画収録■用語集 など
宝石やアクセサリーが好きな女子高生ルリが、山へ川へ洞窟へ、鉱物採集の世界に飛び込んでいく。第1巻では、水晶、ガーネット、黄鉄鉱、砂金、蛍石など多数の鉱物が登場します。パニング皿、ハンマー、地形図など、専門的なツールを用いた採集シーンも魅力満載。鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!
代々優秀な忍者を輩出する、雀家。その次期頭首・雀チヨ代が恋をしたのは、フツーの高校生のワタルくん。告白しようとチャレンジするけど、人から隠れることを叩き込まれた体は勝手に忍んで、失敗ばかり……。スゴ腕忍者であるが故、この初恋は難しすぎる!!実力派作家、設楽清人がおくる、恋する忍のストーキング・ラブコメ!
小さなアパートで、人目を避けるように二人暮らしをする澪(みお)と昴(すばる)。歳の離れた姉弟のようにみえる二人だが、昴にはある秘密があった――。前作『紅い実はじけた』で、“ときめきの瞬間”を描いた高橋那津子。新たに描くのは、“変わらぬ愛”の物語。
遥か昔の倭の国の、神代と人世のその間。神々が人間と共存していた時代。村を司る神・切風孫命神への生贄に選ばれた少女・妙(みよ)は、避けられぬ死に怯えていた。しかし、神と相対し対話する異能を持つ道士・小角(おづの)との出会いが、彼女を窮地から救い出す……!みなしごの少女と、壮麗の道士、そして鬼の少年。時代や次元さえも超越した、神々を巡る旅が始まる!俊英・鶴淵けんじが、古代神話にファンタジーやSFの視点を加えて描き出す、全く新しい“古代日本”像。特別小冊子「青騎士」に掲載され大きな注目を集め、ハルタ本誌での連載を獲得した話題作が、1・2巻同時刊行!
少女マンガの主人公のような美少女・姫路ルル。たくさんの友達に囲まれて、キラキラした高校生活を送っていたルルは、父親の仕事の都合で転校することに。新生活の期待に胸をふくらませるルル。しかし転校した先はなにかがおかしい。クラスメイトの顔の濃さも線の太さも全然違う――そこは劇画(ギラギラ)の世界だった!同じクラスに幼馴染の極楽寺禅の名前を見つけ再会を喜ぶルルだったが、彼もまた変わり果てた姿になっていた!漫画誌・ハルタで連載開始直後から大反響を呼んだ、ジャンルを越える恋物語、待望のコミックス第一弾!
この夏、漫画誌ハルタから、増刊『テラン』が誕生します。ハルタは年2回(1月・7月)におやすみがありますが、その月にも漫画を届けたい! という思いから企画しました。全20作品、すべて新作、すべて読切。ハルタ執筆陣に加え、ハルタ未登場の作家も10名以上が参加! インドネシア語で「光」という名を冠する『テラン』、1号目は画(え)のチカラを強力に推す1冊になります。カバーイラストは気鋭のイラストレーター・あき氏が飾り、その画力を余すところなく発揮。そして巻頭・巻中カラーなど色で楽しませる仕掛けも盛りだくさん。きらめく読切作品を集めた宝箱のような増刊『テラン』、どうぞよろしくね!●作家紹介●【初お目見え! テランにて商業誌デビュー】飴石/岩宗治生/家路ゆこさ/野澤佑季恵/楽弌思慕/綿野マイコ【ハルタ未登場! すでに他誌で活躍中】イヌヅカヒロ/波花/浪川修作/三卜和貴/三ッ葉稔/もりょ【新しい一面に注目! ハルタ執筆陣】樫木祐人/かわもとまい/三星たま/天野実樹/松本水星/佐久間葉/洲澤麟太郎/大島琳太郎【カバーイラスト】あき
寡黙でクールなスポーツ女子ゆいと、明るく流行りもの好きなイマドキ女子古川。女子大生ふたりの日課は都内各所でのランニングと銭湯・温泉めぐり。汗をかき、息があがるようなランニング中の緊張感と、汗を流し、息が漏れるような入浴中の脱力感が、少女の普段は見られない顔を見せてくれます。汗と吐息が美少女を際立たせる、快汗(かいかん)湯めぐり疾走録、第1巻発売!
※ネタバレを含むクチコミです。