冨 明仁(とみ あきひと)とは日本の漫画家。東京都生まれ。
類い稀なる美貌を仮面に隠した、オーロリア王国の女王陛下ビビアン。その素顔の秘密が国民に明かされぬまま、首都ミテラは猛獣の被害に脅かされていた。世界に何が起こっているのか…!?期待の新鋭・冨明仁(とみ・あきひと)が描く、戦闘と幻想のバトル・ファンタジカ!たくさんの出会いと別れが女王ビビアンを強く、美しく導いていく!!第1話「トゥーリの森」から第6話「ダンス・ウィズ・エッジ」に描き下ろしを加えて収録。
地表のおよそ70パーセントを覆う海。そこには人間がまだ知らない世界が存在しているーー。海面から数千メートル潜った、海の底にある国。人魚のジョーはそこで穏やかに暮らしていた。しかしある日、親友のリュウが掟破りの罪で投獄されてしまう。彼女が破ったのは「人間に存在を知られてはいけない」という掟。なぜ? そして相手の人間とは? 親友を救うべく、ジョーの恋そして冒険が幕を開ける!『ストラヴァガンツァ -異彩の姫-』の作者・冨明仁が贈る“21世紀版『人魚姫』”。美しい海と、そこに棲む生物たちを華麗な筆致で描き出す!
[高身長]で[黒髪ロング]、しかも[文学少女]で[深窓の令嬢]……。破壊力抜群のメガネ美女と電車で乗り合わせた、しかもそこは狭い[ボックス式クロスシート]!狭い車中での出来事をていねいな描写で描いた掌篇『BOXSEAT』ほか。『玲瓏館健在なりや』の冨明仁が近年発表してきた短篇作品を一冊に収録。美しい女性の肢体や細密に描かれた背景画が織りなす、10作品の読切が楽しめます。
名門・杜若(かきつばた)家の西洋館「玲瓏館(れいろうかん)」は、現在では学生寮として一般に開放されている。広大な敷地、美しい庭、快適なサロン。ここは贅を尽くして建てられた”宮殿”であった。経済的な事情から閉館やむなく、残された学生たちは最期の1年間を、争い、笑い合いながら過ごしていく。男女12人のストーリー。
ひとつ屋根の下で育まれる“きょうだい”愛。妹弟が可愛くてお世話しちゃう、兄姉に甘えて反発しちゃう。血の繋がった近い関係性だからこそ生まれる物語とは―――。漫画誌『ハルタ』の書店購入特典として配布され、話題となった漫画小冊子“きょうだい”フェローズ。【姉】【弟】【兄】【妹】に分けて配布されたものを、1冊に再編成しました。計16名の作家が描く、理想の“きょうだい”をお楽しみください。<執筆陣一覧>カラーイラスト:松本水星、大上明久利、高橋那津子、長谷部勇太漫画:松本水星、根志敦子、西田心、富沢未知果、朔本美津妃、天野実樹、福島聡、葛西尚、越谷美咲、西公平、東雲明日香、宇島葉、渋谷圭一郎、朝和、冨明仁、福浪優子
憂いを秘めた美しき”艶やかな女性”と、純真無垢で真面目な主人公――。冨明仁(とみ・あきひと)が描き上げる女と男の物語を、一冊の本にまとめあげた第2作品集ができました。森の奥深く美しき王国を治めているのは、美しい肢体(スタイル)、流れるような金髪。しかし、その表情は鉄仮面で隠されていた…!?[鉄仮面女王ビビアン]。すべてのページのどこかしらにキスシーンが隠されている、実験的な前中後編[ワンツーマンゴー]など、全7篇の読切作品を収録。
※ネタバレを含むクチコミです。
本当は10巻くらいは続かなければいけない作品なんですよね… この話は未熟ながらもぶつかり合って泣き笑い成長し、玲瓏館が取り壊されるまでの濃密な一年を過ごした大学生たちの青春群像劇(だったはず)なんですよ! 2巻で終わっていいわけがない。 自分は連載時にFellowsを購読しており、この作品も毎号楽しみに読んでいたので終わったときはショックだったのを覚えてます。 久しぶりに読み返してみても正直「なぜこれで終わったんだ…」という気持ちしかありませんが、やっぱり著者の画力と表現力は日本の漫画家の中でもかなり上位にいると思いますし、人物・背景何から何まで丁寧で美しく惚れ惚れする。(でも当時のFellowsはそういう作家さん他にも結構いた気がする) おかげで、もしこれが10巻まで続いていたらの妄想がはかどりますよ。二次創作しちゃおうかなくらいの勢い。 同じような感想を持つ人と、妄想会開催したい。オリジナル相関図作ったりしたい。
セクシーでかわいい女の子ばかりで読んでて楽しいです!
ハルタの次号予告でハルタ48号よりストラヴァガンツァの番外編を短期集中連載することが発表されて歓喜した。 シリアスになっていった2巻以降ではなく、1巻の城下町で楽しくしていたあの感じかなと予想している。ビビアンが嫁に行くところ見届けたいのだがそういう話はあるのかな。なんにせよ楽しみだ
人間以外にエルフやドワーフ、巨人やリザードマンなどの亜人族がいる世界の人間族の女王ビビアンの物語。鉄の兜で素顔を隠しているから、クラリアと名を偽ってお忍びで城下とかを散策することが好きなお転婆女王。1巻とかはビビアンが市井の人と交流しているドタバタが楽しい。 それが2巻くらいになると、凶暴化した巨大な猿に街が襲われてシリアスな展開が続くようになる。また、猿以外にも野生の生物や亜人種が凶暴化し人などを襲うようになっていって、真相解明と黒幕の討伐の話になっていく。 冨明仁らしいムチムチした女の子がかわいいし、亜人種の戦いが本格してくると、その激しさも目を見張るものがある。また、随所でビビアンの甘いくらいの優しさがにじみ出ているし、それが家臣達からの信頼にも繋がっている姿は見ていてとても好感が持てる。 黒幕の討伐で話が終わるから間延びした感じもなく、最終的には大団円で終わるところもこの漫画のいいところ。
※ネタバレを含むクチコミです。