ふたご
個人的には完全にギャグ漫画だと思って読んでいます。佐野先生のギャグのセンスは最高です。
2人で1人となって、老夫婦の養子になった秘鳥こと、ミギとダリ。
二人いると思われない、絶妙な連携プレー。
不可解な行動の理由はある目的を遂げるため。
老夫婦が放つ、明るくて幸せなオーラをかき消す二人のダークな雰囲気。
そして、息のあった双子の行動に、思わず息をのむ。
高度な技術は魔法のようというけれど、彼らのアクロバティックさは魔法どころかギャグ。
そう、サスペンスだけじゃなく、ギャグもちゃんと存在している。
佐野菜見先生の漫画を『ミギとダリ』から読み始めていたら、発想が天才的すぎて、ついていけるか心配になったかもしれない。
羽織なし二人羽織をこんなにたくさん見るとは思わなかった。
13歳がテントの窓?から二人してニュッと出入りする様子なんて、シュール過ぎる。
『坂本ですが?』で慣れていてよかった。
10月から始まるアニメが楽しみ。
舞台は、1990年神戸市北区。アメリカの郊外をモデルに造られたニュータウン、オリゴン村。裕福な住民が暮らすこの町に、“ひとりの”少年が養子としてやってくる。少年の名は秘鳥(ひとり)。美しく聡明な少年・秘鳥に、園山夫婦は魅了されるが、秘鳥には、大きな秘密と恐るべき目的があった――。スタイリッシュな高校生を描いた『坂本ですが?』から約2年。佐野菜見が描くミステリアスな悪童の物語。
舞台は、1990年神戸市北区。アメリカの郊外をモデルに造られたニュータウン、オリゴン村。裕福な住民が暮らすこの町に、“ひとりの”少年が養子としてやってくる。少年の名は秘鳥(ひとり)。美しく聡明な少年・秘鳥に、園山夫婦は魅了されるが、秘鳥には、大きな秘密と恐るべき目的があった――。スタイリッシュな高校生を描いた『坂本ですが?』から約2年。佐野菜見が描くミステリアスな悪童の物語。