新着トピック
恋の曜日の世崎さん

恋の曜日の世崎さん

試し読み
ストアに行く

クラスの中心・万能少女の世崎七色と隣の席になった少しひねくれた感じの少年星巻透。星巻くんは何事にもひたむきで前向きな世崎さんのことを自分とは住む世界が違う人間だと切り分けようとしますが、どうやったって惹かれてしまう。
世崎さんのキャラクターが曜日ごとに変わる理由のネタバラシも面白くて、なるほどと思いました。連載になった時に楽しいだろうな。
少年少女の淡い思いとエネルギーが世界に溢れている感じがして、とっても爽やかでかわいい読切でした!

読みたい
エロイーズ 本当のワタシを探して
物語の始まりのシーンが好き
エロイーズ 本当のワタシを探して
ANAGUMA
ANAGUMA
本作、ベンチに座っていたエロイーズがふと記憶喪失になっていたことに気付くシーンから始まるのですが、その自然さがなんだか巧みで、ピンク色のカラートーンとともに強く印象に残っています。 メインとなるストーリーラインはサブタイトルにもある「本当のワタシ」探し。 少ない手がかりを元に記憶を失う前の自分がどんな人間だったのかを調べていく…と書くと壮大なミステリーやサスペンスのようでもありますが、そうそう大変なことが起こるわけでもないのが人生というものかもしれません。 どこにでも居る女性だった(と思われる)エロイーズ・パンソンの身の回りも、世の人のご多分に漏れずありふれた出来事ばかりだったようで、一生懸命過去の自分の身辺調査を行うほどに些細でちっぽけなことばかりが判明していきます。そのようすは親近感やおかしみと同時に、どこか空虚さというか、切なさも感じさせたり…。 「記憶を失う前の自分ってどんな人間だった?」というのを入り口に「そもそも根本的に自分ってどんな人間なんだろう?」という二重の意味で「本当のワタシ」を探すことになるのが妙味です。 そんな深いテーマもありつつ、バンドデシネとしてはかなり読みやすい部類に入ると思います。エロイーズのちょっとした仕草がどれもかわいかったり、普段縁遠いフランスでの「フツーの」暮らしが垣間見えるだけでも面白いので、読む機会があれば気軽に手に取ってみてほしい一作です。

恋の曜日の世崎さん

こいのようびのせざきさん
こいのようびのせざきさん
恋の曜日の世崎さん
1巻を試し読み
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
日替わり万能少女に惹かれていく!にコメントする