第1話~第4話収録古代の伝承が残る陸の孤島「赤目村」。都会の喧騒を嫌って赴任してきた青年医師「三沢勇人」は、赴任早々村民同士の対立に巻き込まれる。そんな中起こる事故、明らかになる村に隠された「秘密」、そして三沢自身にも秘められた「秘密」が…。「鈴木先生」武富健治が放つ恐るべき伝奇ホラー・サスペンス、ここに開演…!
湾岸地区に出来た新しい街、潮浦。ある患者の救急搬送を皮切りに、不可解な急性呼吸困難症で死亡する市民が激増した。総合病院で働く女医の鈴鳴涼子は、感染症を疑い検体を疫病研究所に送ると病院に掛け合うが上層部から釘を刺されてしまう。そこに国立疫病研究所の博士・羽貫琉伊が疫学調査をもちかけてきて――。隔離された海上地区で巻き起こるパンデミックの真相に迫る!
近未来を舞台に、超高性能バイオチップ「我素」(がそ)をめぐって巻き起こる人類の攻防を描くSFアクション。「学習」「記憶」を繰り返し「自己増殖」、そして「自我」を持ち「変態」までをも始めた新型バイオチップ「我素」。しかし増殖過程で人間に有害な物質を放射することが分かり、政府から永久凍結を命じられる。ところがプロジェクトメンバーの日暮月光博士が「我素」を持ち出し行方をくらましてしまった。その後、世界各地ではデータバンクがハッキングされ、「VERSION」というメッセージが残される事件が相次ぐ。日暮博士を尊敬する元研究員の大沢木四郎は私立探偵・八方塞(はっぽうみつる)に博士の捜索を依頼するのだが……!?
カランコロン…下駄の音を響かせて僕らのヒーロー鬼太郎が帰って来た!鬼太郎出生の秘密に迫る「鬼太郎の誕生」、そして、「ゲゲゲの鬼太郎」の前史とも言える「鬼太郎夜話」を完全復元版で収録。東京郊外で暮らす鬼太郎と目玉親父、家賃が払えずについに追い出されて…二人の行くところ、怪奇な事件が待っている!
イヌジニン(犬神人)。それは古来より「怪(け)」を鎮めることを任務とする者たち。気の澱みが生む「怪」の怒り、憎しみを、彼らは超常の力と、哀しみに寄り添う熱き魂で、迎え撃ち、あるいは受け止め、鎮めてゆく。恐怖とユーモアに満ち、クールにして血潮に熱を帯びる、鬼才が放つ衝撃のオカルトアクション!!
私立探偵ブラックサッドは警察のスミルノフに呼ばれ殺人現場に向かう。被害者はかつての恋人ナタリアだった。スミルノフの忠告をよそに、ブラックサッドは独自に事件を調べることにする。しかし殺害現場に残された手がかりはなく、ブラックサッドは以前ナタリアの用心棒にと紹介したボクサーのジェイクの所に向かう。調べていくうちにブラックサッド自身にも危険が… ブラックサッドはかつての恋人の無念を晴らすことができるのか? 50年代のニューヨークを舞台に、登場キャラクターが全員動物という斬新な設定のハード・ボイルドBDの記念すべきシリーズ第1巻。
父の死をきっかけに収入が無くなってしまった大学生・渥美中郎。働く気もない彼は、雑誌の懸賞や美術展の1等、競馬、カラオケ大会、仮装大会などの賞金を狙って金を得る賞金稼ぎ「ザ・プライザー」として生きていくことを決意する。日本で暮らす英国人女性・ビッキー(光子)と同棲し、彼女をも「賞金」で養おうとする渥美は、金欠の危機をくぐり抜けながら、緻密な作戦、傾向と対策を練って賞金を獲得していく!!
兄が死んだ。私は兄の恋人だったひとと、兄の墓参りに来ている──……。これは、兄の恋人と私と「兄だったモノ」のおぞましい恋の話(著者名:マツダミノル/初出:GANMA!1~9.5話掲載分)
クラスメートの川上富江がバラバラ死体になって発見された。教室で担任の高木が事件の話を説明していると、死んだはずの富江が入ってきた。「と…富江!」動揺を隠せない高木や生徒たち。実は皆が動揺するのは、驚きのある理由が隠されていた……。ホラー漫画界の鬼才・伊藤潤二が誕生した記念すべきデビュー作であり、代表作の第1話!
ハリウッド実写映画化を機に豪華作家陣が集結! 影響を受けた『攻殻機動隊』のキャラクターと世界観を愛と敬意を持って描きおろす公式トリビュート!! 参加漫画家は、衣谷遊、Boichi、井上智徳、山本マサユキ、今井ユウ、多田乃伸明、小池ノクト、大山タクミ、トニーたけざき、平本アキラ(ポスター)。
ぬいぐるみのボイルとともにN街に住むリリーは、怪奇現象についてまとめたWEBサイト「リリースレッド」の更新が趣味だ。日々更新されるも、なかなかアクセスできない「リリースレッド」。しかし、アクセスしたN街の住人たちを中心に、街では奇妙な出来事が広がっていく……。予測不能、想定外の結末にSNSでハマる人続出!短い話の中で散りばめられる伏線、いくつも考えられる物語の意味に推測が止まらない!何度も読み返したくなる、珠玉のショートホラー。
人類で初めて火星に降り立った宇宙飛行士たちから交信が途絶えた。命をかけて救出に向かうべく、選抜試験に集まった4千人。未知へと挑むその中に、伝説のトラック乗りの息子・三河度胸がいた! 「度胸」をテーマに「宇宙」を描く名作、新装版で再発見!!
電子書籍限定版!! 主人公・見(ケン)は依頼を受ければどんな人間の生活でものぞく「のぞきのプロ」。新人のスマイル、イルカ並みの聴力を持つ聴(チョウ)と共に舞い込む難事件を解決してく。ある日、見(ケン)の元に高見沢と名乗る男から「高校生の娘・レイカを覗いて欲しい」という依頼が来た。レイカにはある秘密があった… 奇才・山本英夫の大ヒット作!!人間の深淵をのぞけ!!
住人の立ち退きを依頼され、あるアパートの部屋を訪れた弁護士・緑川。不気味な顔をした“天使”の幻覚に悩まされるようになる。アパートの窓から、パソコンの画面から、理不尽に出現する“天使”たち。彼らは一体なんなのか…!?
幼い頃から続く実の母親との根深い確執が原因で、霊能者・日向に相談した杉原那月は、そこで母親の生き霊が自分に取り憑いていることを知る。それ以外にも、《呪い》と《金銭搾取》で杉原を肉体的・精神的に追い詰める母親に対し、日向は結界を張ることに成功。しかし、今度は弟の人格が突如として豹変し、杉原をさらに追い詰める……。板挟みにあう著者に今度は突然、母親病死の一報……。そして弟以外の人格にも変化が! 人は身内に対してここまで強欲になることができるのか!? まさに悪魔のごとき《奪衣婆=死者からみぐるみを剥がして持ち去る婆》との闘いを赤裸々に描く実話ホラー作品。
金沢伸明は高校2年生。ある日、「王様」を名乗る人物から不可解な命令が記されたメールが届く。最初はごく簡単な命令だった。しかし命令は次第にエスカレートしていく。命令への非服従は「死」という名の「罰」に直結する、命がけの「王様ゲーム」が今、始まった!!!!!!!見えない「王様」に立ち向かう伸明を待ち受けるものとは!?モバゲータウンで4ヶ月連続で総合ランキング1位を獲得した大人気ホラー小説を完全コミック化!!
「ちょっとそこの角を曲がった“タイ”まで…」 そのぐらい気張らず、いつもの日常に溶け込むような“旅”がいい。タイでの楽しい日常と“マイペンライ(気にしない)”な人々との出会いを描いた漫画が、Twitter・Instagramで話題となっている漫画家・小林眞理子の初コミックエッセイ。有名な観光地に行くのもいいけど、ローカル食堂のタイ語でしか書かれていないメニューで、イチかバチかの注文! 最高の手仕事な屋台のジュース、公園をのっしのっし歩くオオトカゲ…。日本とは違う価値観だけど、なんとなくわかる心地いい感じ。「行きたい」より、また「会いたく」なる魅惑のタイでの日常が詰まった一冊です。WEBマガジンNewsCrunchで連載した『タイの日常』や、単行本のための描き下ろし漫画も収録! Twitter:@mariko_asia27 Instagram:mariko_asia_27
大学生の七島一磨(ななしま・かずま)は、演劇部の練習を終え、一人暮らしのアパートへ帰ってくる。すると、隣の部屋から悲鳴が聞こえる。恐る恐る隣の部屋の扉を開けると、そこには血に濡れた“ぴえん”の男が立っていた。(著者名:大石ロミー・氏原ケイ/初出:GANMA!1~8話掲載分)
1935年の台北城は、夜であっても、眩しく奇異な輝きを放つ、夢のように美しい場所だった。そんな台北城の一角に、百畫堂という名のカフェーがひっそりと建っていた。一階と二階には、甘いデザートに、氤?な香り、その中を忙しく往来する女給たち。三階は、関係者以外立ち入り禁止となっている、店主の書斎。ここには、豊富な蔵書、多様な収蔵品のほかに、一般の人には見えない幽霊と妖精が潜んていて……。『北城百畫帖』は史実にファンタジー要素を注ぎ、奇妙で懐かしい台湾を再現した作品。さぁ、あなたも当時の台湾に思いを馳せ、台湾の「昭和浪漫」に浸ってください。
2001年2月のweb連載開始より1年余り。構想20年、著者初の描き下ろし劇画がついに単行本化!第9話までを収録した本作品、“ぼのぼの”ファンも必見です!
相次ぐ謎の自殺者── そこには恐るべきネットゲーム「ディストピア」の存在が!! 精巧に作られた現実そっくりの箱庭世界で人々は残虐なゲームへとのめり込む。やがて仮想と現実の境目を見失うプレイヤーたち。平凡な日常から一変、専業主婦の篠原仁美は警察庁から送られた喜多嶋俊介に促され、ゲームを牛耳る男・GMへ挑むことに!!
電子書籍限定版!! 「普段街中をニコニコして歩いている人間が、裏でどんな顔しているか、正体を見たいと思ったことがあるだろう」のぞき屋・真仁亜拓郎と大学生・東恩納恒の出会いが、人間の真実を暴き出す! 拓郎と行動を共にすることにした恒だが、早速の問題が発生! 山本英夫の大ヒット作「新・のぞき屋」の原点。
「ハーーーッ!!」怪奇組、待望の書籍化! 人間を脅かす幽霊や妖怪の元締め「怪奇組」組長メチャ子と、無類の怖がり男子が繰り広げる怪異コメディがついに単行本に! 「オモコロ」連載エピソードを著者監修のもと再構成。「ゲッサン」に出張掲載された幻の“番外編”と、この本でしか読めない描き下ろし新作も特別収録します。“恐怖”に対し相反する感情をもつ2人を待ち受けるのは「十三階段」「呪いの人形」「口裂け女」そして「ドッペルゲンガー」!!
再開発に失敗した離島に赴任した若い医師が村の因習に巻き込まれるサスペンスです。「武富健治実話作品集 狐筋の一族」を読んでから、武富健治先生は容赦なく恐ろしい絵を描かれる人という信頼があります。村の因習モノってだけでも確実に面白いのに、タイトルに「残虐」が付くなんて最高にヤバいです。全2巻とは思えない内容の濃さなので、期待値を上げて読んでもガッカリしないことを保証します。ぜひネタバレをしないで読んで欲しいので詳細は避けますが、どんな残虐なシーンよりもクライマックスのキスシーンが頭から離れません。読んだ人にはこの気持ちを分かってもらえるはず…。