宝石やアクセサリーが好きな女子高生ルリが、山へ川へ洞窟へ、鉱物採集の世界に飛び込んでいく。第1巻では、水晶、ガーネット、黄鉄鉱、砂金、蛍石など多数の鉱物が登場します。パニング皿、ハンマー、地形図など、専門的なツールを用いた採集シーンも魅力満載。鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!
ひとつ屋根の下で育まれる“きょうだい”愛。妹弟が可愛くてお世話しちゃう、兄姉に甘えて反発しちゃう。血の繋がった近い関係性だからこそ生まれる物語とは―――。漫画誌『ハルタ』の書店購入特典として配布され、話題となった漫画小冊子“きょうだい”フェローズ。【姉】【弟】【兄】【妹】に分けて配布されたものを、1冊に再編成しました。計16名の作家が描く、理想の“きょうだい”をお楽しみください。<執筆陣一覧>カラーイラスト:松本水星、大上明久利、高橋那津子、長谷部勇太漫画:松本水星、根志敦子、西田心、富沢未知果、朔本美津妃、天野実樹、福島聡、葛西尚、越谷美咲、西公平、東雲明日香、宇島葉、渋谷圭一郎、朝和、冨明仁、福浪優子
部員減少のため「物理部」「化学部」「生物部」「地学部」は統合され、「大科学部」に。 興味や専門がバラバラな部員たちの、疑問と探究に満ちた毎日が始まる!Q. 「黒板消し落とし」を成功させる方法は?Q. 爆薬にもなる「硝酸塩」。身近なものから作れるって本当?Q. いちばん長く飛ぶ紙飛行機って、どんな形?理科の教員免許を持つ著者の確かな知識に裏打ちされた、雑学たっぷりなサイエンスコメディー!漫画誌「ハルタ」で連載中の『瑠璃の宝石』で鉱物採集の世界を描き、多くの読者を魅了している新鋭・渋谷圭一郎。入手困難となっていたデビュー作が、装いも新たに待望の復刊です。大量加筆のうえ、描き下ろし漫画も収録! 2ヶ月連続刊行でお届けします!
宝石詳しくなくても読める! カラーじゃない白黒漫画なのに色とりどりの石を採掘してる感じがしてよいです…
宝石が好きな瑠璃ちゃん。 水晶が高くて買えないのでお小遣いの前借りをねだっていたら、「水晶なら、おじいちゃんが昔、山菜採りのついでに取ってきていた」と、おかあさんから衝撃の発言を聞くことに。 えいやと出かけた先で、鉱物を研究するナギさんと出会い、瑠璃ちゃんの鉱物採集が始まります。 瑠璃ちゃんの行動力、半端ないです。体力もないと言いつつ、半端ないです。 そこからは、ナギさんが瑠璃ちゃんに説明するていで、鉱物の話を取れる場所や取り方とともに、わかりやすく説明されていきます。 天気が石に関係している話など、すごくわかりやすく専門的な話が多いなと思ったら、作者さんは鉱物学を修められているとあって、腑に落ちました。 宝石きれ〜という話だけじゃなく、石そのものというか、自然の雄大さにというか、万物の流れというか、鉱物を鉱物たらしめる環境や存在を説明されていて、さらにその説明に自然への敬意が感じられます。 その人の好きなものの話を、わかりやすく話してもらえると、おもしろくて聞き入ってしまいますよね。そんな感じの漫画です。 あと、そんな格好で山に登って大丈夫なの?!と心配した瑠璃ちゃんが、だんだん服装がしっかりしていく様子も、ハマってるねえと興味深いです。
アクセサリー好きの女子校生・谷川瑠璃は、お店で見つけた水晶のネックレスを買うために母親に小遣いをせびるのですが、あっけなく断られてしまいます。 しかし、その時 母親が「昔、おじいちゃんが山菜採りに行った時によく水晶を拾って来ていた」という話をします。 その話を聞き、興味本位でその水晶が取れるという山に向かったるりでしたが、そこで鉱物学専攻の大学院生・荒砥凪と出会います。 この作品は凪との出会いにより鉱物採集の世界に足を踏み入れていく瑠璃の物語です 凪の方は大学院で鉱物学を専攻していることもあり、地質学の知識や鉱物の学術的な価値にも造詣が深い女性です。 一方の瑠璃は元々アクセサリーとしての宝石が好きだということもあり、鉱物の純粋な宝石としての価値のほうに興味があり、凪の説明そっちのけで鉱物採集に夢中になりがちです。 この2人が共に鉱物採集に行くようになる物語なのですが、凪が詳しく説明してくれるので鉱物の知識も得ることができ、その一方で瑠璃が鉱物採集に自ら積極的に動いていくので物語としてもテンポよく進んでいきます。 また、凪が所属する大学院の研究室の様子も描かれていて、もちろんデフォルメもあるでしょうが 鉱物学という理系的な学問の専門的な部分にも触れられる作品になっています 単行本の巻末には実際に鉱物採集ができるスポットの紹介もされているので、実際に鉱物採集をしてみたいという方の入り口としてもよい作品だと思います。 1巻まで読了
宝石詳しくなくても読める! カラーじゃない白黒漫画なのに色とりどりの石を採掘してる感じがしてよいです…