“ひとりの”少年の大きな秘密と恐るべき目的……コミカルでシリアスな『ミギとダリ』
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『ミギとダリ』(佐野菜見/KADOKAWA) 「慎重に事を進めよう。ひとりの人間として」双子の“二人一役”のはじまり 「子に恵まれなかった私達がひとりの少年の親になるなんてね」。1990年の神戸市北区、アメリカの郊外をモデルに造られたニュー
舞台は、1990年神戸市北区。アメリカの郊外をモデルに造られたニュータウン、オリゴン村。裕福な住民が暮らすこの町に、“ひとりの”少年が養子としてやってくる。少年の名は秘鳥(ひとり)。美しく聡明な少年・秘鳥に、園山夫婦は魅了されるが、秘鳥には、大きな秘密と恐るべき目的があった――。スタイリッシュな高校生を描いた『坂本ですが?』から約2年。佐野菜見が描くミステリアスな悪童の物語。