うおー!読切公開だー!!
ハルタWEBサイトにて、鶴淵けんじ特集開催!
— ハルタ (@hartamanga) February 20, 2020
『峠鬼』を連載中で鶴淵さんの激レア読切を、毎週更新していきます。作品ごとに築かれる、魅力的な世界観をお楽しみください。
3月末日までの限定公開ですので、どうぞよろしくお願いします!https://t.co/cIXLwtNIjF pic.twitter.com/2wBj8CNv1j
まだ神さまが人とともに暮らしていた倭の国で、道士・役小角とその弟子ふたり組がさまざまな神さまと人智を超えた交流をしていく…というのが大筋のコンセプト。
草木の香りが匂い立つような、現世とはおよそ異なる濃密な大気を湛えた世界が高密度の筆致で閉じ込められています。
無駄のない、整理された描線でこのエキゾチックな空気感が生み出されていくギャップがたまらなくて…。表紙の題字なんかからも分かると思うんですが、超・オシャレなんですよ!スタイリッシュ!
物語の構成も王道の和モノファンタジーの妙味をおさえながら、随所で変化球が飛んでくるのが飽きさせません。
僕が一番気に入ったのが「神さま」の捉え方が、ほとんどSFをそのままぶっ込んだかのような自由さにあふれていることです。デザインも素敵。
起きる超常現象の演出も毎話ケレン味が効いているので、こういうジャンルに親しんでる方でも新鮮に楽しめるんじゃないかと思います。
とりわけ2巻分通してキマる物語のギミックは超テクニカル、和風SFココにあり!
続刊が待ち遠しい作品です。